朝食前に貴船神社にお参りしました。


ほー ざっくり「水の神様」と思っておりましたが 「和泉式部がお詣りし 不和となっていた夫と願がかなって復縁した」んですかー。/ 後で知りましたがこちらには「美しい鬼の姫と公達が結ばれる異種婚姻譚」も伝わっていて 恋愛成就の神様 という事にもなってるんですねー?
↓境内図

では鳥居を潜り、石段を上って参りましょう。

あら? 七夕飾り?


京都では月遅れで七夕祀りをするのかな?(後で調べたら7/1~8/15までが笹飾りのライトアップ期間との事。訪ねたのは16日の朝だから 撤去前、だった???)

一段上に拝殿と神殿があります。

手水舎左手の石段から上がるようですね。



拝殿前。

改めて貴船神社_
創建年代は不明ですが、第四十代:天武天皇の御代の白鳳6年(666年?)には社殿の造り替えが行われたというから古い神社なのでしょう。(しかしそれでは 京都で一番古い神社 とされている松尾大社より古い事になるんだけどー・・・)
とまれ神社には次のような話が伝わっているそうです。(詳しくは貴船神社公式HPをご覧ください)
第十八代:反正(ハンゼイ)天皇の御代の事_ 大阪湾に初代:神武(ジンム)天皇の母の玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)が御出現になり、「黄舟」にのって川を遡ってこの地にいらっしゃり水神を祀る祠を建てたのが貴船神社(現・奥の院)の始まり。
(玉依姫命 という名は 賀茂の神の母神 大山咋神の妻神(鴨玉依姫命) にもみえるので 神代の昔には人気だったお名前かな?)
そういう訳で この神社には水の神様 タカオカミの神 が祀られています。
社殿のそばにも山からの水がしみ出す岩垣がありましたが この辺りではあちこちから水が湧き 流れを作っていました。

社殿の一段下の曲輪にあった 二頭の馬の像。

これは 神社に捧げられた馬 を表しているそうな。(平安時代 雨乞いには黒馬、雨やみには白又は赤馬が宮家から奉納されたそうで、これが「絵馬」の原型だそうです。そういう訳で貴船神社は「絵馬発祥の社」と言われてるんですってー)
そんな貴船神社の絵馬は~

↑白黒二頭の馬、の他 和泉式部と蛍「もの思へば沢の蛍もわが身より あくがれいづる魂かとぞみる」という和歌から、 青葉モミジ、龍神 と色々~でした。(+秋には モミジは紅葉バージョンの物になるらしい~)
境内谷側には「龍船閣」という懸崖造の絵馬殿がありました。(ベンチも置かれ 休憩所にもなっているようでしたよ)



紅葉の頃はきっと素晴らしい眺めなのでしょうねー。
境内の北側の門から退出します。



続いては奥の院を目指します。/つづく。