高瀬川沿いを歩いて(がんこ高瀬川二条苑でランチ) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

「河童」をGETした後は、高瀬川沿いに上がって参りましたよ。

(↑阪急1A出入り口の北側の 高瀬川に張り出した喫煙所)

少し行くと

「日本映画発祥の地」という旧・立誠(リッセイ)小学校がありました。

この正門横にー

角倉了以(スミノクラリョウイ)翁顕彰碑 がありました。

(角倉了以は戦国末期の豪商。大堰川(オオイガワ)、高瀬川を 私財を投げ打って開削し 京の水運の父 と呼ばれている方です。)

かなり中略

一之舟入(イチノフナイリ)まできました。


フェンスの向こうが舟入です。(舟入というのは 川の水を横に引き込んだ舟溜まり。ここで舟への荷の積み下ろしをした、んですね?)

で、
高瀬川を遡れるのは ここ までです。
水はどこから来てるのでしょうー?

私はてっきり 道が川の上を覆うように走っているのだ と思っていたのですがー
調べたらこのすぐ近くに水の引き込み口がある とわかりました。

今は「がんこ高瀬川二条苑」となっているこの場所がそう。

(↑因みにここにはかつて 角倉了以の別邸があったそうです。/ 又明治になってからは 山形有朋が所有し「第二無鄰菴」と呼ばれる別邸を建てています。作庭は 無鄰菴や 小田原の別邸の庭を手掛けた かの小川治兵衛。)

お店で食事をすると お庭を拝見できました。

玄関とは別の、庭への降り口には_

庭散策者のためのサンダルが用意されています。(傘 杖も借りられます)

では お借りしたサンダルを履き、傘をさして~ 庭へ出てみましょう。

おお、川だ。(小川治兵衛らしい、 幅広で浅く さらさら流れる ナチュラルな川_)これが高瀬川になるんですね?

川に渡した短冊石の上から・・・

川上(?)を見ると、あ、 水の引き込み口が見えます。


そうかー水は禊川(ミソギガワ)から引いてるんですねー?
禊川といえば、川床。(鴨川べりでは 「ゆか」と呼ぶのが普通だそうですね)
↓がんこさんもお持ちです。(雨なので片づけられてますが・・・)

床の向こうに見えるのは 鴨川です。(奥の橋は「二条大橋」)

この更に川上に 鴨川から禊川への 水の引き込み口があるのでしょう・・・。
(いつか見てみたいものです)


あ、さて、今日頂いたのは「鴨川」というお膳。/ネットで見ると「要予約」のメニューが並ぶので てっきり「予約しないと入れないお店なのだわ」と思い込んでましたが、 がんこさんらしい リーズナブルなお膳は 予約無しでも頂ける、のでした^^)


↑通されたテーブル席から見た 庭の眺め。なかなかー。

お料理はおいしく 仲居さんの対応は丁寧。又 お席は落ち着け 思いのほかに 一人でも利用しやすいお店でしたわー。

この後は 向かいの「島津製作所 創業記念史料館」へ行ってみましたー。(つづく)