来宮神社へ寄りましょう。

(↑↓第三駐車場から 神社へ向かっているところー)


(↑横を流れる川は 熱海市の真ん中を流れる糸川)
近くの喫茶店では「麦こがしソフト」なるものが売られているー。

(寒い日だったので「又こんど」 に。)
丹塗りの鳥居を潜って 境内へ。


あら、以前とは 雰囲気が違いますねー。

_参道脇に竹林が作られ 緑が ましまし になっている事が大きい、のかな。

「来宮神社の由来」

「御祭神 / 大己貴命(オオナモチのミコト)商売繁盛・縁結び・温泉の神。 五十猛命(イソタケルノミコト)樹木の神。 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)決断の神。
_詳しくは 神社HPの御祭神縁起の頁を。
大楠の由来 / 「大昔の大楠を御神体として、よろずの人が信仰していたもので、いわゆるひもろぎ神社であった。樹齢は二千年以上と謂われております。(後略)」
参道左手に 稲荷神社。


京都伏見稲荷大社より勧請されたものだそうです。

↓小さいながらも 華やかで 可愛らしい社。

↓横にあった手水舎は 樋から鉢の外へ水を垂らすタイプでした。

参道を少し行くと_

右手に「三峯社」がありました。

埼玉県の三峰神社(日本武尊 創建と伝わる、伊弉諾尊 伊弉册尊 の夫婦神を祀る神社)からの御分霊。大正時代に勧請との事。

↑脇を守るのは狛犬ではなく山犬(=狼)です。
↓元の三峯神社の御祭神は 伊弉諾尊 伊弉册尊の二柱ですが、 こちらでは日本武尊も一緒にお祭りされているようでした。

参道に戻ったところに「御神水(ゴコウズイ)取り」。


これは手水ではなく、 参拝後に初穂料1000円を納めて 汲ませて頂くお水。
その先_ 石段の上に社殿が見えてきました。

緑に囲まれた 清らな拝殿。

提灯にも、

幕にも、

屋根のあちこちにも、「五七の桐」。

こちらの神紋のようですね?
ご挨拶しましょう。

拝殿横には 授与所~



建屋内には 御神輿も展示されていました。

又 オシャレなカフェも併設されていました。


更に屋上には日当たりのよい休憩所(?)も!

(居心地よすぎ?)
さて 社殿裏手の 大楠へも行ってみなくちゃ。


↑大楠に通じる小径も 笹が植えられ すっかり雰囲気が変わっていました。/ ↓まるで異世界への秘密の通路のようです~・・・。


小径を抜けた先に どーん と大きな楠(クス)。

これが 来宮の「ひもろぎ(神籬=神様の依り代)の大楠」。

↓説明板。/ 日本最樹齢の樟 国指定天然記念物 「大樟」/ 樹齢二千年以上 周囲23.9米 高さ26米以上 / 御由緒_ 古代においてはこの樟へ神の御霊をお招きして、お祀りしておりました。現在は当社の御神木となっております _(後略)。

(↑余談ながら ここでは「樟(クス)」の字が使われていました。)
一回りしましょう。







↑「生命の神秘」とでも呼びたい 芸術的な「二千年」の命の形_。
↓木をもっと「近く」感じるためのスポット 「紡來の縁(ツムギノエン)」 というデッキも作られていました。

行ってみます_。


「定員二名」の渡り。





(↓見下ろしたところ_)


(↑少し右手。 大楠のすぐ後ろを 糸川が流れているのが おわかりいただけるでしょうか)
拝殿前に戻ります。

(↑御神殿部)
(↓拝殿内部も よく見える造りー)






今度は山側の辨財天社へ。


丹塗りの小橋を渡ります。



社内には 御神体の鏡と 小さなミィさん(白蛇)達が。
(+/ 11月23日の弁天祭の日に御開帳なる、高村光雲作「來宮神社弁財天像」という華やかな女神の立像があるそう。 一度拝見したいものです_。/ 画像はこちら(熱海ネット新聞に飛びます)⇒*)
↓尚、弁天社は こんな 岩の上、にあるのでしたー。

↑「古来神々が宿っていると伝えられる磐座(イワクラ)」だそう。

↑社の手前にはミィ(巳)さん。
弁天さんの池の横には 「斎館」という建屋もありました。

中には 「42才になる男性が厄除けを祈願して 毎年7月16日に浜降りする 鳳輦(ホウレン)神輿 が。


↑先導役の猿田彦が撒いているのは「麦こがし」。 ああ、それで参道前の喫茶店で「麦こがしソフト」が売られていたんだ~。
では 退出いたしましょう。


現実世界が 見えてきました。

糸川を渡ってー / 参拝終了。

↓振り返ってみた 神社。

ありがとうございました。 良いお参り処でした。 パワー、頂けました。
_この後は山を上がって 十国峠を目指しました。/ つづく