湯河原の 鮨こゝろ | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

湯河原のお寿司屋さん_
 「鮨こゝろ」 へ行ってみました。

場所は、湯河原の駅前通りを箱根方向へ歩いて・・・

数分の所なんですが、

ここにこのお店があると知らないと 

行き過ぎてしまうかもー?


暖簾を潜って「こんにちはー」


カウンター席に通されます。


(↑厚みのある立派な白木のカウンター。下に引き出しがついており、中には ナプキン マスク入れ 箸 楊枝 スプーン 猪口がー)

まず出された 冷たい煎茶。(確か「こころえ」と聞いたような。 甘味が強いお茶で もしかしたら水出しだったかも?)


飲み物をお願いしましょう。

(↑亭主は川西屋酒造店の「隆」、私は「梅酒のソーダ割」です)

突き出しは 蛸の柔らか煮。


↓続いて牡蠣のマリネ。


お造り、熟成させた平目 と さより。



今度は何が頂けるのかしら?

ネタの準備を わくわくしながら眺めますー

↑んんんー? あの黒い塊は 鯨???(←全然違ってました^^;/答えは後で。)

と ここで亭主はお酒をお代わり。

(↑瀬戸酒造さんのセトイチ「ぴいひゃら」。)

北海道の ますのすけ(キングサーモン)がお皿に。

(キングサーモンが日本で獲れていた事を初めて知りましたー。和名も知らなかったー。)

「ちょっと 温かい物をどうぞ」と出された茶碗蒸し。


(↑中には ドンコ椎茸 あさり 白魚~・・・)

長四角のガラスのお皿と ガリが置かれました。次はお寿司ですね?(ガリの右は 指フキ)

↓最初に置かれたものは・・・ カスゴ_真鯛の幼魚ですって。「そのままどうぞ」と言われました。

(こちらでは テーブルに醤油さしの類は置かれていません。ネタに合わせて大将が 醤油をぬったり 塩を振ったりしてくれているのです。)
↓スミイカ(コウイカ)。

↓あれは 何かしら?

何と シロエビ でしたー。

↓続いては カンパチ。

そうそう、あの「黒い塊」は 熟成鮪 でした。

(黒かった断面は だんだん赤身を帯びていきました。ミオグロビンが酸素に触れたからですね?)


↑旨味 ましまし の赤身、美味しかったですー。
↓トロは とろけるよう~。

(大将が 「少し温度の高いスメシを使うと 脂が溶けるんです。」 あっそれでさっき飯器を替えてらしたんだー!)
↓美しいコハダ。

これでお仕舞、かなと思ったら 大将が 小さなシャリ玉を用意し始めました。

パリっ と海苔が切られるー。

ひゃーっ♪

手渡しされた濃い味のウニ!(←女川の生うに を蒸してから使っているそうです。)

しかも まだコースは終わってませんでした・・・

つやつやの玉子が来、

香ばしく焼かれた揚げの入った味噌汁が来、

更にー


煮穴子が来たのですー。

は~ 大変美味しゅうございました。

御馳走様。

_時にこちら、 なんと亭主は 伊藤家の壺の大将からすすめられたんだそうです。『うちの次に素晴らしい』、って。^^;) と それを「こゝろ」の大将に伝えると_、 
「そうでしたか 実は(私) 伊藤さんとは親しいんです。一緒に食事をしたり~」とおっしゃる。 へー。 
亭主が「因みに お寿司屋さんって 外でどんな物を上がられるんです?」と尋ねたら 大将「肉 ですね。日頃魚ばかり扱ってますからねー」と即答。 意外な、でも理由を聞けば納得、の答え。 
ついでなので 小田原近辺でおすすめのお店 なんかも伺って~ (中略) 「へー!」 (後略)))


「こゝろ」さん、是非又伺いたいお店、です。/ おしまい。