新たな選択肢を示した復帰劇(お帰り、大西葵ちゃん) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

今日の関東は朝から青空が広がっています。これだけスッキリと晴れているのは、先週末以来です。2日間「対面お話し会」のため幕張に足を運びましたが、幸い両日とも天気に恵まれ、建物外でも快適に過ごす事が出来ました。それ以降、ずっと雨や曇りのパッとしない天候が続き、特に昨日は寒くて雨も降り、ニアジョイ2周年コンサートに行かれた方は、開演前や昼・夜公演間は辛かっただろうなと思います。もっとも、あの会場はホール外でも、「東京国際フォーラム」の建物が広く、東京駅の地下通路にも直結していますから、雨風を凌ぐことは出来たのではないでしょうか?これが例えば日本武道館だったり、先日ツアー初日公演を行った神戸・ワールド記念ホールですと、そうした場所が無く、かなり辛い状況となるでしょう。聞けば、いよいよ1週間後に迫った「武蔵野の森」会場も、外で待機せざるを得ない作りとの事。過ごしやすい天気となる事を願っています。

 

※「武蔵野の森スポーツプラザ」会場外観

 

さて、今回はそのニアジョイ2周年コンサート関係です。もっとも、自分は現地参戦しておりませんので、コンサートの内容自体に言及するものではございません。ただ、夜公演を配信で観覧し、掛け値なしに素晴らしく、質の高いコンサートだと感じた事は申し添えておきます。そう実感させてくれた要因の一つに、「歌姫」の復帰も大きく寄与しています。そう、昨日のコンサートで休養中だった大西葵ちゃんが戻ってきました。復帰はもう少し先かなと考えていたところ、昼公演の冒頭から姿を見せてくれ、最後までパフォーマンスもこなしたとの由。前回記事で夜公演の配信視聴まで情報をシャットアウトすると書きましたが、さすがにこの報は気づいてしまいました(苦笑)。結果として約2か月間と言う短期間の休養となりましたが、こうしたリフレッシュの仕方もありではと思えたのです。今回はその点について書いて参ります。

 

 

前記のとおり葵ちゃんの休養期間は約2か月に留まりました。早期の復帰が果たされたことは喜ばしい限りですが、「その程度なら休む必要は無かったのでは?」と考える方はいませんでしょうか?まあ、そんな考えをする冷たい方はいないと信じているものの、休むことに理解の乏しかった自分が社会に出た頃ですと、前記のように「その程度なら…」と捉える方は確実に居たと思います。

 

既に平成の世でしたが、未だ長時間労働が美徳と考える人が多い状況。労働者の権利として与えられている有休を取得するにも、上司の顔色を窺って、「申し訳ございませんが…」と切り出す始末。もちろん休み中に他社員が自分の仕事をカバーする必要がありますから、「休み貰って当然。何が悪い」的な態度では問題ですが、それにしても休みが取りづらい雰囲気でした。しかも「半休」(午前、午後の半日だけ休み)や「時間休」(15~17時の2時間休みなど、時間単位で取得する休み)など無く、制度上も休みが取りづらい状態だったのです。熱が出ても37度台で休んでは何を言われるか分からないので、気合を入れて出社。これが当時、文系男子の就職人気TOP10に入っていた企業の実態でした(転職済。まあ、他の企業も似たり寄ったりでしたが)。

 

しかし今や時代が違います。「休む」ことに対する理解が進み、充実した仕事をこなすためにも、リフレッシュする事の必要性が広く認識されるに至りました。アイドルも同様。こちらは大分最近まで「続ける」「辞める」の二択しか無かったところ、「休む」という中間的な選択肢が取れるようになりました。イコラブにあっても、舞香ちゃんと瞳が休んだ時期がありましたが、今や2人とも元気に活動を続けています。休む前の舞香ちゃんは明らかにアイドル活動に迷いが見られましたし、瞳も酷く疲れた表情をステージで見せる事もありました。あのまま休むことが許されず、表に立つことを強いられていたら、高い確率で2人ともグループを去っていたと思われます。

 

 

今回の葵ちゃんは、そこまで休む前の「異変」は感じなかったものの、昨日配信でその姿・表情を見ると、以前より柔らかで明るくなった印象です。2か月と言う短い期間ではありましたが、しっかり気持ちが切り替えられ、前向きな気持ちで戻ってきたことを窺わせました。そうであるならば、今後は他メンバーも少しの期間で良いからリフレッシュしたいと感じたら、迷う事なく休むことを選択するべきかと思います。これが、今回の復帰劇で一番感じた事なのです。「この程度で休んではいけないのでは…」「ちょっとキツイけど、まだ耐えられる」ではなく、短期間であっても裏に下がる事で、ひいてはより長い期間アイドルとしてステージで輝けるのです。もちろんファンのためにも頑張って表に立っていたいとの気持ちは有難いですし、そうした心構えが必要な時期・瞬間もあるでしょう。いくら休むことが重要とは言え、出来れば「休養」の報は聞きたくないと言うのが正直なところです。

 

しかし一方で、アイドルとして輝く姿を出来るだけ長く見たいと言うのも本心。それならば、休むことを選択した事を咎めは出来ませんし、むしろ「しっかりリフレッシュしてね」と暖かく捉えてあげるべきだと思います。3グループとも休養を選択したメンバーがいますが、そのままフェードアウト(卒業)した先例は皆無で、期間の長短はあっても全員戻ってきているのです。

 

 

今回も先例に違わず、しっかりと戻ってきてくれました。それは嬉しい事であり、(結果として)短期間の休養という選択も取り得る事を示した点では意義深いと言えましょう。我々ファンの願いは1つ。それはメンバー全員が心身ともに健康で、やりがいを感じながら、少しでも長くステージで輝き続ける事です。そのために休むことが必要と少しでも感じたならば、必要以上の我慢はせずに、一旦裏に下がって欲しい。そうして俯瞰的にグループを見る事で、新たな「気付き」があるかも知れないのですから…。

 

大西葵ちゃん、お帰りなさい。また貴女の歌声が聴けるのが嬉しくて仕方ありません。(終)