姫路城本丸への道 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

西の丸から本丸へ向かっています。

壁の鉄砲狭間から「ねらいうち」アングルを見る。

(↑見えてるのは「ろノ門」)

「はノ門」を潜ります。


階段を上った先の石垣の上に~

隅櫓のような建屋が載っています。

↑があれは「にノ門」。カギになった通路の上に載る楼門なんですね~。
↓「西側の破風をご覧下さい」と近くでガイドさんが言ってたので 団体さんと一緒にガイドさんが指さす方を見上げるとーそこには

「十字」が記された瓦が。

↓近くにあった案内板。


登城ルートに戻りましょう。

寄り道しようのない 石垣と土塀に囲まれたルート。

否応なく潜らされる小さな戸口。これがさっき見上げた「にノ門」です。

中は右へ90度曲がる階段。



門を潜りきって 振り返って見たところー。

東を向くと 天守閣がすぐそこに。

本丸へ入る最後の門_

「ほノ門」。

石垣に挟まれ上には土塀。枠は鉄板。/ 敵をここより先には絶対に進ませてはならない!という命を帯びた門ですね?

で、この門を潜ると目の前が天守閣、です。

しかし 例えここまでたどり着けた敵がいても まだ天守閣入口には簡単には到達できないようになっているのでした~。

(↑見上げているのは天守閣群の中の「乾小天守」)
何も知らない敵は 天守閣の北をまっすぐ駆けていきそうですがー そっちは行き止まり。(観光客がうっかり進まないように垣が置かれています)


↓今潜ってきた「ほノ門」。

天守閣に入るには 出っ張った土壁に隠れて見えない その向こうの門を潜らねばならないのです。(つまり180度方向転換をさせられる)  
この出っ張り。版築という工法で築かれた土塀で「油壁」という名が伝わっていますが なぜ油壁というかは不明との事・・・



ここにはもう一つ見所がー。乾小天守下の↓姥ケ石、です。

(緑の金網で囲われた場所にある 割れた石臼)


↑「秀吉が姫路城を築く時 石集めに苦労していると、 それを聞いた 城下で餅を焼いて売っていたお婆さんが欠けた石臼を寄付し秀吉を喜ばせた~ という話は伝説です。」というニベもない案内板に苦笑^^;)

油壁に隠れる位置に作られた水一門(ミズノイチモン)を潜ります。

その先に水二門(ミズノニモン)。

ここを通るのも(敵には)きつそう。

その先に「水三門」。

(石垣に挟まれ 上には土塀。これも「埋門」かな?)


水三門前から振り返って見た乾小天守。


水三門を潜って見上げた天守閣。

(↑左手前に「西小天守」があるはずなのですがー 角度が急で見えません)
ともあれ 天守閣入口は この正面の壁の向こう。西小天守に背中を向けて(危ない危ない^^;)「水四門」を潜り・・・
強制的に大回りをさせられ(?)西小天守と 右の大天守の間の「水五門」へ。

でもまだこれでは終わらなかった。
その先には「水六門」がー!

ぐるぐる回ってすっかり方向が分からなくなりましたが・・・
多分ここは西小天守の下、ですね。

で ここからやっと 大天守地階 に入れる~。


では大天守内部に入ってみましょう。(内部は土足厳禁。靴は入口でもらったビニール袋に入れて持ち歩き、です。)

つづくー。