会社は手を打たないとガタガタ。
資金繰りが苦しくなると乗っ取り。
独立したら仕事がなくなる。
与信管理も経営も
経営理念が重要と気付いたワケ
こんにちは!
クレドの参謀@秋田俊弥です。
今回ご登場いただくのは、与信管理専門家
(株)ビジネスヴェニュー 代表取締役
末永浩之さん です。
末永さんは、”一緒に仕事やならい?”とお声かけいた
だくまま会社をかわり、その度に会社のトラブルに巻き
込まれます。
そのような末永さんだからこそ、実体験にもとづいた与
信管理とはなんのか?ということを熱く、客観的に語る
ことができます。
それでは、末永さんの波乱万丈の仕事人生をお聞きく
ださい!
『来年はこの桜
見れるかな・・・』
【学生時代~バンド以外の人生考えなかった!】
「好きなことができる時間が欲しい」
両親には「すまない」が、この想いで大学に進学。
ロック・バンドに命をかけ、レコードデビュー。自分が
好きな曲を演奏、自由な発想、を求めた。
『バンド以外の人生、考えられなかった!』
ところが、現実は違った。自分達の曲が違う方向に。
レコーディングがイヤになった。回りのひとがイヤに
なった。
『自由じゃなかった。』
【第二の人生、サラリーマン~会社はガタガタ】
音楽を捨て、サラリーマンへ。第二の人生。
社員が120名ほどの電設資材の商社。真面目に働
いた。社長のもと一丸となっていると思っていた。
あるとき、ベテラン営業マンが、No2を引きつれ退職。
今度はカリスマ営業の取締役が、部下を引き連れ独立。
会社は、ガタガタになった。自分では、この会社立て直
せない。
『人生変えたい。』
【運命~会社が乗っ取られる】
「倒産予知と粉飾決算を解明するプラグラムを販売する
会社を作るので、営業責任者で来てくれませんか?」
仕事で顔見知りのひとが声をかけてくれる。
38歳。3人で与信管理ソフトの新会社を立ち上げる。
2年で上場。与信管理を一般のひとにわかりやすく伝え
たことで売れた。
日本資材管理協会のセミナー講師となり、実体験に
基づいたお話が
人気を博す。
規模が大きくなると資金繰りが苦しくなってきた。お金
で雲行きが怪しくなる。社長が「やめたい」といい出す。
ちょうど、「わたしがやります」という方が現れる。ひと
のいい方だった。社長交代後、実は、乗っ取りだった。
『経営は、こんなにもやらしいのか?』
【45歳~違いを見る】
「末永さん、それなら、うちでやりませんか?」
またも、知り合いからお声がかかる。もう、45歳。上
場企業で、「少しのんびりしたい」。
創業者のアイデアで会社は軌道にのっていた。とこ
ろが、事業の整理や新規事業の立ち上げをやるひと
がいない。
自分以外のことは、客観的に見る
ことができた。
『リソース、市場のニーズ、同業他社との比較、を見ると、違いがわかるんです。』
自社のリソースを見て、現状のビジネスを多角化。
頭打ちのビジネスを自社のリソースを生かし、他社から
引き継ぐ。
実績を残した。
前職のセミナーで知り合ったコンサルタントの方から、
何度も「是非来てくれないか」を声がかかる。「会社の
利益を生み出す仕組みを作る仕事だ」と熱く語られる。
『今思うと自分は実力があると
勘違いしていたんですね(笑)』
【退職して2日でなにもなくなった】
会社を説得して、やっと辞表を受理される。その2日
後、声をかけてくれたコンサルタントからの電話。
「ごめん。あの話全部、ぱーになった。」
2008年、1月のこと。一気に無職になる。
「捨てる神あれば、拾う神あり」とはこのこと。証券会社
のデータ処理のシステムの会社から、「仕事あるから
やってくれる?」とお声かかる。
それじゃあ、といって会社を作って独立。
コンサルタントとして入るが、どうも話しが違う。調べて
みると、なにもやっていない。
「イヤな予感・・・」
2008年秋のリーマンショックで、全く仕事がなくなる。
2009年4月。
『来年ちゃんとこの桜見れるかな・・・』
【実績~自分はなにをやってきたのか?】
今までは、なにかやりたい想いがあったわけではなかっ
た。誰かが声をかけて仕事を持ってきてくれた。
結果としてであれ、自分が独立した以上、自分の軸を見
つける必要がある。
そんなとき、森川滋之さんと吉見範一さんのセミナー
に出会う。
『自分軸』を見つける。
「自分の価値と勝てる市場を発見し無理なく顧客を増や
す方法」。
最後のチャンス。
【与信管理】を軸に、自分がなにができるか?お客様に
どんな効果があるのか?を明確にしています。
<末永浩之さんの実績>
・与信管理を使う前の、お客様の経営理念。お客様と取
引先の関係を まず明確にする。
・与信管理を導入後の効果がわかる。
・お客様別に具体的な導入プロセスを伝える。
・お客様ができること(70%)を伝える。その会社にあっ
たこと、できることだけを伝える。
・結果、一般の企業のひとに、わかりやすく与信管理を
伝える。
『お客様とお客様の取引先の関係強化が、与信管理の目的です』
【末永浩之 与信管理クレド】
1.与信管理の最重要ポイントは、経営理念。
なんにために与信管理をするのか?
わかりやすく伝える。
2.お客様の理念とポリシーをしっかり聞く。
取引先とどのような関係を作りたいか?
をとことん聞く。
3.導入後の効果を明確にする。
与信管理を導入後、お客様がどうなるか?
具体的にイメージしてもらう。
4.導入までのプロセスを作る。
お客様にあった導入のプロセスはなにか?
を考えて作る。
5.お客様ができることを伝える。
お客様が自分でできることはなにか?
お客様にあったできることはなにか?
を具体的な初めの一歩を伝える。
作成:クレドの参謀@秋田俊弥
末永さん、すごい人生ですが、
末永さんしかできないこと、
たしかにありますね!
その方々のためにがんばってください!
応援します!