観福寺(伊能家の菩提寺) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

あやめパークに続いて行ったのは、香取市は牧野の妙高山-蓮華院-観福寺(カンプクジ)(真言宗-豊山派)。

江戸時代には「末寺五十三ヶ寺をもつ中本山」だったと言い 「厄除三大師」の一つ、だそう_。(因みに他の二つは 「川崎大師 平間寺(ヘイゲンジ)」と「西新井大師 總持寺(ソウジジ)」との事。)

門に山号。


門の先、

左手の階段手前に

「新四国八十八ヶ■道」と刻まれた石と

「観福寺 新四国八十八ヶ所 寄進石佛名」の一覧表がありました。

疑似遍路のようですね?

↓正面の階段を上がりました。




右手に「受付案内所」。

その先に手水舎。


正面にお大師様。



その左手にお地蔵さん達。


(↑横の階段の上は墓地でした。)

境内図。


右手に本堂。

お堂は東向きに建っています。

屋根に載る紋は「九曜紋」。

唐破風の彫刻は菊 蟇股には鳳凰。

木鼻の彫刻も見事です。


扉の上の額は・・・御詠歌でしょうか?

お堂の右手に 別棟が続いています。

お玄関です。




↑「三密」ですかー。(コロナの~な訳はナシ・・・と調べてみたら 密教用語でした^^;)

向かいの丘の上に鐘楼。右手前に宝塔風の塔が見えます。


その先の石段を上がるとー・・・

毘沙門堂がありました。


その奥は墓所だったのですがー

尖った供養塔が並んでいてちょっと ちょっと「タイのお寺」のようでした。(写真撮りたかったなー)

さて、この墓地には 佐原の偉人-伊能忠敬のお墓もありました。(江戸で亡くなったので 葬られたのは浅草のお寺で、こちらに納められたのは 遺髪と爪 との事_)

伊能忠敬については 翌日記念館を訪ねておりますが、その話は又 改めて_。

↓墓地脇の 下から見上げていた鐘楼。



その先に立派な観音堂。(元禄年間の建立だそう。)

御本尊様はこちらでしょうか?/因みにこちらの本尊仏は「平将門の守護仏とされる聖観世音菩薩(秘仏)」だそうです。

↑おや、寺紋の両脇に菊。(どんな謂れが?)


↑虹梁の上に 強そうな龍。
↓扉の上には 奉納者の名前入りの額。


又行くと、

大師堂がありました。

(三大師の一つ、ですねー)




大師堂前には絵馬掛けがありました。



(↑高低差のある敷地に建つ 部分的に高床 になってる建屋、面白い。)

思いのほかに見どころ多いお寺でした。

(↑丘から本堂側に下りております。)
(↓手水舎横を通って 駐車場に戻ります。)



ありがとうございました。 (で この後 香取神宮へ行ったのでございます。/ 次の項には 話が あとさき になりますが この日 佐原に到着してまず食べた「お昼」の絵を貼ります。)