梅宮大社(ウメノミヤタイシャ) | (又)おだわらぐらし はじめました

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 背広を脱いだ夫と 結婚以来ずっと専業主婦の私との
「新しい日常」を綴って参ります

昨日はお天気もよかったので 「そろそろ梅が見られるかしら~」と梅宮大社へ行ってみました。

阪急嵐山線を「松尾大社駅」で降りて、桂川に架かる「松尾橋」を東へ渡ります。

あらっ 桂川って「かつらわ」だったのね~。

河原でゴミ拾いして下さってる方がある。(祝日なのに、ありがとうございます)

橋を渡り切って罧原堤(フシハラヅツミ)から 嵐山方向を眺めたところ。/堤には菜の花が咲き始めていました。


四条通を200m程行くと、松尾大社への参道が現れました。

参道の先に鳥居が見えます。

一の鳥居の脇に「官幣中社 梅宮神社」と彫られた石柱が立っています。(あー プラスチックゴミの日のようですね~^^;)

梅が咲いてる!(この先 いくらも観られるのでしたが / 時にこの辺りの旧名は「梅津村」 今も神社の住所は「右京区梅津フケノ川町」です。 梅津は秦氏にゆかりある地域だそうですが 梅との関係は? (調べきれてませんが 梅宮大社 からなのか それとも大阪の様に「埋め」が「梅」に?))))

二の鳥居。

その先の門は・・・

小さな堀の向こうでした。(堀の縁の梅。五分咲きながら後ろの塀にマッチしてイイカンジ)


改めて、門。(古色を帯びた随神さん達が守ってました/楼の上には酒樽が!この神社にはお酒の神様が祀られているのですって。)

境内に入ると 正面に銅板葺の拝殿(とWikiに載ってましたが舞殿と呼ぶべきかしら?)がありました。 

干支の申の大きな絵馬が飾られてますー。

左手に手水舎が。

手を清め、本殿前に進みます。

本殿 / 祀られているのは 酒解神(サカトケノカミ)・酒解子神(サカトケコノカミ)・大若子神(オオワクコノカミ)・小若子神(コワクコノカミ)の四柱。いずれも この宮意外には見られない神名だそうです。充てられた字から 酒の神様とされています。又 嵯峨天皇の皇后:橘嘉智子(タチバナノカチコ)が祈願して子を授かった事から 子授け・安産にも御利益があると言われています。 一説には「梅宮」の「うめ」は「産めの宮」からきている、とも。 (今は四柱の神を 古事記に名の見える オオヤマツミノカミ、 その娘:コノハナサクヤヒメ その夫:ニニギノミコト 夫婦神の子:ホホデミノミコト と考えて祀っているそうですが、橘氏の氏神 という説も・・・) / 元々は他の地(綴喜郡(ツヅキグン) 井手町付近/橘氏ゆかりの土地)にあった神社ですが 平安京への遷都の折に移さずにいたら 祟りがあったとかで、橘嘉智子が現所在地に遷座させた~ そうです。(橘嘉智子は 橘氏出身者では唯一皇后になった方。嵯峨野に日本で最初の禅院「檀林寺」を創建した事から 死後の贈り名は「檀林皇后」。麗しい方だったと伝わっています) 

(↑見にくうございますが_唐破風の上の飾り瓦には神紋「橘」がついています。(梅じゃないんだー))
ご挨拶。

拝所脇の狛犬。不思議にひょうげた顔立ちをしてますね^^)


本殿前から離れると 甘酒いかがですか と声を掛けて頂きました。折角ですので一杯頂戴しました。(酒粕から造られたタイプの甘酒でした。美味しかったけれど 運転をする人はご注意下さい。)

(↑又ワケワカラン絵を撮ってしまった。左の白いのは 紙コップです~)

小休止の後は_ 授与所でお庭の拝観券を求め~

梅園へ。

あらー 豊かに水を巡らせた 回遊式の庭園です。(思いもかけず 広々としたお庭)

花の方は 全体的には「ぼちぼち」でしたが

それでもたまに 五分 六分 な枝がありましたよ。











くるり と一周して、 授与所の北の出口から境内へ戻りー、
参拝記念に 梅宮大社の梅園の梅で作ったという梅酒を頂いて帰りました~。



<おまけ>

境内には猫が何匹もいました。

(↑段ボールの中で寝てたんだけど 出ていっちゃった・・・ 残念)
↓戸板に貼られていた 神社からのお願い。

↓んー三匹いるんだけど 黒もトラも目立たないから 白一匹が爪とぎしてるみたいに見えますねー

↓この白猫は 尻尾がくるんと犬の様に巻いてるんです。珍しいですよねー?


この後は 桂川の西の酒の神 「松尾大社」へも行っております。
ゆるゆる綴って参ります。