こんにちは。
痛風と思われる左膝の痛みですが、相変わらずです。昨日よりは幾分マシになったかなとは思うものの(痛み止め効果で夜はしっかり寝られました。ただ痛み止めが切れると…)、脚を曲げたりすると激痛が走ります。なので意外と普通に歩いている方が楽で、例えば椅子に座って立ち上がる時や、ズボンを履き替える時、トイレで座ったり立ったりするのが辛いですね。普段は意識していませんが、どこか痛くなると、何気ない動作がとても難儀に思えるものです。まあ発症2日目で完治する訳はありませんし、痛み止めを処方して貰ったので、1週間後のSSAを楽しみに耐えていきたいと思います。
さて、そんな本日は埼玉・越谷レイクタウンで18thリリイベが開催されています。今回は部を分けてメンバー全員が参加。もちろん推しの舞香ちゃんも来るので、当初は私も参戦予定だったものの、先週の大阪、そして名古屋の状況を見るに、ノンビリと開始直前に乗り込んではとても券が確保出来ず、早朝に行く必要があることを鑑みて、「どうしようかな…」と迷っていたのですが(早起きは苦手ではありませんが、今回ボッチなので、現地で暇を持て余しそう)、昨日の痛風発症でいよいよ諦めました。こんな脚の状態で現場など行けないと。
予想どおり現在のレイクタウンは非常に混雑している模様です。電車の始発時点で300人くらい並んでいたとの情報も観ました。現地民からの投稿は「列凄すぎる」「人が多過ぎ」ばかり。写真入りでの投稿でその混雑ぶりが分かりました。大阪、名古屋に続いて盛況なのは嬉しい限りですが、やはり自分は乗り込まなくて良かったと思ったものです。いくら普通に歩くのは比較的大丈夫と言っても、長時間立っているのはこの脚ではかなり辛いものがありますから。
こうしてリリイベが商業的には大きな成功を収めているのは、ファンとしても歓迎すべき事項です。仮に楽々自分が行けるにしても客入りが期待外れの状況よりも、大盛況で自分が行ける余裕が無い(脚の痛みは別として)方を選びますよ、私は…。リリイベの成功=CD販売収入の確保を意味しており、それがあるからこそ今後も豪華なMVや衣装が作れるのですから。アイドルだってビジネスの1つ。何だかんだ言っても、先立つものが無ければ活動を続けることを許されないのです。
そんな訳で早朝に乗り込まないと参加出来ないくらいの盛況は嬉しいのですが、これは私がガチガチの堅固ヲタだから言える一面もあります。別にリリイベに参加出来ないくらいでモチベが下がる事はありませんから。しかしライト層は別です。「イコラブに初めて会ってみたい」「メンバーを(これまでの画面越しではなく)直接見てみたい」と言った方々の参加ハードルが上がってしまうのは憂慮すべき事態かも知れません。やっぱり最初から早朝に乗り込むって抵抗あると思うんですよね。諸々の都合でそんな早く行けない方もいるでしょうし。自分はこれまでの7年半で充分イコラブを楽しませて貰いました。もちろん今後も楽しんでいくつもりですが、そんな自分より「イコラブを知りたい」「メンバーと会ってみたい」と言う「これからの方」にこそ楽しみを味わって欲しいと考えています。
とは言え、抜本的な改善は難しいのも事実。事前登録・抽選制とかにすると、分かりづらさもあり、これまたハードルが上がってしまいます。フラッと当日来ても参加出来るのがリリイベの良さですから。じゃあと言って、既存ファンは行くのを控えて、ご新規さんに譲ってあげようと呼びかけるのも違いますね。私のように割り切れる方ばかりでなく、「何度だって推しに会いたい」と言うファンが大勢いるのも事実ですし、そうした方々のお蔭でリリイベの商業的成功が成り立っている一面もありますから。何より既存ファンと新規ファンで対立や溝を作るような事は、何としても避けなければなりません。
そこで頭に浮かぶのが「ミニライブ」です。コロナ前のリリイベ(全国握手会)では、付きものでした。先ずリリース曲を中心に20分程度(長いと1時間くらいと言う事も!)のミニライブを行った後に、レーンに分かれたメンバー(1レーン3~4名)と握手が出来た「全握」。販促ですから、握手の他、その前のミニライブをステージに近い「優先観覧エリア」で観ようとするとCD購入が必要です。ただ、屋外のオープンスペースで行われる事が多く、CD購入が必要な「優先観覧エリア」外からでも、遠くなりますがステージを望め、音もバッチリ聞こえるのがポイント。つまり、無銭(タダ)でもミニライブを遠くから眺める事は出来るのです。
※2019年11月「ズルいよ ズルいね」全国握手会(アリオ柏)
指原Pや48G応援時代は現場に殆ど行かなかった私。ですから、アイドル現場に慣れておらず、盛んにコールしているファンの中に入っていくのも抵抗があったので、初期は遠巻きに「無銭観覧」させて頂きました。商売的には何も関与していませんが、特に禁止されていた事ではありません。その中にスタッフが来て、「観ても良いけど、写真は撮らないで下さいね~」とアナウンスしていました。ノンビリとした時代でしたが、当時はとにかく多くの方に観てもらう事が優先されていましたから。
※2017年10月「=LOVE」リリイベ(お台場パレットタウン:2・3階に「無銭観覧者」がいっぱい。私もどこかに居ます笑)
そんな事から1st~3rdリリイベでは「東京ドームシティラクーア」や「お台場パレットタウン」、「アリオ柏」「Zepp Divercity Tokyo(の屋外広場)」などに赴き、遠くからミニライブを観覧し、握手会は参加せず帰っていたものでした。そうしているうちにコールを覚え、自分も声出しがしたくなり、5th「ダイリリ」のリリイベ(アリオ柏)では、しっかりCDを購入して(それまでもスペイベ目当てで買っていましたが)、「優先観覧エリア」に入っていくように。更に言えば、昨年6月にニアジョイが埼玉で開催したミニライブ付リリイベにも、「どんなものかな」と仲間と会う予定もあり、無券で乗り込み、ライブの様子やヲタクの湧きっぷりを楽しく観察させて貰いました。
※2018年5月「手遅れcaution」全国握手会(Zepp Divercity Tokyo前広場)
※2019年5月「探せダイヤモンドリリー」全国握手会(アリオ柏)
このように外からも観えるミニライブがあることで、最悪券が枯れても楽しむ事が出来ます。今、これを書いている時点(1/26 12:20)で既に1・2部の券が売り切れてしまい(追記:その後全ての部が枯れました)、「ただレイクタウンに来ただけの人になってしまった」「寒い中2時間も並んだのに…」と券を確保出来なかった方の投稿が散見されます。交通費も時間も掛けて現地に乗り込んだのにこれは悲しいですし、こうなるとご新規さんは「行っても参加出来ないことがあるのか」といよいよ足が遠のいてしまいます。そこで無券でも楽しめるミニライブがあれば、「仮に券が確保出来なくとも、イコラブ現場の雰囲気だけでも知ることが出来る」と積極的に足を運ぶことが期待出来ます。かつての自分のように、握手やお見送りは別にいいからと、始めから無券で現場に行く方もいることでしょう。これは既存ファンも同様ですが(仮に今日ミニライブがあれば、この脚でも無理して行った事でしょう。苦笑)、特にご新規さんが参加しやすくなり、その後本格的に沼入りする機会を提供出来ると思います。
商売的な側面を最優先すれば「ナシ」なのでしょうね…。だって、ミニライブを開かなくともこうして券が完売するほどですから。ミニライブを付けるとなると、設営代やスタッフ人件費などで追加的な費用が発生します。コロナ前はそうでもしないと集客出来ない一面もありましたし、知名度アップを先ず優先して無銭観覧も認めていたと思いますが、今や何も付けなくとも完売するのですから、レーベルや運営が動くモチベーションは乏しいと言わざるを得ません。
ただ、中長期的な視野で捉えて頂きたいと思います。商売的には「ナシ」と書きましたが、それはあくまで短期的な観点。その時は費用が嵩んでも、その結果本格的に沼入りした層が、コンサートにグッズにお金を落とせば、充分「元」が取れる筈です。余計な費用と捉えるのではなく、「先行投資」と考えては如何でしょう?前記のとおり私も初期はあまりお金を落とさない存在でしたが、それでもオープンに見せてくれた事で、立派なヲタクに成長し(笑)、今やしっかりお金を落とす存在になりました。今のイコラブにあって、ミニライブを付けたリリイベを開催すれば、既存ファンに加えて、「この機会にちょっと見てみたい」という層もたくさん来る事でしょう。全ての会場で行えとは申しません。会場選定も難しいですからね。例えば今回で言えば、まさに今日。全てのメンバーが集まる機会にライブも付けたら、大きな盛り上がりを見せるでしょう。
そうして大勢のファンを集客する事で副次的な効果も期待出来ます。それは休日のショッピングセンターに買い物に来ている一般層にもアピール出来る点です。コロナ前ですと、「何か知らないアイドルが、こじんまりとしたイベントやっているな」程度でしたが、今ですとメンバー個人のバラエティ等での活躍もあり、「凄い人だと思ったら、あのイコラブが来てるの?」とその人気を認識して貰えます。中には「ちょっと覗いて行こう」と言う方もいるでしょうし、人気ぶりを実感すると、「それなら何かの機会に行ってみたい」と思う可能性もございます。流行りものが気になるのは、人間の本能とも言えますからね。
今、ツアー初日を前に「6周年コンサート」を中心に、ライブ映像を連夜公開しています。昨晩は「青サブ」まで…。あれも一種の「先行投資」だと思います。円盤がそのせいで売れなくなる一面もありますが、それよりも「イコラブのライブってこんな凄いんだ!」「コンサートに行ってみたい」と既に上がっている声を重視すべきでしょう。先ほど投稿検索していたら、「ウチもライブが武器なんだから、イコラブみたいにPRして欲しい」との別アイドルグループ推しの声も見られました。
この動きを是非、リリイベでも。現場内情やイベントコストを知らない1ファンの勝手な希望である事は重々承知していますが、まだイコラブの魅力に気付いていない方はたくさん居ます。そんな方々にリーチするにあたっては、是非目先の利益だけでなく、中長期的観点で検討頂きたいと切に希望致します。(終)