
(駐車場から入口を目指しているところ)

↓案内。/ 今は国宝三つが見られますよ、というお知らせが貼られています。

↓受付。(チケットはネットで事前購入しており「プリントアウト」した支払い済み伝票を提示)

では 館内へ。


↓館内MAP。/ 入口は「3F」。今いるところは「2F」です。

展示スペースに入ります。

(MOA美術館では、著作権の切れた展示物は撮影OK。ただしフラッシュ 三脚の使用はNG。)
まず秀吉の「黄金の茶室(想像)」(16世紀)を鑑賞。

1585年(関白就任の翌年)一月、秀吉は 「御所に組み立て式の黄金の茶室を持ち込み、正親町(オウギマチ)天皇にお茶を献じています。 又 北野大茶湯でもこの茶室が披露された といいます。


↑尚 この茶室は 実際に秀吉の黄金の茶室を見た 当時の公家の日記等から復元されたもの~ そして広間は「御所」という想定 なんだとか。
(展示室を出て_)
ちょっと目を休ませましょうか^^;)


(↑眼下に「ムーアスクエア」。その先に熱海の街と海。沖には ぼー っと大島の島影も。)
続いては_
↓「故事人物図屏風」長谷川等伯(17世紀)

人と美術品の間に 硝子が・・・無い 事に驚く。


目の前の 畳の上に 本物 がある_。
(あ、言うまでもない事ですが 展示品は 他にも色々ある、んですよ? 撮った中の 心に残ったものを 貼っております)
↓重文「樹下美人図」中国唐代(8世紀)

唐の時代の 紙に描かれた美人図が 色褪せず目の前にある事の不思議さ~。。。
↓重文「佐竹本三十六歌仙切(キレ) 平兼盛像」(13世紀)

↑益田鈍翁が「切った」事で有名な佐竹本 の一部。もしあの「事件(?)」がおこらず巻物のままであったなら 間違いなく国宝だったでしょうねー--・・・
国宝「紅白梅図屏風」尾形光琳(18世紀)



すごい。。。 (何もかもがつまってる。それでいて過剰じゃない。 赤と白 陰と陽 若さと老い 古くてモダン 写実と象徴 豪奢と侘び 上昇と下降 大胆で繊細で・・・ 本当にこれは国の宝。)
国宝「手鑑(テカガミ) 翰墨城(カンボクジョウ)」(奈良~室町 各時代の能書家の名筆のコレクション)

蛇腹になっているので (スペースの関係上)一度に全てを展示する(見る事)はできない~ そうな・・・。





(何って書いてあるのかは全然わからないのに「美しい」というのは わかるー。/ 特に(伝)紀貫之の仮名は 本当に優美ー。もしかしてこの かなを披露したくて『土佐日記』を「男もすなる日記というものを 女も~」って事にしてかなで書いたんじゃ という気がした程。// 尚「益田鈍翁 旧蔵」だそう。)
「薫風自南来」一休(15世紀)

(通っていたお茶の教室の床にこの一行詩が掛かっていたのを思い出した_)
↓国宝「色絵藤花紋茶壷」野々村仁清(17世紀)



どこからどう見ても美しいので 一周してしまう_。
「色絵五艘船文大平鉢」有田焼(18世紀)

お洒落~。
MOA美術館は 仏像もお持ちです。
重文 聖観音立像 (8世紀)

重文 十一面観音立像 (8世紀)

重文 阿弥陀如来立像 (13世紀)

重文 阿弥陀如来 及 両脇侍坐像(12世紀)


(↑因みにこの中尊は「奈良・安養寺旧蔵」とわかっているようです。/ 美に間近に触れられる幸せを感じながらも 今この仏達が 美術品として寺の外にいらっしゃる事 おいたわしい・・・)
さてここで ちょっと館外へ~。

つづく