イコラブを知りたい貴方へ③-1:楽曲編(王道アイドルソング・現場盛り上げ系) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

これから「=LOVE」(イコラブ)の事を勉強したいという方向けの入門記事シリーズ、「イコラブを知りたい貴方へ」。最後となる今回は楽曲にフォーカスしたいと思います。デビュー以来17枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしており、ユニットやソロ曲を含めると70曲程度の持ち歌がありますが(2024年6月現在)、王道アイドルソングから変化球、ダーク系などその内容は多彩です。

 

そこで全曲を紹介するのではなく、楽曲の性格毎に代表的な作品を紹介する形と致します。実際のライブで披露される度合いも考慮してラインナップしますので、今回挙げる楽曲を抑えて頂ければある程度現場も楽しむ事が出来る筈です。なお、楽曲は厳選しますが、それでも長くなりそうですので、「楽曲編」は2回に記事を分けさせて頂きます。

 

それでは早速参りましょう。なお情報は2022年8月14日現在、「ライブ披露度」は私のこれまでの現場参戦体験からの主観で、5段階評価(★5つが最高=披露される機会が多い)です。

 

【改訂記録】

初書 :2022年8月14日

改訂①:2022年12月11日

改訂②:2023年8月12日

改定③:2024年6月27日(赤字箇所)

 

  王道アイドルソング

 

やはり王道ソングがイコラブの主軸です。もともと指原Pも「王道疾走系アイドルソングが好き」と明言しており、その趣向が色濃く反映されているのが本カテゴリーです。軽快なリズムに湧く事が出来るので、現場での披露度合いが高いのも特徴です。

 

「=LOVE」

リリース:2017年9月(1st表題)

センター:髙松瞳

ライブ披露度:★★★★

 

 

・イコラブの記念すべきメジャーデビュー曲であり、初のオリジナルソング。デビューステージとなった「TIF2017」で初披露した。グループの理念や目標を歌った、イコラブを象徴する楽曲でもあり、ファンの間では「国歌」と呼ばれている。

・サビの「きっと君だ」が印象的な王道アイドルソング。大サビはフリーダンスとなり、ステージで躍動するメンバーの姿が楽しめる。

・外向けフェスなど、時間が限られているライブではセトリから外れる事もあるが、通常以上のコンサートではほぼ確実に披露される。最後の締め曲として歌われる事も多い。

 

 

「探せ ダイヤモンドリリー」

リリース:2019年4月(5th表題)

センター:髙松瞳

ライブ披露度:★★★★

 

 

・春の別れ(卒業)を歌った王道疾走系ソング。軽快なギターの演奏と共に次々と変わるソロ・ユニットパートで繋ぐ心地よいリズムが特徴的だが、歌詞は別れの切なさを感じられ、そのギャップが同曲の魅力ともなっている。

・間奏では「ガチ恋口上」がフルで入る等、コロナ前のコールが出来る環境下では、大変な盛り上がりを見せた。コロナ禍中は当然ながらコールは出来なかったが、2023年1月のツアーより一部声出しが可能となった際、同曲の「ガチ恋口上」コールが解禁され、声出しを待ち望んだ多くのファンが歓喜した。2023年夏以降、完全声出し解禁となり、最もコールが盛り上がる楽曲の1つとして、コンサート後半の盛り上がりパートの定番セトリとなった。

・2021年1月の日本武道館公演では生バンドをバックに同曲を披露し、ファンのクラップの中、大サビをリフレインしたエピソードは、感動的なシーンとして語り草となっている。

 

「青春”サブリミナル”」

リリース:2020年11月(8th表題)

センター:髙松瞳

ライブ披露度:★★★★★

 

 

※ライブver.(2021年1月:日本武道館公演)

 

・イコラブの王道系楽曲のみならず、全楽曲においても代表と言える作品。夏の恋の始まりを歌った一曲で、ライブ披露の機会も非常に多い。それにも拘わらず、ピアノのイントロが流れると未だに「おおー」とファンがザワつく程の人気曲でもある。2023年10月の「6周年コンサート」では、メンバーの呼び掛けに応じて、大サビをファンで大合唱する場面も。

・髙松瞳が1年に渡る休養から復帰して再びセンターポジションに立ち、更には結成時の12人体制最後となった(2021年3月に1人卒業)という節目の楽曲でもあり、本作を以て「イコラブ第一章」が終わったと捉えるファンもいる。

・終始疾走感に溢れる楽曲であるが、その中で哀愁たっぷりに髙松瞳が歌い上げる落ちサビ(君がいい 君がいい 君がいいなんて言えなかった)と、最後の「いかりんぐ」(佐々木舞香・野口衣織ペア)の「鼓動早くなり Ah 周りの温度が上がる」のハモりは必聴ポイント。

 

 

「夏祭り恋慕う」

リリース:2021年8月(9thカップリング)

センター:佐々木舞香

ライブ披露度:★★★★★

 

 

・僕目線で夏祭りを舞台とした恋愛模様を歌った作品で、イコラブ夏曲の代表的存在。カップリング曲であるが、あまりの完成度の高さに、スタッフから指原Pに「これ、(表題曲ではなく)カップリングで良いんですよね?」と何度も確認したと言うエピソードがある。

・センターは佐々木舞香。Cメロや落ちサビのソロパートでは、特徴である延びのある歌声を遺憾なく発揮しており、緩急付けた歌いっぷりが、同曲に立体的な奥深さを与えている。

・夏曲ではあるが、ファン人気が高く現場も盛り上がるため、それ以外の季節でも披露される事が多い。2021年10月に富士急ハイランドコニファーフォレストで行われた「イコノイフェス2021」のオープニングも飾った。2023年夏も新曲「ナツマトペ」と共に同曲もほぼ全てのライブで披露され、イコラブの夏に欠かせない存在となっている。佐々木舞香ソロ(間奏後Cメロ)「冷静保ってるけど~」パートでの、ファンによる「舞香8連コール」(まーいか×8)は、声出し解禁後のイコラブ現場における大盛り上がりポイントに。

 

「この空がトリガー」

リリース:2023年1月(13th表題)

センター:佐々木舞香

ライブ披露度:★★★★★

 

 

・齊藤なぎさがグループを卒業して10人体制となって初の楽曲。それだけにファンも注目していたところ、「青春サブリミナル」「夏祭り恋慕う」等のイコラブ王道楽曲を手掛けてきた塚田耕平氏が作曲でクセの無い王道曲と、盤石の体制で臨んだと言える。

・センター佐々木舞香のソロも目立つほか、他メンバーのソロで繋ぐ部分もあり、10人全員で新しいイコラブを作っていく事を印象付けた。曲調は王道疾走系であるものの、叶わない恋を歌った切なさにも溢れている。MVでは佐々木舞香と野口衣織の関係がクローズアップされており、最後に水面に浮かぶボートに2人きりとなって漂うシーンはファンの間で様々な解釈がなされた。また、個人にクローズアップした「Dance Focus Ver.」MVも10人分制作されて、ファンにも大好評となった。

・タイトルの一部が冠せられたツアー(Today is your Trigger)終了後も現場で披露される機会が多く、近時は終盤に向かう定番曲として多くのファンに愛されている一曲。2023年大晦日の「ももいろ歌合戦」でも披露された。

 

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その他、このカテゴリーに該当する楽曲として、「僕らの制服クリスマス」(2nd表題)、「部活中に目が合うなって思ってたんだ」(3rdカップリング)、「君と私の歌」(7thカップリング)、「桜の咲く音がした」(1stアルバム収録曲)、「The 5th」(10th表題)、「好きって、言えなかった」(12thカップリング)、「ラブクリエイト」(13thカップリング)、「君の第三ボタン」(16thカップリング)などがあります。

 

 

  現場盛り上げ系ソング

 

前記の「王道アイドルソング」でも大いに現場が湧きますが、それ以外にも会場一体となってお祭り騒ぎとなるような楽曲もあります。コロナ渦で応援方法が制約されてきましたが、2023年に入り声出しが段階的に解禁され、夏以降は完全解禁へ。このカテゴリーの楽曲で盛り上がれる環境が戻ってきました。

 

「Oh!Darling」

リリース:2021年5月(1stアルバム収録曲)

センター:髙松瞳

ライブ披露度:★★★★

 

 

・現場盛り上げ系ソングの代表格。サビではメンバーがタオルをブンブンと振り回し、ファンもそれに合わせてタオルを回すのが定番(ペンライトを回すファンも多い)。当該部分で「回せー!」とメンバー(主に髙松瞳)が煽ってくる事から、会場一体で盛り上がれる一曲。

・MVは富士急ハイランドで撮影しており、各種アトラクションに乗る楽しげなメンバーの様子が見られる。なお、同遊園地とは同地で合同コンサートを開催したり、過去にコラボ企画を開催したりと、ビジネス関係での繫がりもある。

・「1.5ミリ 大谷映美里」「楽しみましょこ 瀧脇笙古」とメンバー名が歌われたり、「大きすぎハンバーガー かぶりついて食べよう」「インドの皆さんビックリです ナマステー」というパートがあったりと、歌詞も楽しげな一曲。コールが解禁されて、更に盛り上がるようにもなった。

 

 

「いらないツインテール」

リリース:2019年4月(5thカップリング)

センター:齋藤樹愛羅、齊藤なぎさ

ライブ披露度:★★★★★

 

 

※ライブver.(2021年7月:横浜アリーナ公演)

 

・イコラブ楽曲では異色と言えるヘビメタ系楽曲。「媚びる気ないよ 女子高生」と歌われるように、世の中の「秩序」や「常識」への反逆ソングと取れなくもないが、そうしたメッセージ性を噛みしめると言うよりは、メンバーの煽りに合わせて盛り上がるのが本曲の楽しみ方となっている。

・センターは年少2人組「ぴんくえんじぇる」(齋藤樹愛羅、齊藤なぎさ)。間奏で拡声器を使って2人が煽るパートが本曲の見どころの1つ。姉妹グループとの合同コンサートでは、同パートを別グループのメンバーがアレンジするのが定番。

・歌詞や煽りに合わせてファンもペンライトを突き上げたり、サビで一斉にクラップするパートがあったりと、会場一体で盛り上がれるライブに欠かせない作品となっている。齊藤なぎさのグループ卒業により、同曲取り扱いが注目されていたが、齋藤樹愛羅が一人フロントに立ち、齊藤なぎさパートもこなす活躍ぶりで、引き続き現場盛り上げの定番曲として披露されている。

 

 

「ようこそ!イコラブ沼」

リリース:2017年12月(2ndカップリング)

センター:髙松瞳

ライブ披露度:★★

 

 

・イコラブ界隈は「一度入ったら抜け出せない」ということで「沼」に例えられる事も多く、それを歌詞に反映した一曲。指原Pはリリース当時「糞曲 of The year」と同曲を冗談交じりに評していたが、難しい事を考えずただ盛り上がる事が出来る事の例えと思われる。

・サビの「ランランラララ」では、メンバーの振付に合わせてファンもペンライトを上下に振るのが定番。また間奏で大谷映美里が「あのね、言いたい事があるの。私、今夜は帰りたくない」と囁くセリフパートがあるが、同部分を「○○(会場名)から帰りたくない」とアレンジする事も多い。

・初期の楽曲であり、以前は披露される機会も多かったが、最近はレア曲となりつつある。それでも節目のコンサートでセトリに入る事があり、2022年7月の3グループ合同コンサート「イコノイジョイ2022」では、「イコノイジョイ沼」と一部アレンジして披露された。

 

ナツマトペ

リリース:2023年7月(14th表題)

センター:佐々木舞香、野口衣織

ライブ披露度:★★★★

 

 

・2023年夏のイコラブを彩った14thシングル「ナツマトペ」。MV撮影はフィリピンセブ島周辺で行われ、開放的なリゾート感溢れる夏曲となっている。撮影自体は2023年4月に実施。Wセンターの佐々木舞香、野口衣織を中心に、涼しげな水色衣装を着たメンバーが躍動する作品は、アイドル夏曲のど真ん中とも評されている。

・この作品でも各メンバーにフォーカスしたソロMVがそれぞれ制作・公開され、ファンにも大変喜ばれた。なお、楽曲タイトルは「夏」と「オノマトペ」をジョイントした造語である。

・「1・2・3・4、イコラブレッツゴー」や「Go Go」更に2番の「せーの、カンパーイ」「全員優勝!」など声出し完全解禁を意識したような合いの手を入れる箇所も満載で、現場でも大きなコールがなされる盛り上げ曲。

 

ヒロインズ

リリース:2023年7月(14thカップリング)

センター:山本杏奈

ライブ披露度:★★★★

 

 

・イコラブ初のメンバー紹介ソング。自己紹介ではなく、別メンバーから他己紹介される形を取る。紹介される順番、誰が誰を紹介するかはくじ引きで決めた(その様子を映した動画あり)。また歌詞は紹介する方がそれぞれ作詞した(一部修正はあった模様)。

・当然ながら10人全員の紹介がなされており、限られたパート内にコンパクトに各メンバーの特徴を捉えた歌詞が楽しい一曲。楽曲の性格上ワンハーフには出来ないので、楽曲を詰め込むTIFなどでは披露の機会はなかったものの、その他「イコノイジョイ2023」「イコラブヨコハマ夏祭り」などでは披露された。

・声出しが完全解禁された時期のリリースであり、コールが非常に盛り上がる楽曲。各メンバー紹介の「L・O・V・E」とメンバーの下の名前を会場全体でコールするのが定番となっている。2023年10月の「6周年コンサート」では、コールの大きさに会場の「さいたまスーパーアリーナ」が揺れたとも評される盛り上がりを見せた。

 

 

その他、このカテゴリーに該当する楽曲として、「樹愛羅、助けにきたぞ」(3rdカップリング)、「今、この船に乗れ」(4thカップリング)、「お姫様にしてよ!」(10thカップリング)、「Junkies」(13thカップリング)、「ドライブ デート 都内」(16thカップリング)などがあります

 

 

以上、今回は「王道アイドルソング」と「現場盛り上げ系ソング」の代表作品をご紹介しました。

 

楽曲編はまだまだ続きます。次記事では「変化球・ダーク系」「フェミニン系」「聴かせる系」の代表楽曲を紹介させて頂く予定です。(続く)