趣向に合わせた、楽曲「交通整理」の必要性 | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんばんは。

 

冬の太平洋側と言えば、連日の冬晴れが相場なのですが、今週は太陽が出ないですね。今日も朝から冷たい雨。昨日もどんよりしていたのですが、この季節にしては異常と言える暖かさでした。1日にして真冬に逆戻り。先ほど天気予報を見たところ、関東は明日、明後日も寒くて雨が降りやすいとのことでした。そう言えば日本海側の冬は晴れが珍しく、いつも曇りがちで、気分まで晴れないと聞きます。確かにこんな日ばかり続くと憂鬱ですね。この季節ですから寒いのは仕方ありませんが、早く青い空に輝く太陽が観たいものです。

 

さて、「呪って呪って」MVの再生回数が先日500万回に到達しました。ちょうど幕張でお話し会(2日目)をしていた時間でした。公開されて半月足らず。そこからも伸びて、2/21 20:30現在で536万回に達しています。好き嫌いは分かれそうですが、こうした曲調って引っ掛かりが多く、アイドルファンが好む王道系より世間一般へのアピール度合いが大きくなりがちです。そんなこともあって、「呪って」のMVが良く回っているのでしょう。今後、歌番組等のメディアで多く流れる事を期待したいです。

 

 

今回採り上げたいのは、その「呪って」自体ではございません。同曲のMVでは舞香ちゃんが弓道着姿で登場し、ファンの間で大きな話題となりました。私も弓道経験者ですので、とても印象深かった訳ですが、他グループにも詳しいブロガー仲間から、乃木坂46の「ガールズルール」でも弓道姿が収められていると聞き、同曲のMVを観る事にしました。イコラブと比較にならない知名度を有する同グループですが、自分は全く不案内。興味の無い分野には一切関心を示さない性分ですので、歌のタイトルくらいは知っていたものの、MVを見るのは初めてでした。

 

確かに弓道姿が収められていたのですが、残念だったのは楽曲の一部のみのショートバージョンだった事。それでも「いい歌だな」と思って、そういや乃木坂と言えば、以前のコンサートで(2021年ツアー)瞳がカバーしていたなと「オフショアガール」MVも観たのですが、こちらは更に短く1分にも満たないものでした。まあ、非公式に上がっているライブ映像などでは、もっと長いのですが、やはり公式MVで先ずは確認したいところ、これだと魅力の一部しか伝わらないのではと思わされたのです。そちらが「出自」のブロガー仲間「ジーコ」さんによると、シングル期間が終わると表題以外はショートver.に差し変わってしまうとの由。「せっかく良い歌が多いのに残念」とも仰っていました。

 

 

 

他界隈のやり方ですから、それに対して私がどうこう申し上げる事はございません。色々思惑があるのでしょう。結果として、「高値安定」と言える人気を保持しているのですから、何らかの企図がある戦略とも言えます。ただ、それほど詳しく無い身からすると、やはりちょっと残念ではありますね。せっかく興味を抱いても知る機会が限られる訳ですから(まあ、自分の場合、今更他界隈に本格的に嵌る事はありませんが。イコラブが最後と決めていますので…)。

 

そこにあって、イコラブはカップリングMVも全て制作し、フルverのまま残しています。カップリングがショートになってしまうと、「しゅきぴ」も、「夏祭り恋慕う」も、「お姫様にしてよ」も、魅力の全てを伝えきれない懸念が生じます。「ヒロインズ」に至っては、ショートverが成り立たないですね。そう言う訳で、これからイコラブを知っていきたいと言う方にも、豊富なラインナップが用意されているのが現状と言えましょう。しかも歌詞表示も出来る点は、「ご新規さん」には嬉しいところです。

 

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ただ、これだけを以て「イコラブ最高。他界隈は新規に優しくない」と、いたずらに推しグループを称賛し、他を否定するのが今回の趣旨ではございません。そもそも前記のとおり、何らかの企図があって、ショートverに移行している可能性もあるのですから…。それにイコラブもアルバム曲、ソロ曲まで含めると60曲近くの楽曲が既に存在しています。1つの楽曲でダンスver.など別バージョンMVが制作・公開されることもありますから、公式チャンネルに掲載されている楽曲動画はかなり多く、ご新規さんがその中から「好みの一曲」を見つけるのは困難と言わざるを得ません。

 

例えば、今回の「呪って」が気に行って、他に同系統の楽曲が無いかと探すとします。この場合、予備知識が無ければサムネやタイトルから判断するしかありません。候補となり得るのは「手遅れcaution」「知らんけど」や「狂想カタストロフィ」あたりでしょうが、60曲もあると見つからない可能性もあります。逆に王道系も聴きたいなと思った時、「探せ ダイヤモンドリリー」「青春”サブリミナル”」「夏祭り恋慕う」を聴いて欲しいところ、首尾よく見つけられるかどうか…。つまり、せっかくフルverの楽曲MVを揃えていても、各人の趣向に合った一曲が見つけられるかは分からないのです。こう言う時、グループの知名度があると有利です。乃木坂に詳しくない私でも、有名どころの楽曲タイトルくらいは知っているので、「じゃあ、そこから観てみよう」となりますから。残念ながらイコラブ程度ですと、代表曲のタイトルすら知らないという一般層が殆どなのです。

 

言わば「交通整理」が必要な状態。「王道系が好きならこの曲。ダーク系ならこれ。聞かせる系ならこのあたり」と言った感じですね。予算と好みを確認して、数多あるワインから最適の一本を紹介するソムリエ的な機能とも言えましょう。「最近イコラブ気になっているけど、先ず何から聴いたら良い?」的な投稿を見掛ける事も多いです。ただ、その方の趣向が分からないと何とも言えませんね。ファン人気の高い「青サブ」とて、刺さらない方もいる訳です。そんな「交通整理」を果たすべく、私も定期的にご新規さん向けの楽曲案内記事を上げています。

 

 

 

自分なりにそれぞれの趣向に合致すると思われる楽曲を紹介しているのですが、悲しいかな現代にあっては「オールドチャネル」と言わざるを得ないブログですから、見て頂ける機会はそれほど期待できないのです。そこにあって、定期的にファンによる楽曲人気投票を行い、その結果を動画に纏められている「シークレット秘めもちごころ」さんの企画は「交通整理」に最適だと思いました。既存ファンの人気が高い楽曲から聞いてみようという動きに繋がりますから。

 

※「ダイジェスト版」まで作られるきめ細かさ

 

ただ、最近は権利関係からMV動画を自由に使えなくなってしまった模様で、以前のような動画制作がままならない状態となった事は残念です。いずれにしても、ファンの手で「交通整理」を行って、ご新規さんに「この曲も良いな」と思って頂く環境を作る事は重要です。私もネットサイトを作るスキルがあれば、イコラブ情報を集約したサイトを作り、そこに趣向別お薦め楽曲を紹介するページを作るのですが…。

 

運営さんも「ラストノート」の地上波披露(CDTV)があった際には、間髪入れずにお薦め楽曲紹介の投稿を行う等、折に触れ「交通整理」を果たそうとはしています。ただ、ツイート投稿ですと、直ぐに埋もれてしまい、その後に興味を抱いた方には見つかりません。半永続的にご新規さんが確認出来る場所で、「交通整理」が出来ると更に素晴らしいと思います。

 

 

例えばですが、「王道系ソング(or失恋系ソング、ダーク系ソング 等)ダイジェスト」と銘打ち、MVやライブ映像を繋げた動画を制作して、公式chにアップするのも一手かと思います。これですと、過去の映像を繋げるだけですから、新たに撮影する必要はございません。その後に楽曲が追加されると、そこまでカバーは出来ませんが、先ずは60曲もの楽曲を抱えるに至った今現在という事で、一旦交通整理を図るとご新規さんには分かりやすく、好みに合った一曲に巡り会えそうです。そしてファンの手でも、それぞれの形で楽曲紹介を図り、沼を覗きに来た方を、より深いところへ連れていってあげたいものです。

 

以上、今回は普段は見ない界隈のMVを見て感じたイコラブの強みと、それだけでは片手落ちとなる現実を考えてみました。なかなか難しいですね。楽曲が増えたのは嬉しいですが、それを分かりやすく整理して、常にご新規さんの目に触れる状態にしておく必要があるのですから。それでも、様々な趣向に対してお薦め楽曲がある多彩さがイコラブなのです。自分のような趣向を持つ人間に「ダイリリ」や「青サブ」を聴かせたら、もう沼から抜けられません。そんなマッチングを一人でも多くの方に果たして、イコラブの輪を更に広げられるように工夫を凝らしたいものです。(終)