湯本の「はつ花」本店 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

年越しそば食べ歩き~ (いつの間にか企画ものに???)

今回は箱根湯本の「はつ花」本店、です。

(↑河鹿荘前から湯本橋越しに対岸のはつ花さんを見てます。)



早川に架かる湯本橋から 川下側を見ると、。

須雲川との川合いの右岸に 「はつ花 新店」が見えます。

私達も あの「はつ花 新店」へは行った事あるのですがー 本店へ伺うのは初めて。

いつきても人があふれている人気店なので 開店前に来て一番乗りっ を目指したのに あらーすでに四ったりお待ちです。(因みに開店時間は10時)


しかし とりあえず お店の前の様子を撮る事はできましたよ?

(↑いつもは人が多くて どこが入口がわからない状態ですけどー)

↑暖簾が掛かる前、の戸口。
↓その向こうにはー・・・

↓店名の由来になっている 箱根が舞台の物語 の女主人公「貞女 初花物語」について書かれた説明版。(+「自然薯そば 由来」も)

↑「此処(ココ)らあたりは山家(ヤマガ)ゆえ 紅葉のあるのに雪が降る」は 夫・勝五郎を乗せた躄車(イザリグルマ)の紐を引く 妻・初花の有名なセリフ_だそう。
↓そのセリフにあやかってか? 店の脇には紅葉が植えられてるんですねー?

(↑札の柱には「連理の枝」の文字。/言われてみればなるほどー)

あ、暖簾が掛かった。


先にお待ちだったお客さん達は みなさん奥のカウンター席へおいでだ。(↓時に暖簾に染め抜かれてる字は何でしょう?「耳庵の間」と読めるような?)



私達は手前のテーブル席の 好きな所へ、と言われました。

ので、「はつ花そばのれん会」の札の下がる席を選ばせてもらいましたよ。

(↑「~のれん会」の札、板橋駅近くの「小田原店」にもありましたっけねー)

メニュー。


(↑あー残念、楽しみにしてきた「そばみそ」が無くなってますー・・・)

まずはお酒。(白鶴) つまみには自然薯味噌漬け を頂きましょう。

(↑箸袋の左の 白抜きのシルエットが 躄車の勝五郎と それを曳く貞女はつ花、でございます。)

天ぷらつまみ も頼みました。(海老は二本ついてた^^)

(↑手前のもしゃもしゃしたのは 揚げそばです。)

お蕎麦は 私が山かけ(温)。



亭主は せいろ(つけとろろ)に。


(この つけとろろのせいろ こそが はつ花の原点と聞いては これを頼まない訳にはいかないー)

そば湯


鄙びた いいお蕎麦、です。

御馳走様でした。


昭和9年創業の お店 創業者 店名の由来 諸々については HPでどうぞー↓
https://hatsuhana.co.jp/

(創業当時は 「箱根にゆかりある 人気の浄瑠璃にあやかってー」と 「はつ花」を店名になさり 貞女はつ花の名台詞 「此処らあたりは山家ゆえ 紅葉のあるのに雪が降る」のイメージをお店に纏わせよう~ となさっていたようですが、 今日では逆に はつ花さんに伺って初めて はつ花の物語を知る人が多いのではありますまいか?)



<おまけ>
12月末の湯本の街は_
建屋に大学名が染め抜かれた襷型の応援垂れ幕が掛けられていて「もうすぐ箱根駅伝」って雰囲気でしたー。

今年の駅伝も “沿道観戦自粛”が求められています・・・。残念。
私達も応援はテレビ+窓から にいたしますが、どうぞ ガンバって、箱根駅伝2022の出場選手達~。