史跡・新池(シンイケ)ハニワ工場(コウバ)公園 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

_という訳で 改めて「史跡・新池ハニワ工場公園」~ です。

歩道脇の続き漫画が いきなり「おしまい」で 見学順序的にはあべこべだー ですが・・・


とりあえず歩いたコース通りに写真貼ります_。

↓池沿いに置かれていた埴輪。/カタログだと思って御覧下さい。(名称等分かって便利、でしたよ)
*にわとり

*うま1

*うま2

*いぬ1

*いぬ2

(↑首の紐が 飼い犬 である事を示しています)
*いのしし

*力士

*巫女

*狩人

*武人

*鎧兜

*家

*盾1

*盾2

(↑モデルになっているのは 彩色された革製の物でしょうか?/ 古代の盾は物理的防御としてだけではなく呪詛等 非物理攻撃からの「守り」のためにも用いられたといいます。 そういえば今でも入口に盾を置いてる神社あるなあ~ ですね?)
*円筒1

*円筒2

*円筒埴輪3

(↑円筒埴輪の丸や四角 (三角も) の穴、は 弥生時代の吉備地方で生まれた「特殊器台」に見られるような 土器が装飾的に作られていた時代の意匠が単純化され「伝統」として残った結果だ といいます。 _しかしこのロジックでいくと 〇や△がの穴が開いたシンプルな円筒埴輪は劣化コピー みたいに思えちゃう。 又 円筒埴輪より時代的に後で生まれた形象埴輪にも 穴 がみられますが これもその「伝統」が持ち越された、って事?)
*朝顔形

(酒壷と供物をのせる器が一体になったもの、と考えられているそうな)
*家1

*家2

*きぬがさ

(貴人にさしかける布の傘 / 長い柄をつけて使用したはずですが埴輪では柄は省かれているんですね)

斜面地の方は こんな感じでした。




復元された登り窯。

(↑麓の焚口側)

丘の上に上がってみましょう。

復元された作業場。


内部。

_ここで工人さん達が粘土を捏ねてたのねー。

柱に何か書いてあるので 「古代の工房」についての話かと近寄ってみたら まさかの 『サルにご注意』でしたー・・・


復元された登り窯。/斜面の上の煙出部分。

熱を逃がし過ぎないよう 口 がスボってますね。

おや? この形は・・・

瓦でこういうデザインありますよね? (「経の巻」ってタイプ ↓)

(因みにこれは島根県大田市の「五十猛(イソタケ)神社」で撮ったものなんですけどね)
もしかして これも「昔の意匠が伝統として残った~」ものかしら? なんて)

振り返ってみた丘。
奥に蒲鉾型の「18号ハニワ窯」の煙出し口側が見えます。 斜面の植え込みは 窯跡、です。


~と こんなのが「新池・ハニワ工場公園」なのでしたー。

見応えがあって面白かった。/ 是非近くにコインパーキングを沢山作って頂きたいと思います!