佐原(サワラ)の八坂神社 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

白状すると 山車会館への入口を探していて境内地に入り、こちらが八坂神社だと気づいたのは 本殿前に出てからでしたー・・・(まず 摂社末社の並ぶ 境内裏手を歩いてしまいましてー・・・)

(↑Wikiによると こちらは「浜宿口」。/メインストリート側の「八日市場口」と 一年ごとに「正門」となる、んだとかー。/ 何ゆえ?// 尚、こちらが江戸時代からあった鳥居。八日市場口は明治初年の社殿改造の時に造られた、そうです。)

↓手前、豊川稲荷。(という事は 仏教系のダキニ天が祀られているという事かな?)

↓琴平神社。

うつむき加減で優しい顔の狛犬達。



↑権現さん。

その隣は鳥居に社号がなく どなたが祀られているのかわかりませんでしたが・・・ ネットで多くの人が「三峯神社」と載せているので そうかな、と思います^^;) 三峯ですと 八坂の主祭神-素戔嗚命の親神が祀られている事になりますね?

祠の横に「十三・・・」いや その上に「一」があるから「二十三夜塔」。

月待塔のようですね?

↓あそこが 本殿だなー。

↑神殿部の背面の板壁が 袴腰風に 下へ行くほど広がっているのが面白いー などと思いながら見てます。

本当は 右手に現れた 山車会館の入口から中へ入った~のですが



流れ的に 先に八坂神社を紹介しますね。



一度 メインストリートへ出てー。



改めて社殿へ向かいます。

(↑「八日市場口」)
灯籠前に陶器のMAP。

(↑台に見える「八日市場」は地区名かな?)
↓参道の先に社殿が見えます。

↓左手に由緒書き

↑「八坂神社由緒
祭神  素戔嗚尊
御神徳 厄除け家内安全・商売繁盛・子孫繁栄
創建  寛永十四年(1637)に奥宮より勧請される。
奥宮  諏訪上字天王宮に鎮座する。
(7月10日の祇園祭に先立ち 7月1日に奥宮で安全祈願を行う。~といいます。/ 諏訪上の諏訪山-荘厳寺(ショウゴンジ)境内に奥宮がある、ようです)
末社  水天宮 舟運安全・子育守護の神
    琴平神社 海上安全の神
    三峯神社 盗難除けの神
   (↑あれ?豊川稲荷が書かれてない。仏教系だから神社には数えないという事でしょうか?)
 - - -(中略)- - -
旧神輿(市指定文化財)
 江戸時代中期の成作により、市内に現存する神輿の中でも古いものと言える代表的美術品である。現在山車会館に展示されている。
祇園祭山車巡行
 当社氏子中を本宿惣町と言う。本宿惣町十二町内の内、十町内に十台の山車が有り、その山車まつりは、国の「重要無形民俗文化財」に指定されており、山車を飾る彫刻の見事さと、大天井に鎮座する大人形の勇壮な様は見る者の心を奪い、山車ともう一方の主役お囃子(下座連)は、日本の祭りばやしの中でひときは秀でたものである。
 山車の夜間巡行は山車の灯かりが川面に揺れて雅で美しい。
 当社の山車行事は、平成二十八年十二月一日にユネスコ無形文化遺産に登録される。」


↓手水舎。


(↑水盤の文字「潄(ウガイ)盥(タライ/テアライ)」)
水を止められた龍・・・。

(いたわしい・・・)


拝殿へ。


↓狛犬達。


↓屋根に三つ巴。

(京都の八坂神社の神紋は「木瓜」と「三つ巴」。そこから三つ巴をもらわれたのかな?)
↓鈴の奥に扁額。


ご挨拶して 社殿を一周。

拝殿奥の神殿部。

(↓上の方でも打ちましたが、神殿の裏は覆い屋に似た 末広がり(???)の板壁が足されていました。 北からの雨に濡れて 神殿本体が傷まないように、でしょうかね?)


本殿東には 末社「水天宮」がありました。


面白い事に(?)水天宮の裏にも 少し外に傾斜を持たせた板壁がついていました。


では 次の項には 八坂神社に隣接して建つ山車会館を見学した時の話をー・・・
と思いましたが、 佐原の町を(ほぼ)南北に走っている小野川沿いの絵を先に貼ろうと思います。(なぜなら 佐原のお祭りは 小野川の西の左岸(秋-諏訪神社)と東の右岸(夏-八坂神社)で開催されるもの。山車も 秋は 左岸の町のものが、夏は 右岸の町のものが曳かれるんです。 という訳で、小野川の畔は 夏も秋も賑わうそうでー その光景を思い浮かべるためにも 川辺 を知って頂きたいな、と。)/ つづく