京の川辺1「禊川(ミソギガワ)」 | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

今日は京都の川辺を歩いて参りましたよ。
まず四条の大橋を渡り 南座のある左岸へ。

京阪に乗って一駅北へ。
三条大橋のたもとに立ったところ↓

(↑へ~ ここが駅伝発祥の地ですかー)
しばらく鴨川左岸を歩きます。

あれ?ローラーで地ならししてる。何かイベントがあるのかな?

御池大橋を渡ります。

御池大橋から右岸を見たところ。

↑左に見えるのが鴨川 右の細い川は禊川(ミソギガワ)。
御池大橋の西のたもとから禊川のそばへ下りたところ。

先斗町の料亭が夏に架ける「床」は この禊川の上、なんですね?

御池大橋の下を潜って 北へ歩きます。


少し行くと 禊川の先にカスケード(階段状の堰)が見えてきました。

涼やか~ ですが これは別に涼味のために作られたものではありません。

↓先斗町の西を流れる高瀬川へ水を送る仕掛けです。ここから角倉了以(スミノクラリョウイ)の屋敷(後に山形有朋の屋敷となりました。今は「がんこずし」)の中を通って抜けた水が 高瀬川になります。禊川は堰を落ちて水位を下げますー。

(角倉了以は 江戸初期に 京都と伏見を結ぶ 物資運搬のための水路「高瀬川」を作った人、ですね?)

以前がんこさんでお昼を食べた時の項に貼りましたが、禊川から分かれた水は「庭」の中のせせらぎ になっています。

(参考までに ⇒ 2015.8.31のエントリー 「高瀬川沿いを歩いて(がんこ高瀬川二条苑でランチ)」

で、この禊川の水はどこから取り込まれているか というと、左岸の「東一条通」の対岸あたり らしいんですねー。(行ってません・・・)

もっとも 取り込まれた水はしばらくは地下を通っていて、 地上に顔を出すのは琵琶湖疎水の対岸辺り なんですがー。

禊川から 鴨川へ戻る(?)水もあります。

滝の様~。

多分こうして水量を調節しているんでしょうね?



さて、ではここで↑二条大橋を渡って~
対岸の仁王門通のうどん屋さん「うね乃」へ行ってみます♪