郡山八幡神社 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

前の項に貼った「金魚の電話BOX」の向かいに 神社がありました。

「郡山八幡神社」だそうです。


参道の先の門には_

青銅の釣灯籠が下がっていました。よく見ると社名が透かし彫りで記されています。

繊細にして存在感のある釣灯籠でしたよ。

その先で道は鉤に曲がっていました。

(↑左は社務所ですね?)


改めてこちらが_
郡山八幡神社です。御祭神は 品陀別命(ホンダワケノミコト=応神天皇)、比売命(=宗像三女神)、大帯日姫命(オオタラシヒメノミコト=神功皇后)。

奈良の宇佐八幡系の神社の中では一番古い、んですって。(749年、聖武天皇の勅願で奈良の東大寺の鎮守社として八幡様が宇佐から勧請されます。(それが現在の手向山八幡宮) 宇佐を発たれた八幡様の御分霊は長く旅をし、都に入る前日に 薬師寺前の丘で一泊をなさっています。 その時 この地の豪族:中尾氏が勧請し「柳八幡」(柳は郷名)としてお祀りしたのが 現在の「郡山八幡神社」の始め、とか。現在地への遷座は秀吉の弟:秀長の郡山城改修時といいます。 又 今に続くこの辺りの町名「柳」は旧社名:柳八幡からとられたそうです。)
__という訳で宇佐の孫分霊であるこちらの八幡様は~

*神紋が橘でした。(八幡様の紋は普通三つ巴です。が 石清水八幡も橘。石清水には 勧請者や建立者が橘紋だった という話が伝わっていますが、郡山八幡の橘紋にも何か謂れがあるのかなー?)
*絵馬のようにグローブが飾られていました。(郡山八幡は「グラブ神社」として活動しており、グラブ祭 の開催 グラブ技術向上祈祷等の他 「中古のグローブをカリブの子供達に送る」という国際親善活動もなさってるんですって。)
*そして手水舎横には子供達が作ったと思われる 金魚(かな?違うかも)が飾られていました。

色々面白かったです。

では改めて_郡山の街を歩いてみましょう。

_つづく