息栖(イキス)神社-一の鳥居あたり | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

では 一の鳥居の方へ行ってみます。

↓途中左手に こんな看板が。

↑うわー 面白そう!(令和6年度オープン予定、ですって)

鳥居が近づいてきました。

正面に水門。

↑時に この息栖神社の一の鳥居は なんと! 「鹿島神宮の 南の一の鳥居」でもあるのですってー!

ここは昔からの 船着き場 なのかな?

さて この一の鳥居の脇には 忍潮井(オシオイ)という物があるので 見てみたい_と思ったのですが、、、

「忍潮井(オシオイ)
忍潮井は男瓶(オガメ)・女瓶(メガメ)と呼ばれる二つの井戸であり神功皇后の三年(194)に造られたものと云われあたり一面海水におゝわれていた頃真水淡水の水流を発見しこれを噴出させ住民の生活の水としたもので海水をおしのけて清水が湧出しているところから、忍潮井の名が付けられたと伝えられている。水と人類とのかゝわりの中で最も古いかたちの井戸であり日本三霊泉の一つと云われております。
「形状」 男瓶は経二米弱、白御影石で銚子の形をしている。女瓶はやゝ小振りで土器の形をしている。(どんな形かなあ?)
「三霊泉」 常陸の忍潮井・伊勢の明星井(アケボノノイ)・伏見の直井(ナオイ)
「伝説」 その昔(平城天皇の御宇 大同二年(809)四月数キロ下流の日川地区より息栖神社が此の地に移された際とり残されてしまった男・女二つの瓶は神のあとを慕って三日三晩哭き続けたが、とうとう自力で川を遡ぼり一の鳥居の下にヒタリ据え付いたと云う此の地に定着して後もときどき日川を恋しがり二つの瓶は泣いたと云われている。日川地区には瓶の泣き声をそのまゝの「ボウボウ川」と瓶との別れを惜しんで名付けた「瓶立ち川」の地名が今も残されている。」
へー。

しかし

残念、柵とチェーンで規制されていて エリアに立ち入れずー

よく見えません!

こっちは「土器の形の女瓶」のハズなんだけどー。

くやしいー。

↓でこっちは「銚子の形の男瓶」のハズ。



↑あ、 魚がいるー。。。/ ともかく大人でもこれがせいいっぱい。//子供には絶対見えません。

神域として あるいは安全のため、柵の中に一般人を立ち入らせたくない、のもわかりますが、「井の中が見えるよう せめて柵の外に足台を設置して下さーい」でした。

近くにあった もう一枚の説明板。

「息栖神社と河岸(カシ)
 江戸時代に入るまでの利根川は一本の川ではなく、直接東京湾に注ぎこみ、現在の利根川中・下領域は常陸川(ヒタチガワ)と呼ばれていました。この二つの川が改修工事によって一本の河川となり、江戸への舟運路として成立したのが承応(ジョウオウ)三年(1645)のことです。当時の江戸は急激に人口が増え、一大消費地となっていました。商品や農・水産物の多くは利根川を舟運によって上下し、その集散地となったのが川岸に点在する「河岸」でした。
 利根川の舟運は物資の輸送に役立っただけでなく、旅行者にも大いに利用されました。この息栖河岸には東国三社参詣の人々や下利根川地方遊覧の人々が各地からおしよせ、大変なにぎわいうぃみせたのです。
 これらの人々を乗せて利根川を上下したのが「木下茶舟(キオロシチャブネ)」とよばれた乗合船・遊覧船でした。木下河岸(現千葉県印西市(インザイシ)から船出する船は、江戸中期には、年間約一万七千人(一日平均約46人)あまりが利用したということです。
 男瓶・女瓶の忍潮井も神社とともに有名になり、伊勢の明星井、山城の直井とあわせて日本三所の霊水と言われ、人々の評判となりました。旅人の中には松尾芭蕉を始めとして、多くの文人・墨客もこの息栖神社をおとずれ、その足跡を残しています。息栖河岸はまさに玄関口であり、物資や人々の往来とともに江戸の文化や情報をもたらしてくれていたのです。」

なるほどー。

えーとするとこの 目の前の船溜まりのような場所が「息栖河岸」かな?

(そしてさっきの看板で見た「拠点施設」が「令和6年度オープン予定」の場所?) 

水門の方へ行ってみます。

(↑あ、遊覧船 だって。/ もしかして今でも 船で三社巡りができるのかしら???)

近づく水門。

土手に上がるとー・・・

う・わーっ

(↑川上 / ↓川下)

近寄ってみた 水門。

息栖樋門、ですって。

(すみません 樋門と水門ってどう違うんですかね^^;)

振り返ってみた 息栖河岸越の一ノ鳥居 左右の男瓶・女瓶+一ノ鳥居の奥の二ノ鳥居、でございます。

(↑橋ができる以前、香取から来た三社巡りの人は ここ、へ着き 息栖 鹿島へ向かっていたんでしょうねー。)


ああ、良いお参りができました。

(↑河岸の さっき通らなかった側を歩いてます。)



<おまけ>

河岸の近くに停まってた軽トラの臭いをかいでる猫がいた。

カメラに気づくと「何だよ」って顔をした。
更に 「ついてくんな」って顔をした。


<おまけ2>
近くにあったマンホールの蓋。(ここは 神栖市)

↑宇宙人襲来?
調べたらこれは「鹿島港をゆくタンカー」と「港公園の展望台」、ですって。へー。/ご当地検定に出そうですね。


_続いては 鹿島神宮へ向かいました。