早川漁港を超えー
国道135号線を渡ってJR早川駅～
（↑あ、円筒形のポストが普通の四角いポストになってるー・・・）
↓参考までに「ニコ動」のSUICA-CM集。三つ目が 早川駅の登場する2005年の「片思い篇」（円筒形のポストも映ります）。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm1895811
駅のロータリーに面した場所に 目指すお店はあります。
（↑余談ながら 右の 入口脇にお花の置かれている所は ながやさんが以前入っていた場所です。
↓一年と少し前に今の場所に移られてます。）
（実は私達 新店舗になってから 初めてお訪ねします / 不義理を（？）お詫びします。）
「こんにちはー」
長屋偉太さんが一人で調理をする店内は＿
テーブル席一つ、
そしてカウンター席（七席）。
今回は天ぷら～ という事で カウンターのみ使われ 受け入れ人数は6名 でした。
カウンターの向こうに 稚鮎の入ったガラス容器。
↑元気に泳ぐ稚鮎に 期待も膨らみます～。
ドリンクメニュー。
亭主は 瀬戸一の”はるばる”、私は梅酒のソーダ割、をお願いしました。
まず出されたのはー
三島の筍 青梗菜の菜の花 をハマグリの出汁で、というもの。
（↑春の ほわりとした「苦味」が良いー）
次は何かしら。サザエの殻が器に使われるようですが・・・
↓出てきたのは「サザエの天ぷら イセエビのソース ディルのせ」。
↑天ぷらにしたサザエはやわらかくて甘味があって旨い！んですねー。/ 洋風のソースや香草ともすごくマッチしてて 感動。
続いてはー さっきまで泳いでいた 小田原の養魚場の稚鮎。
↑姿も良いし お味も 稚鮎ならではの若い苦味が 「うまーい」。
ここで亭主はお酒を「松みどり」に。
天ぷらはー フキノトウと 稚鮎の フキノトウ味噌載せ。
↓それからー スティックセニョーリ（別名「茎ブロッコリー）。
ん？これは？
小田原の椎茸に 小田原で上がったタカアシガニの身を載せて揚げたもの、とか。
（↑なんと 小田原でも春はタカアシガニが深海から上がってくるのですってー。へー。）
さてこれは・・・
茨城産の蓮根。
へー 厚めにカットして揚げたものを 後で食べやすく切る、のかー。なりほどー。（ぶ厚い蓮根は ほっくり おいしかったですー）
車海老の頭、きたー。
身も きたー。
↑なんだかんだで やっぱり天ぷらの王様は車海老だなー。
やー ハマグリも美味しいなあ。
↑繊細で ・・・春の女王様、かな？
アオリイカも うまいー。
ここでちょっと変わり衣のー・・・
太刀魚の唐揚げ（外はカリっと 中はふわふわ）
サラダ仕立てのお魚が登場。
↑小田原のサゴシのすじめに ルッコラ 水菜 玉ねぎ 粒マスタードを和えたものを合わせてあるのですが さっぱりしていて 続けて揚物を頂いた舌を休ませるのに 丁度良かったです。
さて、又揚物が来ますよー。
小田原産しろめだい（白ムツ）
筍のシバ海老はさみ揚げ
さつまいも（厚めにカットした紅ハルカを 低温で じーっくり揚げたもの）
これはー 焼いた菜の花を 厚木のめぐみポークのバラで巻いてフライにし、 自家製ソースをかけたもの。
（唐揚げや フライが混ざる～ って 本当の天ぷら屋さんのコースではありませんよね。 「ながや」さんだから できる事。なんだー。）
最後に＿
ほたて あおりいか せり のかきあげ。
これを 温かい蕎麦と。
（↑器をあたため 茹でた蕎麦を分け入れる～・・・ 無駄の無い動きは まるで「お点前」のよう。）
↓運ばれてきた蕎麦に
かき揚げと葱を載せてー
頂く。/ おいしー＾＾）（かき揚げは 好みで「別」に食べても「載せて」も、だったのですが 私的には 断然 載せて、でした。）
あら、ガラスの器が・・・。
デザートもついてるみたいですよ？
何が出てくるのだろう？
ワクワクしながら長屋さんの仕事を見守る客達。
私達の目の前で、 バットから透明な葛のシートがー
俎板に移され、細切りされて、器に盛られー
おろしたレモンピールをふられ 黒蜜をかけられてー・・・
↑＿ 供されました。
できたて ほやほやの まだ透明な葛切り。
ノスタルジックなおいしさ、でした。
御馳走様でした。そして ありがとうございました。
それにしても＿
今回の「ライブキッチン？」のようなコース、楽しかったなー。/できたら季節ごとに企画して下さらないかしらー＾＾）
＜+＞
長屋偉太さんについて調べてたら こんなパリのMAPがヒットしちゃった どうしよう？↓
https://www.gqjapan.jp/life/food-restaurant/20140523/japanese-chef-3