やがて_というか いつの間にか? 手向山(タムケヤマ)八幡宮に出ます。(奈良の寺社は境内が曖昧なところが少なくないんですよね)


先に拝殿前に立ってから


正面の門を潜って外に出ました・・・。(失礼をお許し下さい)

手向山 というと 百人一首の「このたびは ぬさもとりあえず たむけやま~」(by菅原道真 845-903年)という歌が思い出され 勝手に 結びの句の「神のまにまに」の神は八幡様かと思っていましたが 、、、Wikiによると ここに八幡様が移されたのは1250年だそうです。/ 元々この八幡様は 大仏殿建立にあたり その守護のため 749年に宇佐八幡から勧進されたそうで、 当初は梨原宮に 大仏殿建立後は鏡池付近にあったようです。/ 明治の神仏分離で 東大寺から独立しましたが、ここは今も「東大寺境内」と数えられているみたいですね?

(↑東大寺 境内案内図)
八幡様の並びに 三月堂・二月堂があるので訪ねてみます。

↓三月堂_正しくは法華堂(ホッケドウ)

ここは三年ほど拝観停止になっていましたが 先月から又堂内に入れるようになっています。

日光 月光 不動明王など六体は 耐震工事を施したミュージアムの方へ移された、そうです。やむをえないとも 残念とも思われます。。。 (拝観料500円 / でもここの四天王 金剛力士もすばらしい! (息子が小学生の頃一緒に来たのですが 阿形の金剛さんを「ドレッドヘア!」と言ってましたね~)
三月堂の北の二月堂は

二月のお水取りで有名ですよね。/ 私はまだ見た事がないので 関西にいるうちに是非 と思っております。

この辺りから火の粉を被るのかなー?(想像しただけでドキドキしますね?)

二月堂内部は拝観できませんが、

張り出した回廊は靴のまま歩いて

通りぬけができます。(この、崖に張り出した建築は「懸崖造り」って言うのですって。←備忘録)

回廊に立つと あんな向こうに東大寺の屋根が見えます。(画面右上)なんと広い境内か。


これは西を向いたお堂の正面の 堂名の額。

屋根付きの廊下を下ります。

振り返って見た 二月堂。

山を下り 東大寺へ行ってみましょう。

俊乗堂の裏手ですが、この辺りも美しいですね。



坂を下りきると 大仏殿の東の塀が見えてきます。

大仏殿へも行ってみましょう。 (つづく)