「対面お話し会」の楽しさと発展性 | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

GWも最終日ですね。今日は自宅でゆっくり過ごされている方が多いのではないでしょうか?私も一昨日、昨日と外出したので、今日は朝から自宅で過ごしています。昨日はパシフィコ横浜で開催された「対面お話し会」に出掛け、一昨日は群馬県上野村に友人と向かいました。後者は前記事で「早朝5:00から某所に日帰り」と書いたものです。一定の年齢以上の方はこの地名を聞くと、ある出来事が連想されるのではないでしょうか?

 

1985(昭和60)年8月12日、満員の乗客を乗せて大阪(伊丹)に向け羽田空港を飛び立った日本航空123便が墜落し、520名もの犠牲者が出た大惨事を…。その墜落現場である御巣鷹の尾根に慰霊登山に出掛け、御霊に祈りを捧げて参りました。高速道路を降り、山道を友人が運転する車で進み、8:15に登山道入口に到着。そこに車を停め、墜落現場まで約30分の登山道を歩きました。急峻な箇所もありましたが、関係者の皆様のご尽力で登山道は整備され、案内も各所に設けられていたので、迷うことなく「昇魂の碑」に辿り着きました。

 

 

そこが墜落現場。先ずは持参した線香に火を付け、友人と共に眼を閉じて祈りを捧げました。まだ朝早く、登山者の姿も疎ら。晴れ渡る空が気持ちよく、ここが大惨事の現場である事を忘れてしまいそうです。ところがそこから少し上に歩くと、多くの墓標が…。ここで多くの命が瞬時にして失われた事を実感します。この一帯は墜落後に航空燃料に引火して大火災が発生した場所でもあり、40年近く経った今でも黒焦げとなった樹木が散見されました。

 

 

墜落の衝撃でちぎれた機体後部が滑り落ちた「スゲノ沢」に下ります。ここでは火災が発生しなかった事もあり、奇跡的に4名の乗客が救助されたのですが、その一方で大勢の方が亡くなった場所でもあります。密集するように立ち並ぶ無数の墓標。今は静まりかえり、沢の流れる音だけが聞こえるこの場所も、あの日は地獄のような光景が広がっていたことでしょう。私と友人はただ祈る事しか出来ませんでした。

 

※立ち並ぶ墓標(正面からですと故人のお名前が映るので後ろから撮りました)

 

こうして終えた慰霊登山。事件当時の大騒動はリアルタイムで経験しており、いつかはその現場に行き、祈りを捧げたいと考えていましたが、ようやく達成する事が出来ました。帰りの車内で、自衛隊勤務で航空機にも詳しい友人から、この事故を機に改善された飛行機の部品や仕組みがあると聞き、少し救われた気になりました。もう戻らない尊い520の命だけど、それと引き換えに得られた安全への知見があるのだと。改めて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、前記のとおり昨日は16thの「対面お話し会」に横浜に出掛けて、1部から4部まで1日を過ごして参りました。思えば約1年前の昨年4月末に同地でコロナ後初となる対面イベントが開催された訳ですが、当時との比較で色々と感じた部分もございました。今回はそんな昨日の所感を思いつくままに書いてみたいと思います。

 

 

先ず昨日の私ですが、以下のスケジュールでした(メンバー名後ろの数字は枚数)。

 

1部:舞香1

2部:舞香1、花菜2、瞳1

3部:舞香1、花菜1、瞳1

4部:舞香1、杏奈2

 

1次申し込みで舞香ちゃんが広く薄く確保出来ました(ただし2次以降は全落)。そんな訳で1部最中の10:20頃に現地に着き、早速ホールに入って舞香ちゃんレーンに向かいますが、どのレーンも驚くほど人が並んでいませんでした。いつもなら長蛇の列となっている舞香ちゃんレーンも例外ではなく、待ち時間ゼロ状態。話す事を考えていなかったため、レーン入場後もしばし立ち止まって(後から入った方に先に行って頂き)、話題を色々思案したくらいでした。皆さん、対面お話し会を重ねるにつれ、1部から4・5部までずっと居ると疲れてしまうのが分かり、ペース配分を考えるようになったのかも知れません。そこで遠征民や早起きが苦手な方は2部以降からの参戦にしたのかなと、行動を共にしたブロガー仲間「いとぱん」さんと話したものです。そう考えると、自分のように早起きが苦ではないオッサンにとって、1部はチケットが取りやすく、ゆったりと過ごせるので狙い目となるかも知れません。

 

2部以降は、やはりファンでごった返し、各レーンには長い列が出来ました。やはりその中でも「いかりんぐ」の2人が突出している感じで、レーン内に入る受付(本人確認等)待ちの時点で長い列が出来ていたほどです。そんな中で並びつつ、周りのファンを観察するのも楽しいものです。楽曲衣装を手作りした女性ファンを見ると「凄いなあ」と思ってしまいます。また、綺麗にデコレートした名札を下げている女性ファンも多く、何の工夫もなく「ぬくぬく」と書いた自分の名札が恥ずかしくなってしまいました。

 

女性や若者が多いのは相変わらずですが、そんな中に外国の方や、これまであまり観なかった中年女性の姿も見られるようになり、ファン層の広がりを感じます。また、メンバー毎に並ぶファンの様子が違うのも面白いところです。RoseMuseなどで綺麗に着飾った女性が多いのがみりにゃレーン。ピンク髪の女性や、謎の(?)ぬいぐるみを付けたファンの多いきあらレーン。しょこレーンにはベイスターズのユニフォームを着た方も多いです(同様にカープユニフォーム姿が散見される杏奈レーン)。それぞれ推しは違えども、皆んなイコラブが大好きという点で共通しており、妙な連帯感を覚えられるのも対面イベントの醍醐味です。なお、瞳レーンに並んでいると、時折ブース内から瞳の大声が響き、時には悲鳴の様にも聞こえてしまう事から「何かトラブルでも!?」と身構えてしまうものです。周りのスタッフが慌てていない様子に、「あ、単に瞳のデカボイスだったか」と都度安堵する訳ですが(笑)。

 

 

1年前のコロナ後初の対面イベント時は、場内ではマスク着用義務があり、まだコロナ騒動からの正常化途上と言った感じでした。コロナ前の握手会未経験で、対面が初と言うファンも多く、慣れていない感も漂っていたのは当然でしたが、1年経つとファンも対面イベントの楽しみ方が分かってきたなと昨日は感じました。時間帯によって混雑はしているのですが、スムーズに進行している印象なのです。「この時間に入っておけば余裕がある」「荷物検査で引っ掛からないように、これを持っていくのは止めよう」「部間の空き時間はこうして過ごそう」等の工夫があるのでしょう。その分、メンバーとの交流を楽しむ余裕が生まれ、対面イベントの「質」が向上しているとも思えました。大きなトラブルが発生していないのも素晴らしい事です。

 

それでも、ブースから出てきたファンの満ち足りた笑顔は変わりませんね。一見強面の方も腑抜けになったような表情でブースから出てくる様子には、何だか可笑しくなってしまいます。中にはずっとメンバーの方を見て前方への注意が疎かになり、ブースを仕切る板(パーテーション)に激突する方もいました。少しの時間とは言え、憧れのアイドルが目の前に現れ、その最中は自分のためだけに微笑んでくれるのです。腑抜けになり、前方不注意になっても仕方無いですね。自分はなるべく無表情を装って退場していたつもりでしたが、他人の目にはどう映っていたことか…。

 

 

4部終了後は、いとぱんさんと関内の居酒屋に移動して、ヲタ間「お話し会」。お互いイコラブの事となると全く話題が尽きないものです。こうして楽しく過ごせた1日。諸々スムーズになってきたので、「推し増し券」の販売が復活して欲しいですね。これはコロナ前の握手会では見られた仕組みで、要は余裕のあるメンバーの「当日券」を現地で販売していたものです。「これがあったら絶対買っちゃうよなあ…」といとぱんさんと話したのですが、やはり現地に来ると気分が高まり、もっとたくさんのメンバーと話したいと思えてしまうのです。他にも「生誕祭」の復活(生誕委員会の主催で、誕生日近くのメンバーのお祝いセレモニーを、握手会の部間に行っていました)もあるのでしょうか?

 

※コロナ前の握手会での「生誕祭」模様

 

こうして考えると、対面イベントにはまだまだ発展性がありそうですね。今月18日にも同地で対面お話し会があり、私も参戦予定です。早くも次回が楽しみで仕方ありません。(終)