平城宮跡の東院庭園 | (又)おだわらぐらし はじめました

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「新しい日常」を綴って参ります

宇奈多理坐高御魂神社の南に  探してた「東院庭園」へ入り口はありました。 (法華寺から来ると 意地悪されてる気になる程 ぐるー っと回らされます^^;)

入ってみます。(入場無料)

建屋内には資料が展示されてました。

(↑ありゃージオラマ撮り忘れ)
まず「東院」とは何か を学びます。(前の項に貼った物とWりますがお許しを)

実は東院とは「東宮(皇太子の住居)」の事なんですが、称徳天皇(聖武天皇と光明皇后の娘:阿倍内親王。孝謙天皇が重祚)の時代には「東院」の呼称が用いられていたといいます。
彼女は生涯独身でした。男性皇族を太子にしたり廃したり(道祖王(フナドオウ))、即位させたり廃して(淳仁天皇) もう一度自分が帝位についたり、僧・道教に譲位しようとしたり と国政を混乱させた方ですが それはおいておいて_
そんなこんなで 東院は「空いて」いたのでしょうね。彼女は東院に「東宮の玉殿」という自分のための御殿を建てています。そしてそれは次の光仁天皇の時代には「楊梅宮」という離宮になったといいます。
で、近年になって発掘されて出てきた池のある庭の跡は「楊梅宮」であろう、 という事で 復元なったのがこの場所、という事だそうです。



こ~んな所だったのかな?

資料によると 池には蓮が咲いたらしいけど ・・・植えられてるのかしら?

敷地の角には隅櫓。

屋根の鳳凰のデザインは 出土した瓦から~ とか。

平橋の向こうには 三方向が開いた池の上の建屋。大陸好みですかね?

暖かい季節の宴にはヨサゲ。


太鼓橋を渡って~

裏からもう一度建屋に接近。

__ とこんなのが東院庭園、なのでした。


この後は平城宮跡を ざー っと横断して「第一次大極殿」へ。

つづく。