割烹:檜(ヒノキ) | おだわらぐらし

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縁あって暮らす事になった相模の国 小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わいたいと思います

関西テレビの『よ~いドン』で「となりの人間国宝さん」に認定された板前さんのお店、服部天神の「割烹 檜」に行ってみました。


あ、認定証、だ^^)


席について びっくり!カウンターがまるまるイケスです!!!

(ちょっとした 竜宮城気分♪)
お造りの鰹がきて 又びっくり! 器が 生花を閉じ込めた氷です。大将の手づくりですって。

(この鰹もおいしかったー 生姜で頂いたのですが さっぱりしてるのに旨みがギュって感じで)
続いてさっきまで泳いでいた鯛。これ又氷の器で!

うわー お器用なんですねー! と言ったら
「このハリセンボンの提灯も私が作ったんですよ」とカウンター上に下がっている沢山の河豚提灯を指さす大将。

で 店内を見まわしてたら こんな額を発見。

へー 大将は「古式包丁道」の師範なんですかーっ ・・・ 時に 古式包丁道って?
と言うと 「金箸と包丁で(直接手を魚に触れる事なく)魚をさばくんです。神社のお祭りで(古式包丁道の作法で魚をおろして神前に捧げるという)奉納もしましたよ。」とのこと。
それはすごい! これは本物の「隣の人間国宝さん」だ!!!

鯵の生け作り登場。(これもさっきまで泳いでいた鯵です)

で 鯵ももちろんおいしかったのですがー
この後 一度下げてもらった骨が「骨煎餅」として もう一度登場して ビックリ。でそれが さくさく で頭からぱりぱり頂けてまたまたビックリ。

(↑すみません、あしらいの稲穂の方がめだってますね・・・)
煮物は 鯛の子の炊いたんと フキの土佐煮 を頂きました。

んー いいお味。
卵豆腐もお願いしましょう。


最後は鰻。

↑水槽から一匹上げてもらってー
↓目の前でさばいてもらいます。

↓串を打って こんがりカバ色に。

↓これを二人分の鰻重にしてもらいました。(+きもすい)

おいしかった!皮はパリパリ 身はふっくり。 今まで食べた関西風の蒲焼では一等賞。

御馳走様!いやー 伺って 本当に良かったです!


*おまけ*
大将:西野さんは とてもきせくで サービス精神旺盛な方。魚をおろす手元も見せて下さるし 写真もOKと言って頂けました。又 親し気に色々お話して下さるので こちらも「店名の由来は?」なんて初めての客としてはやや不躾な事も伺っちゃいましたよ。/で その店名は 「檜舞台の 檜です」との事。 なるほど、毎日が 自分の技を惜しみなく披露する舞台 なんですね? _大将の料理に対する想いやお人柄が伝わってきました。