![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/18/numabe3/c3/eb/j/o0480064014380997430.jpg?caw=800)
まず目指したのは「東院庭園」。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/21/numabe3/be/74/j/o0640048014381074003.jpg?caw=800)
(↑↓東院庭園の北西の壁です)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/21/numabe3/fd/cf/j/o0640048014381074502.jpg?caw=800)
(↓東院庭園の北 を歩いてます)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/21/numabe3/da/a6/j/o0640048014381075111.jpg?caw=800)
しかし その途中に 神社がありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/21/numabe3/c0/08/j/o0640048014381075386.jpg?caw=800)
宇奈多理坐高御魂神社(ウナタリニイマスタカミムスビジンジャ)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/21/numabe3/e2/1d/j/o0640048014381075834.jpg?caw=800)
_坐(イマス)という字が入ってると言う事は 古い神社なのだろう~ と思い伺ってみる事に。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/21/numabe3/ea/e7/j/o0640048014381076240.jpg?caw=800)
が、 あれー?扉が閉まっています。拝殿もお賽銭箱もありません。(他の参拝者も困ったと見え 格子にコインが挟まっていました)))
柵の間から見た塀内の社。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/21/numabe3/05/cc/j/o0640048014381076749.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/21/numabe3/42/d8/j/o0640048014381077116.jpg?caw=800)
↓塀に掛けられていた神社略記。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190329/21/numabe3/d4/50/j/o0640048014381076488.jpg?caw=800)
詳しくはー↓こちら「奈良まちあるき風景紀行」様をお訪ね下さい。
https://narakanko-enjoy.com/?p=19450
ここが式内社・宇奈多理坐高御魂神社かどうか については異論もあるようですが(春日大社の井栗社が有力視されているらしく)、 法華寺の鎮守社であったのは確かのよう。(明治の神仏分離令が出るまで、堂内には 法華寺の本尊と同じ十一面観音が安置されていたと言います。撤去された仏像は今は法華寺に移されているそうです。)
で、もしかしたらこの神社があるところも「不比等の館(法華寺は不比等の死後 その館跡に建てられたといいます)」だったのかも?と思いましたが、 ここは平城宮の門の「内」。不比等の館は「外」でした・・・。
(↓この後行った東院庭園にあった地図/ 宇奈多理坐高御魂神社はピンクに塗られている「東院」(=東宮=皇太子の宮殿)部分の右下の池の少し上。// 東院と法華寺は今の地図では平城宮の県犬養門を挟んで ハスムカイ の位置関係にあったように見えます。が、 法華寺の発掘調査によると 元の伽藍は今より南だったらしい。_すると お隣同士だったのかしら?)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190330/07/numabe3/a0/88/j/o0480064014381268609.jpg?caw=800)
(↑時に この図の大極殿は「第二次大極殿」みたいですねー)
宇奈多理坐高御魂神社は別名「楊梅(ヨウバイ)天神」。/ 楊梅、の名は 称徳天皇(←聖武天皇と光明皇后の娘:孝謙天皇が重祚)が東院に造営した「東宮の玉殿」跡に 次の光仁天皇が造った「楊梅宮」からきているのでしょうから むしろ(法華寺より)東院と関わりがあったんじゃ?
なーんて、ふら っと立ち寄っただけの観光客が考えても滑稽ですね^^;)
何れにしても、 お訪ねしてみて良かったです。