飯泉観音参拝に続いては境内を接する 西の飯泉八幡神社へご挨拶。
こちらは、飯泉村の鎮守として 元和9年(1623)に 鎌倉の八幡様の分霊を勧請してお祀りした神社、だそうです。
↓説明版。
「古来、茲(コノ)飯泉は、鎌倉街道・大山街道・足柄山道・箱根山道等々が交錯し、殊に鞠子川(マリコガワ/現在の酒匂川)の渡し場、隣接の坂東観音五番札所の宿場と共に交通の要衝であったが、同時に、洪水・地震・噴火に悩まされた住民は相謀り、永年の願望だった茲(コノ)飯泉村に鎮守を奉斎すべく、時の宗我𥢌(播?)磨介広之(宗我都比古神社々主)に請願し、鎌倉八幡宮のご分霊を奉遷したのである。
其の後逐次近郊の末社を整理集合して、郷社として天下泰平・五穀豊穣・安産・永世平和の守護神として崇尊され祀られてきた。」
主祭神 誉田別命(=応神天皇) / 鎌倉の八幡様からの勧請だそうですが 鎌倉八幡の御祭神は「応神天皇 比売神 神功皇后」の三柱。 「主、祭神」として誉田別命 一柱だけが記されているのかしら?
↓社殿。
↓虹梁の上に立派な龍。
↓社の脇に 紙垂(シデ)を巻かれた木が。
↓子どもなら入れちゃいそう~ な洞(ウロ)。
↓榧(カヤ)ですって。
↓境内の西には 小さな祠が並んでいました。(説明版にあった 整理集合された「近郊の末社」でしょうか)
ともあれ小さな祠の神様達も 新しい注連縄が張られて お正月を迎える用意が整った~ ように見えました。
南を向くと_
鳥居が見えました。
結構広い境内ですよね お祭りではどんな使われ方をするのだろう と画像検索したところ_ ”「飯泉八幡神社例大祭 宵宮」の「玉入れ」で一位になりました” という記事がヒットしました。(八幡様の秋祭りでは「福玉入れ」が行われるんですってー。楽しそうです^^ / この頁では 境内に櫓が組まれ紅白幕が掛けられた夏祭りの写真も見られました。盆踊りのような催しが行われているのかしら?)
帰りはこの南の鳥居から おいとま しました。
振り返って見た ところ。
ありがとうございました。
おしまい。