琵琶湖疎水_琵琶湖の畔の取水口 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

昨日は琵琶湖疎水の取水口を見に 三井寺 へ行きました。

↑京阪膳所(ゼゼ)から 近江神宮前行きの電車に乗ってー
↓三井寺駅で下車~。


駅のすぐ脇が疎水の運河です。

↑運河べりのフェンス。ギリシャ風の三角の破風の下にローマ風のアーチ、 そして 水と桜 があしらわれています。でこれは この先にある第一隧道の入り口(取水口)を模ったものなんですねー?

では取水口を見に行きましょう。

横断歩道の渡り口に みどりのおじさんが立っている。(オレンジのウェアだけど)

まだ学校が始まったばかりで 一年生の下校時間が早いのでしょうね?

(ちょっとおまけ / 桜桜な 橋の欄干)



橋の上から水門を見る。

↓左側は「大津閘門」。舟のための水位調整ゲートですね?


閘門の開閉は 出来た当初は水流(水力)を利用していたそうですが ごく早い段階で (蹴上の水力発電所が産む)電力に切り替わっています。


閘門を抜けた舟は 運河を進み・・・

橋の下を潜って



第一隧道(=トンネル)へ進んだ~ んですねー。


(↑ズームで撮った 第一隧道東口。かっこいい!)

↓近くにあった説明板。

ここから取り込まれた水は 約9km旅をして京都に届き、飲料水 灌漑用水 工業用水 として使われただけでなく、 電気を起こし 物資まで運んだんですねー。(国家規模の大プロジェクトだったようです)

洞門を見に行きましょう。

途中 右手に大津市立・長等(ナガラ)小学校が見えました。

更に行くと 卯年の者を守って下さるという 三尾神社が。 / ここは後でお訪ねする事にしてー・・・

尚行くと 運河が山に入る地点で道も終わっていました。(そのまま進むと、Uターンして 反対の岸を歩く事になります)


フェンスの間から下を見ると 洞門の真上でした。

扉が両側に大きく開いている。

かかか かっこいい!(アルマ・タデマの絵か ファンタジー映画のワンシーンみたい)))


こんなに美しく そして機能的な建造物を 開国間もない時期)に造ってたなんて!(明治18年着工 23年完成 / なんだか改めて「日本すごい」ですね? 


続いては さっき素通りした三尾神社へ。(つづく)