夢が叶ったその後は…(ある読者さんからのコメント) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

今日の関東はとても暖かいです。まさに春本番の陽気。さきほど近所のスーパーに買い物に行った際、真冬の服装では暑いだろうと少し薄着にしたものの、それでも少し暑かったです。こんな日はどこかにお出掛けしたいものですが、今日の自分の予定はお昼(2部)にオンラインお話し会、夕方に歯医者とお出掛けが難しい状況。そうかと思えば、「げ~みんぐ」の公開収録(19日)や、「2S撮影会」(20日)に出掛ける来週は、また寒さが戻ってくるとの予報で、何とも上手くいかないものだと心の中でボヤいています。

 

さて、今回はある読者の方から頂いたコメントを採り上げます。2月28日付記事につき、「kousuke30425」さんよりコメントを頂戴しました。以下、抜粋します。

 

【2/28付記事への「kousuke30425」さんコメント(抜粋)】

 

ぬくぬくさんのご意見を伺いたくコメントします。それは目標とは、夢とは、叶ってしまわない方が幸せなのではないかということです。

 

もちろん、イコラブの「東京ドームに立つ」という目標が叶ってほしくないということではありません。応援しているグループの目指すところなわけですから、間違いなく叶ってほしいと思っています。

 

しかし、ひとたび目標が達成されてしまったとき、夢が叶ってしまったとき。それはまさしくグループの「最高到達点」になってしまう様な気がしています。さらに大きな目標や夢を掲げることはできますが,長い間東京ドームに向かって走って走って、走り切った後に、「はい,次目指すのはこれね.」と言われて腹落ちする人がどれだけいるか…。

 

目標や夢というのは、確実に求心力になると思います。今のイコラブやノイミーの熱を生んでいる要因の1つであることは間違いないでしょう。この坂を登りきることなく、いつまでも走り続けていることの方が、実は幸せなのではないか。叶ってしまったあと、越えられない美しすぎる記憶に囚われて熱を失ってはしまわないかと。考える必要もないことをあれこれと考えてしまいます。こんなことを考えてしまうのは、おそらく坂を登りきることが現実的なところまで来ているからだと思います。

 

ぬくぬくさんは,夢が叶った後の世界について何か考えておられますでしょうか。(以上、抜粋終わり)

 

この日の記事は、もう少し肩の力を抜いて応援しようと自身の推し姿勢を省みたものでした。諸々の数字や夢の実現ばかりに拘るあまり、肝心のメンバーが輝く姿をしっかり見ていないのではとの自省ですね。ただし、やはり夢の実現には引き続き心を寄せていきたく、その塩梅が難しいと考えていたところ、上記コメントを頂いたのでした。私の考えもお求めですので、今回はコメントで書かれている点につき、自分が思う事を書いて参ります。

 

「夢が叶った後の世界について何か考えておられますでしょうか」、これについては自分も時折考えてしまいます。夢の場所である「東京ドーム」公演は必ず実現させたい、この点については揺るぐ事なき信念です。公演のその日だけでなく、それが発表される瞬間を妄想するだけで涙が滲むくらい入れ込んでいる想いなのです。それは今後も変わらないでしょう。

 

 

ただ、夢が叶った後を想像すると、なかなかシビアな世界が待っている気もします。先ず思いつくのはメンバーの卒業。イコラブの年上メンバーも20歳台後半に。現在の一般的な女性アイドルの年齢構成から言えば、「そろそろ」と考えてもおかしくありません。我々はいくつになっても続けて欲しいとは思うものの、彼女たちの人生設計もありますから…。現在、それを繋ぎとめているのが、夢の存在とも思えます。「みんなであのステージに立つまでは」との思いで、日々研鑽を続けているメンバーも居る気がします。

 

それは美しい姿ですし、そんなメンバーの姿を見て、我々も応援のボルテージが上がるのですが、その夢が果たされたとしたら…。「これを区切りに」というメンバーが出てもおかしくありません。「まだここに居たい」と思わせていた夢が叶ってしまうと、繋ぎとめるものが無くなってしまうのですから。それも1人ではなく、複数人となる可能性もあります。そうなると、もはやグループを維持するのが困難と判断し、イコラブの歴史に終止符が打たれる事すら考えられるのです。完全に無くしてしまわないまでも、大幅にグループの形を変えるかも知れません。

 

 

こうした事象が避けられたとしても、メンバー、そしてファンのモチベーションが低下する懸念もあります。「kousuke30425」さんも言及されているとおり、熱を失ってしまう事は十分考えられます。この種の「落とし穴」は、古今東西様々な場面で見られるもので、長年の夢を果たした後、次の目標が見つからず迷走するケースは芸能界に限らず、スポーツ界や我々の一般社会でも起きてしまいがちです。私が以前追っていた48グループもそうでした。秋葉原の小さな劇場からスタートしたAKB48。距離的には僅か1,830mしか離れていない(後にこの距離をタイトルとしたアルバムがリリースされました)東京ドームの夢を追い続け、結成7年目の2012年にその悲願を果たすのですが、振り返るとここが48グループの「最高到達点」でした。この公演が終わり、初期からのグループの象徴だった「あっちゃん」こと前田敦子ちゃんが卒業。その後、「選抜総選挙」や姉妹グループの新規立ち上げ等で、「熱」の延命に務めますが、その事が推しメン別、推しグループ別のファン分断を加速させ、メンバーとファンが一体となって「東京ドームへ!」と結束していた熱は戻る事は無かったのでした。こうした事象は48グループに限らず、他グループでも繰り返されてきたプロセスであり、ある意味不可避と言わざるを得ません。特に夢への拘りや、ファンの熱が高いグループですと猶更です。

 

※結果的にここが全盛期となりました

 

このように、今は甘美な言葉に酔っている「夢」ですが、実際に叶った後を想像すると、だったら夢は夢のままで何時までも叶わない方が良いのではとの考えも頭をかすめます。実際、夢って叶った瞬間よりも、それを追い続けていた時期の方が後年振り返ると充実した時期だったと思えるものですから。繋ぎとめる「何か」があることで、「今のイコラブ」をより長く楽しむことも出来ます。

 

ではあるものの、やはり私は夢の実現を強く願います。確かにそれが叶ってしまった後に、色々な事が悪い方向に変わってしまう懸念はあります。自分自身の応援モチベーションだって、今の熱さを維持出来るかは分かりません。しかし、そんな事は夢が叶った後に考えれば良くて、とにかく今は夢の実現を後押ししたいのです。「色々懸念はあるけど、それはなるようにしかならないから、先ずは夢の実現を応援する」、これが「kousuke30425」さんの問いに対する私の考えです。夢が叶って、その結果グループの形が変わろうとも、自身の熱が回復不能なほど下がろうとも、それは歴史の「必然」だったと捉え、「今まで楽しい思い出ありがとう」と静かに沼から出ていくつもりです。こんな事が杞憂に終わる可能性もありますしね。メンバー・ファンともに目指す次の目標が見つかり、引き続き熱を保って、イコラブの歴史を更に重ねていく事もあり得るのです。

 

 

将来の事は誰にも分かりません。必要以上に楽観視する必要も、悲観視する必要も無く、その時その時に自分が一番だと思える選択を取れば、後はなるようになると思います。そして、今の自分の推し活で一番大切なのは、やはり「夢の実現への後押し」。色々な事を心配するとキリがありませんが、そう言った事は一旦忘れて、とにかく今の信念を大切にするという姿勢で良いのではないでしょうか。

 

以上、答えになっているか分かりませんが、これがコメントに対する私の考え方です。結果的に「kousuke30425」さんに対して、「まあ、そんな事は気にする事ないのでは」と言っている状況ですが、色々と考えさせてくれる機会を与えて頂き感謝しています。恐らく同氏も迷いつつ、最終的には私と同様に「でも夢を応援する」と結論を出されると思います。どうしても夢への拘りが強いと色々考えてしまいますからね。

 

 

「こんなことを考えてしまうのは、おそらく坂を登りきることが現実的なところまで来ているからだと思います」、「kousuke30425」さんはこうも仰っています。その通りですね。まだ夢が本当に夢としか思えない状況でしたら、諸々考えてしまう事もありません。最近気になっているのは、「笑顔のレシピ」が披露されなくなってきた事。昨年秋の「6周年」でも、今次ツアーでもセトリから漏れています。以前は定番の一曲だったのですが。

 

いよいよ「その時」が近づいている証左なのでしょうか?「その時」までの温存なのか…。おっと、色々考えては駄目ですね(苦笑)。とにかく夢の実現を信じて、今のイコラブを全力で応援するのみです。(終)