ホーランエンヤ(御神輿を舟に載せます) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

祭会場近くのビジネスホテル(ルートイン松江)に泊まった私は_

前日からテレビで渡御ルートなどを確認し 「神事が始まる8時半頃 城山稲荷に行ってみよう」と思っていたのですが~


(↑あ この舟に書かれている文字は「い一まかた(イノイチマカタ)」。中海近くの 馬潟(マカタ)地区の舟、ですね)

当日の朝 朝食を終えて部屋に戻ると窓から (まだ8時前だというのに) 大橋川を遡ってくる舟団が見えました。

大井(おおゐ)の舟です。

えー もう櫂伝馬踊りを奉納する舟が会場に集結ー?これは川辺に急がねば! (お稲荷さんに行ってたら 川に近づけなくなりそうー)

外に出てみると
松江大橋の手前にも すでに場所とりの人達がー。(このエリアで櫂伝馬踊りが行われるのはずっと後の 11時頃の予定なんですけどねー)

向かいの漁協前に設けられた本部テント付近には (とっくに?)大勢が詰めてます。


松江大橋北詰。

二列目~ ですけど なんとか川面が見える。この辺で見学させてもらいましょう。(↓奥の橋は「宍道湖大橋」)


松江大橋北詰横には 御神輿を舟に載せる為の舟着場が作られていました。

最初に到着したのは「第二神器船」。

続いて御神輿を載せる 屋根付きの「神輿船」。




又一艘 櫂伝馬舟が入ってきました。大海崎(オオミサキ)の舟です。

橋の下を潜り終えた櫂伝馬舟は ゆっくり宝珠を上げー


他の舟の待つ魚町の港へ 寄せていきます。



お稲荷さんからの行列が到着したようです。

↓神職さんが お清め をしています。(杉(かな?)の枝先に桶の水を含ませ 居並ぶ人に パ っとふります)

御神輿が船着場に下ろされます。

ゆっくり ゆっくり 舟に移される御神輿。

見送る皆さんの中には 不思議なお面をつけた人達も。(神楽の方ですかねー?猿田彦のような先導役かしら?)


御神輿を載せた舟は 曳き舟に牽引されて 会場の中心へ移動します。


するといよいよ、神様を楽しませるための 櫂伝馬踊りの奉納 が始まります。

五つの地区(馬潟、福富、矢田、大井、大海崎)の櫂伝馬舟が 神輿船の周りを ぐるぐる ぐるぐる ・・・。



↑そうそう、舳先にまたがっているのは「水先」さん。その後ろで櫂を剣のように持って踊っているのは「剣櫂(ケンガイ)」さんです。
↓そして船尾であでやかな着物を着て色布(イロギヌ)の采配を振っているのは「采振(ザイフリ)」さん。ちなみに男の子の役です。

舞いは「ホーランエンヤ」の歌に合わせて踊られ 節目では見得が切られます。 静止画ではお伝えできないので 是非YouTubeの(どなたかが撮って上げて下さった)動画をご覧下さいませ。

ともかく こんな感じで 五地区の舟が 次から次へと近づき そして遠ざかるのです。















あ、もうすでに一巡してた^^;)
後ろの方に場所を譲ってー

ちょっと早いけど お昼を食べに行きましょう。
(これだけ見物人が多いと 昼時はどこも混むでしょうからね?)

↓次に櫂伝馬踊りが披露(本当は奉納)される 松江大橋と新大橋の間のエリアの 源助柱記念碑近く。ここもすでに人で一杯です。


が、みなさん「もうすぐだねえ」「くるよくるよ」と わくわくしておいででしたよー。


で、私は_
駅の近くの「一福」で 割子(ワリゴ)ソバを頂きました。



(↑どうでも豆知識。// 出雲そばの薬味は基本もみじおろし一択です。お店によってはわさびを希望する人に50円程の追加料金でわさびを提供してくれるところもありますけど。/ 私は 御蕎麦にはもみじおろしも美味しいと思うのですが 蕎麦湯(←因みに出雲地方では蕎麦湯は割子と一緒に蕎麦チョコに入って出てきます)にはわさび派なんですよ~~~。でも一人の時は(高々の50円を惜しんで)頼みません^^;)

そして (中略)

船渡御を見るために「くにびき大橋」の先へ向かいました。