社長さんに提言できる
リーダーシップのあるマネージャーを育てたい
と思っているけど、一人で頑張っている
９９人以下の社長！ 聞いてください！
今回、ご登場いただいたのは、世田谷区のGROW VISION という
会社でコンサルタントをされている佐藤孝弘さんです。
佐藤さんは、主に中小企業のマネージャー人材育成トレーニング
を行っていらっしゃいます。
『ボク、今日から大人になって、
おとうさんの会社ではたらく！』
佐藤さん、３歳の時のお言葉です。５０人程の卸会社を経営するお
父様の姿を見て、“忙しい！大変だなぁ～！”と思い、口にされ
たそうです。小学校の時、お父様が過労で倒れるのを見て、
『お父さんを助けたい！』と強く想い、大学時代から、２８歳まで、
お父様のお仕事を手伝われたます。
ところが、佐藤さん、２８歳の時、お父様が体調不良で、志半ばで、会社
を廃業されます。この時のお父様を助けられなかったことが、その後
の佐藤さんに大きな影響を与えます。
その後、ＩＴ系の仕事に着き、事業部長になった４４歳のとき、コーチ
ングやＮＬＰ（神経言語プログラム）などの研修を受ける中で、過去
を振り返ることで、ある“気づき“が生まれました。
『父親を助けたい！』と思った想い、人、仕事、家族が一体化
したそうです。
企業が永く存続するために、『お客様と長いお付き合いのできる
人と会社を育てたい！』と。人を育てることが、企業の持続可能な
成長を促し、また、家族の幸せにもなる。
２００９年１月、４７歳の時に独立し、会社名を、GROW VISIONと名づ
けます。
“ありたい想い”（VISION）を“育てる”（GLOW）という想いを込
めて。
お父様の会社を見てきて、中小企業の悩みは、優秀な部下がいて
も、タコツボ型の組織になっている点だと。
リーダーシップのあるマネージャーを育てることで、マネージャー同士の
関係が向上し、社長に提言できるようにもなる。また、マネージャーが、
営業マンに、“自分の中から答えを見つける“サポートをすれば、営
業マン自身が育っていく。このような想いから、中小企業のマネージャー
の育成、ひいては、営業マンの人材育成トレーニングを主なる目的とされ
たそうです。
このような佐藤さんの志は、
『人と企業が、ともに育つことを
お手伝いする！』
佐藤さんのお話を聞いていて、３歳の時、階段の手すりの所で、
宣言された時のお言葉が、非常に印象的でした。どんなに優秀
な社長さんでも、一人では会社を存続させられないことを、痛切
に感じた佐藤さんの体験と想いが、今のお仕事にそのままつながっ
ていることに胸を強く打たれました。
佐藤さん！
一人で頑張っている社長さんを一人で多く、助けてください！！