イコラブを知りたい貴方へ③-2(終):楽曲編(変化球・ダーク系、フェミニン系、聴かせる系) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

これから「=LOVE」(イコラブ)の事を勉強したいという方向けの入門記事シリーズ、「イコラブを知りたい貴方へ」。楽曲編の続きで、今回がシリーズ最後の記事となります。前回は「王道アイドルソング」「現場盛り上げ系」と言わばアップテンポなナンバーを紹介しましたが、イコラブ楽曲はそれだけではありません。今回は「変化球・ダーク系」「フェミニン系」「聴かせる系」の3カテゴリーの代表曲を紹介します。

 

【改訂記録】

初書 :2022年8月15日

改訂①:2022年12月11日

改訂②:2023年8月12日

改訂③:2024年6月27日(赤字箇所)

 

  変化球・ダーク系

 

前記事で紹介した「王道アイドルソング」がイコラブの主軸としたら、本カテゴリーの楽曲は、それらと大いに性格を異にしています。だからと言って、カテゴリー間でコンフリクトが発生する事はなく、それぞれの良さとイコラブのスキルを際立たせる「スパイス」的な役割を果たしているのです。なお、このカテゴリーには、いわゆる「カッコいい」系も含めます。

 

「手遅れcaution」

リリース:2018年5月(3rd表題)

センター:髙松瞳

ライブ披露度:★★★

 

 

※ライブver.(2021年7月:横浜アリーナ公演)

 

・背徳の愛を歌ったダーク系楽曲。1st(=LOVE)、2nd(僕らの制服クリスマス)と王道アイドルソングが続いて、3作目で本作リリースとなった。意表を突かれた作品に、当時は賛否両論が界隈に渦巻いたが、現在はグループを代表する一曲と位置づけられており、他アイドルのカバーも目立つ。

・センターは髙松瞳だが、野口衣織の憑依したような高い表現力が目立っている。特に大サビ「慟哭 警報 聞こえないふりして」ソロパートは、本曲最大の見せどころであり、ファンの間では「スーパー衣織タイム」とも呼ばれている。

・通常コンサートでの披露のほか、外フェスなどでもグループの多彩さをPRすべくセトリ入りする事が多い。本曲披露の際、ペンライトは赤色で統一され、サビではサイレンを模した振付に合わせて、高く打ち振るのが基本。

 

「CAMEO」

リリース:2020年7月(7th表題)

センター:大谷映美里、齊藤なぎさ

ライブ披露度:★★★

 

 

・小悪魔的な女性の少し際どいスリリングな恋愛模様を歌っている。K-POPと中華系の混合と言える曲調。当初は2020年4月のリリース予定であったが、コロナ騒動勃発により同年7月にリリースが延期された経緯がある。

・大谷映美里と齊藤なぎさのWセンター。高度なダンス楽曲であり、本曲の振り入れのために泊まり掛けの合宿を行った(Documentary「episode13・14」に、その合宿模様が収録されている)。

・コンサートでは中盤のムードチェンジに使われる事が多い。メンバーによるダンストラックから、特徴的な同曲のイントロが始まる興奮を、指原Pは「脳汁出る」と評した事も。炎の演出と共に披露される機会もある。

 

 

「祝祭」

リリース:2021年8月(9thカップリング)

センター:大場花菜、野口衣織

ライブ披露度:★★★

 

 

・夜のお城で繰り広げられる謎のパーティー模様を歌った楽曲。MVではメンバーが招待された貴婦人、メイド、コック、城主などに扮しており、やや不気味さを織り交ぜつつ描かれたストーリーにファンの映像・歌詞解釈が盛んに行われた。

・城の執事役を務める大場花菜と野口衣織のWセンター。宝塚歌劇の男役を思わせるシルバーとブルーのタキシード姿が印象的であり、2022年7月の3グループ合同コンサート「イコノイジョイ2022」で姉妹グループ「ノイミー」がこの衣装で同曲をカバーした際は、客席が大いに湧いた。また、2023年10月の「6周年コンサート」では生オーケストラをバックに同曲が披露され、ファンの間で大きな話題となった。

・衣装を含めた世界観の演出が必要となる事から、コンサートでの披露タイミングが難しく頻繁にセトリ入りする程ではないが、2021年9月の「4周年コンサート」で同曲が1曲目で披露された際は、ファンから驚きのどよめきが起きた。

 

 

 

Be Selfish

リリース:2022年9月(12th表題)

センター:野口衣織

ライブ披露度:★★★

 

 

・「自分を大切に、自分らしく生きて」との現代的なメッセージが内包されたメッセージ性もある楽曲。野口衣織が初の表題センターを務めた。

・MV撮影やメイクは韓国で行われ、曲調としてK-POP風とも評価されているが、サビ箇所は日本的とする事で「本家」との差別化を図っている。

・「さあ、パーティーの始まり」という歌い出しから、節目の「5周年コンサート」(2022年9月)の一曲目を飾った。また同年10月にフジテレビ「ミュージックフェア」(初出演)でも同曲が披露された。

 

呪って呪って

リリース:2024年3月(16th表題)

センター:野口衣織

ライブ披露度:★★★

 

 

・「好きの上が欲しい」「私のことはさ呪ってよ」と、「呪い」=愛以上の感情と位置付けた異色の「ラブソング」。センターは単独では12th(Be Selfish)以来となる野口衣織が務めた。2024年2月の「アリーナツアー初日(神戸)公演」で初披露された。

・私の事を呪うほど愛して欲しいといいつつも、「(貴方が行く)地獄でも内緒よ」「正しいグレーのつくり方 ちょっと黒が多かった」とシニカルとも言える歌詞が並び、エッジの効いた一曲でもある。

・2024年3月にTBS「CDTV ライブライブ」でフル尺を披露した際は、「(王道アイドルの)イコラブって、こう言うのも歌うんだ」との一般視聴者からの驚きの声も多く見られた。

 

その他、このカテゴリーに該当する楽曲として、「記憶のどこかで」(1stカップリング)、「24/7」(1stアルバム収録曲)、「Poison girl」(10thカップリング)、「知らんけど」(11thカップリング)、「狂想カタストロフィ」(16thカップリング)などがあります。

 

 

  フェミニン系

 

女性プロデューサーの作詞と言うことで、女子目線の楽曲が多いのもイコラブの特徴です。やや重たい系の女子の恋愛模様が歌われるのは、指原P自身の気質が現れているとも言われています。

 

「Want you!Want you!」

リリース:2018年10月(4th表題)

センター:髙松瞳

ライブ披露度:★★★★

 

 

・「ヒロインにしてよ」と、王子様願望とも言える女子の恋愛心を歌った楽曲。指原P自身の恋愛願望を書いたと、本人が語っていた事もある。

・K-POP的な要素も織り交ぜた軽快にして明るい曲調。冒頭の「Say『=LOVE』」は「ぴんくえんじぇる」(齋藤樹愛羅・齊藤なぎさペア現在は齋藤樹愛羅のみ)が「大きな声で」と煽った後にファンが「=LOVE」とコールするのがお決まりであり、声出しの復活により再びコールがなされるようになった。

・コンサートの熱を上げる楽曲として披露される機会が多い。リリース当時休養中だった佐々木舞香の歌声はオリジナル音源に入っていないが、現在のステージ披露には加わっている。

 

「しゅきぴ」

リリース:2020年11月(8thカップリング)

センター:佐々木舞香

ライブ披露度:★★★

 

 

・サビで繰り返される「しゅきぴ」が印象的な重ため女子の恋愛歌。耳に残りやすいキャッチーな曲調であり、TikTokでバズった事もある。

・カップリングを含めた楽曲で、佐々木舞香が初のセンターを務めた。MVの監督は元AKB48の峯岸みなみさん。指原Pからの依頼で制作を引き受け、多くの再生回数を叩き出す作品に仕上げた。

・ペンライトによる振りコピも盛んに行われる。認知度・人気が高い楽曲であることから、コンサートでの披露機会も多い。

 

「ウイークエンドシトロン」

リリース:2021年8月(9th表題)

センター:髙松瞳

ライブ披露度:★★★★

 

 

・「す す 好きCHU CHU CHU~」のサビがキャッチーな女子目線の恋愛曲。この楽曲でも王子様願望が歌われている。なおタイトルの「ウイークエンドシトロン」とは、レモン風味のバターケーキの事。

・黄色い衣装が目に鮮やかで、同曲で初のMステ出演を果たした。MV監督は「しゅきぴ」に続いて峯岸みなみさん。ラップパートの作詞を「フワちゃん」が担当した事でも話題を呼んだ。

・椅子を使ったステージパフォーマンスが特徴的。2022年夏シーズンの外フェスでは、1曲目で使われる事が多かった。

 

※大雨の屋外で同曲を披露した事も…(2021年10月「イコノイフェス2021」)

 

その他、このカテゴリーに該当する楽曲として、「Sweetest Girl」(6thカップリング)などがあります。

 

 

  聴かせる系

 

最後はしっとりと聴かせる系です。明るい恋愛曲ばかりでなく、失恋を歌った楽曲もあり、世界観をしっかり再現してくれるパフォーマンスや、深く印象的な歌詞を楽しむ事が出来ます。

 

「ズルいよ ズルいね」

リリース:2019年10月(6th表題)

センター:齊藤なぎさ

ライブ披露度:(現在は披露されていない)

 

 

・失恋の悲しみや痛みを歌った楽曲。「不幸になって欲しいなんて思ってないよ だから幸せにはならないで」など、印象的な歌詞が多い。師匠に当たる秋元康氏からも歌詞を褒められたと指原Pが明かしている。

・齊藤なぎさが初の表題センターを務めた。髙松瞳の休養を受けての起用であったが、それまで年少組ゆえの「幼さ」が目立った彼女が、本曲を機にグループの若きエースとしての強さや逞しさを身につけた。

・青いドレスは「ズルズルドレス」と呼ばれ、メンバー・ファン人気も高い。同曲によってイコラブに興味を持ったというファンも多く、「ズルズル新規」と呼ばれる事もある。中盤のしっとり系パート曲として、コンサートで披露される事も多かったが、齊藤なぎさのグループ卒業と共に披露がなされなくなった。人気の高い楽曲だけに、封印してしまうのは惜しいというファンの声も多い。

 

 

「あの子コンプレックス」

リリース:2022年5月(11th表題)

センター:佐々木舞香

ライブ披露度:★★★★

 

 

※「THE FIRST TAKE」での披露

 

・「ズルいよ ズルいね」以来となる本格的な失恋歌。驚異的なMV再生回数を誇り、同曲のCDセールスもコロナ前水準を超えて、グループ史上最高を記録した。

・センターは表題では初となる佐々木舞香。休養期間を除いて、デビュー以来表題センターを務めてきた髙松瞳だが、本人申し出によりその座を譲った形となった。

・落ちサビ「沈んでも沈んでもいい それでも恋は走っていくから」の佐々木ソロからの、「いかりんぐ」(佐々木・野口衣織ペア)のハモりが本曲最大の見せどころ。2022年7月の「イコノイジョイ2022」は演出の水に濡れながらのパフォーマンスが評判を呼んだ。更に同年11月、グループの歌姫トリオ(佐々木、野口、諸橋沙夏)による「THE FIRST TAKE」での披露も大きな反響を呼んだ。

 

 

「ラストノートしか知らない」

リリース:2023年11月(15th表題)

センター:齋藤樹愛羅

ライブ披露度:★★★

 

 

・時間によって香りが変化する香水。「トップノート」、「ミドルノート」と続く、最後の香り「ラストノート」を、都合の良い女と自覚しつつも待つだけの恋に当て嵌めた。

・センターは標題初となる齋藤樹愛羅。万を持しての最年少メンバーのセンター就任に、初披露となった「6周年コンサート」(2023年10月)は大いに湧いた。

・哀しいワードが並ぶ「悲恋歌」であるが、楽曲後半に向けて、メンバーの歌声を被せてエンドに向かっていく迫力は必見・必聴。2023年末の歌番組でも、この楽曲を披露し、グループ歌唱力の高さを存分にPRした。

 

その他、このカテゴリーに該当する楽曲として、「虹の素」(5thカップリング)、「だからとて」(14thカップリング)、「誰にもバレずに」(16thカップリング)などがあります。

 

以上で2回に分けた楽曲紹介も終わり、「イコラブを知りたい貴方へ」シリーズも締めさせて頂きます。グループの歴史はこれからも続きますので、情報は随時アップデートして定期的にご紹介したいと思います。

 

今回採り上げた事項以外にもイコラブや応援方法に関して、「これが知りたい」「これはどうなっているの?」等のご質問がありましたら、本記事のコメント欄や以下の私のツイッターへのリプでお知らせ下さい。私があまり参加していない「オンラインお話会」や「生写真」関連は良く分からないのですが、参加している同志ブロガーに繋ぐ事は出来ます。

 

※私のツイアカです

 

イコラブは現在、グループとして急成長している只中にあります。応援を始めるなら今。成長の実感とファンの一体感を感じる事が出来る筈です。是非、我々と共に「てっぺん」までの道を歩きませんか?(終)