箱根の五百羅漢(仙石原 長安寺) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

仙石原に五百羅漢があるそうナというので 行ってみる事に。

え? 仙石原に? あったかしらー?

いぶかしく思いながら 亭主のナビで運転する私。(なぜなら さっき湖畔のベーカリーで亭主は飲んじゃっててー)))

県道75号線と 国道135号線の交差点「仙石原」を直進すると やがて「長安寺」というお寺の門が見えました。

(白状すると 今まで「仙石原」交差点を「T字路」だと思ってました。十字路だったんですね・・・ おはずかしや)

駐車場に車を置かせて頂いてー

参道を進みます。

手水舎。

水口に竹がハまされ 垂水 が作られていました。(この頃多くなったタイプ)

どこか「シュール」_。



手水舎の向こうは池、でした。

「弁天池」ですって。


「南無・・・」と彫られた石。

あ、あれが弁天さんの祠、ですね?



↑静かなお鎮まり処。(関係ないけど こんないい池を境界に持つ 隣のマンション、うらやましいなー。)

こちらが お寺の門。(薬医門です)

門に「東国花の寺百ヶ寺」の文字。

門扉に力士さん。(レリーフタイプって初めて見ますー)


こちらが本堂。


ご挨拶。

改めまして_
曹洞宗、龍虎山 長安寺。創建は南北朝頃との事。1658年に姥子からこの仙石原に移られた_といいます。

こちら お堂は公開されてませんが 境内や裏の山は自由に歩かせて下さいます。



本堂横の屋根付き井戸。

(丸く盛り上がった縁が なんだか茶釜のよう)


五百羅漢が点在するという裏山へ上がる前に
まずは境内を拝見。(本堂周辺にも お地蔵さん お不動さん 羅漢さんの石像がありました。) 



では 散策にー。

↓鐘撞堂。

(↑このあたりから すでに 「羅漢さんの世界」が 始まっていましたー)
↓コロナだからか(?)綱はからげられていました。

↓鐘の下の羅漢さんの肩には・・・

↓キーウィーのような小鳥が。

↓鐘の横に立つ羅漢さんは お辞儀のポーズ。



山に作られた遊歩道を行きましょう。

そこここに 思い思いのポーズの羅漢さんたち_。


石段を上がってみましょう。



↓羅漢さんが指さして教えているのは「豊川稲荷」の扁額?

(因みに豊川稲荷は神道ではなく ダキニ天を祀る仏教系のお稲荷さん)

石段を上ると_

にぎにぎしく旗の立つ お稲荷さんがありました。

_豊川稲荷さん。

コン、

コン、

ニチハー。
↓振り返って見た 石段。


今度は斜面地を歩きます。

又 色んな羅漢さんに会う事に_。









この先へ行ってはならん、 と言われているような気がして 引き返す_。



お地蔵さん達が集められた~ っぽいコーナーもあった。

お稲荷さんへの道。

羅漢さんというカテゴリーでいいのかしら な像も見かける・・・。






お地蔵さんのお堂があった。


(↑この日は 精進池のほとりで沢山 このお地蔵さんを表す”梵字(カ)”を見てきたので おかげ様で字だけで地蔵堂とわかるようになっておりました。/ありがたいことでございます。)

少し道を下ったところに「五百羅漢」と彫られた石柱が立ってました。

あー 絵的には ここから五百羅漢巡りをスタートするべきでしたねー・・・。

ま こんなことも(よく)あります^^;)


これで 一周した事に_。




ありがとうございました。



駐車場側の庚申さんの三猿に かたぶいた陽に濃い陰影を作ってました。


おしまい。


<おまけ>
お寺の裏手では イワタバコが沢山見られました。

初夏に咲くイワタバコの花は 長安寺さんの魅力の一つだそうです。/へ~。 来年は是非 お花を見に伺おうと思います。