建長寺(臨済宗/鎌倉五山第一位) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

横浜鎌倉線(県道21号線)を北へ上がっております_。

(↑↓巨福呂坂洞門(コブクロザカドウモン / 切通しの雰囲気を残したトンネル。)

トンネルを過ぎると 程なく建長寺に到着ー とその手前に 点心庵 ってお店があった。

(鉢の木さんの閉店~ というのはテレビで観て知ってましたが そうか 別のお店が跡地に_。/ところでこちらではお精進のけんちん汁が頂けるそうです。後で頂く事にします。)

お店の横に 境内図。

(↑総門・山門・仏殿・法堂(シハャットウ)・方丈が一直線に並ぶ伽藍配置。総門と山門の間が斜めになっているのは地形の関係、なんですってー)

では改めて 
建長寺さんへ。

いうまでもないことですが「臨済宗建長寺派の大本山」です。(鎌倉五山第一位のお寺ですが 創建順だと 五位の浄妙寺・1188年 三位の寿福寺・1200年に続く三番目の1253年。)
↓惣門。

「巨福山(コフクザン)」(この山号はお寺の前の巨福呂坂からきているそうな。呂、、、どこにいっちゃったんだろう?)


↓拝観券。

↓さざれ石があった。


↓山門

「建長興國禅寺」(建長は開山年 建長5年(1253年) に因む、そう)

山門の向こうに仏殿。



本尊は 禅宗のお寺には珍しく お地蔵様。


仏殿の北には法堂(ハットウ)。




法堂の天井画。

この「雲龍図」は、2003年に 建長寺創建750年記念事業の一環として小泉淳作氏によって描かれたもの、ですって。(小泉氏は建仁寺の天井画「双龍図」も描かれた方)

庫裡。

庫裡入口には

テレワークを文字った「寺わーく」という看板があって 笑ってしまいました^^) (お寺が提供するテレワーク環境、だそう/なかなか「いいね!」)


↓これは方丈正門の「唐門」。

美しい・・・

(↓みづらいと思いますが 寺紋は北条の三つ鱗)



庫裡前を通って

方丈入口へ。


屋内。(撮影OK)



方丈から見た唐門。

建屋北側の庭。



何でしょう・・・「独りになれる庭」な感じがしました。

山門方向へ戻ってー

萱葺の屋根を持つ鐘撞き堂。


1255年に鋳造されたもので 銘は開山者蘭渓道隆が書いたもの、とか。

脇に漱石の俳句が紹介されていました。

「鐘つけば 銀杏ちるなり 建長寺」
あら子規の歌に似てる なんて思ったのですが 逆でした! 子規がこの句を参考に「柿くへば~」と詠んだんですねー。(勉強になります)

さて、門前の点心庵さんで お昼を頂きましょう。

つづくー