美しい街で、美しいスタート(イコラブアリーナツアー神戸公演参戦記①) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんばんは。

 

関東にお住まいの皆さん、雪はどんな感じですか?私の職場(千葉駅周辺)では昼過ぎから降り始めました。夕方の帰宅時間、自宅最寄り駅から歩くと(普段は自転車を使いますが、予報を見て今日は歩きにしました)、既にうっすらと積り始めており、この分だと明日朝は凍結しているなと思われる状況です。こんな時に心強いテレワーク。会社側から明日は無理して出社する必要はなく、月の上限にカウントしないので在宅勤務を励行するとの事で、業務用パソコンを持ち帰ってきました。そんな訳で明日は在宅勤務。舞香ちゃんがTBSラジオに出演(朝9時台)との事で、しっかりリアタイ出来そうです(仕事しつつ聴きますよ)。

 

さて、この週末は神戸に遠征して、アリーナツアー初日公演に昼・夜と参戦して参りました。「てっぺん」への本格アタックを試みる今年のスタートと言えるライブでしたが、充実の2024年を予感させるスタートダッシュを決めた、素晴らしいコンサートでした。記憶の薄れないうちに、参戦記を書いていきたいと思います。今回はプレーンに時系列レポと致しますので、1回では収まり切れないと思われます。数回に分けますが、現地で感じた事をなるべく細かく書いて参りますので、宜しくお付き合い願います。

 

 

2月3日土曜日。東京駅を8:00ちょうどに出る東海道新幹線に乗り込みます。移動の交通費は掛かりますが、遠征は旅行気分も味わえて楽しいですね。新横浜駅でブロガー仲間の「いとぱん」さんも予め予約しておいた私の隣の席に乗り込み、ヲタ話に花を咲かせつつ、新幹線は一路西に向かいます。冬晴れでしたので、富士山が綺麗でした。

 

 

 

10:44新神戸駅着。地下鉄に乗り換え、次の「三宮」駅で降ります。ここで同じくブロガー仲間の「ジーコ」さんと合流。ジーコさんは三宮から電車で20分程度の街に住む「地元民」(出身地は別ですが)。いつもは関東に遠征してくるところ、今回は逆の立場で仲良く参戦します。

 

 

ちょっと早いですが、3人でランチ。「さんちか」(三宮の地下街)にある中華料理屋に入り、またもヲタ話。「16thの公開はあるか?」について討論を繰り広げます。今日公開の線は堅いが、昼ではなく夜に為される可能性もあるとの結論に達しました。昼・夜公演が同日にあったにも拘わらず、夜公演で新曲が公開された先例として、イコラブ「あのコン」、ノイミー「まほろばアスタリスク」があるからです。なお、両方とも昼公演だけ参戦して、夜は新作披露に立ち会えなかった私…(苦笑)。

 

いとぱんさんと私が今晩泊まるホテルに向かい、荷物を預け、チェックイン手続きも済ませて、「ポートライナー」で会場へ。途中、神戸の海が臨めて、とても美しい街だなと思いました。あれだけの大都会にも拘わらず、六甲の山並みが臨め、海や港もある神戸って凄く美しい。年明けに能登で不幸な地震に見舞われましたが、ここ神戸も1995年1月に壊滅的被害を被る地震がありました(阪神・淡路大震災)。そこからの復興に思いを馳せていると、同じミリヲタ(みりにゃヲタではなく、ミリタリーヲタ)のジーコさんが、「あっ、あそこ!」と指差し案内。遠くに臨む川重(川崎重工業)のドックに浮かぶ海自の潜水艦が見えると案内してくれたのです。いとぱんさんをよそに高まる2人(笑)。

 

会場最寄り「市民広場」で、イコラブトートバックを持つ女の子が目立つ電車を降ります。「ポートアイランド」の埋め立て地ですので、道路も広く開放感があります。3分ほど歩くと、今回の会場である「ワールド記念ホール」に着きました。第一印象「古めかしい…」(笑)。事前に写真で見ると茶色の外観ですので、そういう塗装かと思いきや、もともとは鉛色だったところ、潮風等の影響か外壁が錆びてしまい、茶色になってしまったのでした。近くで見ると錆びの酷さが良く分かりました。

 

 

ネットで調べると1984(昭和59)年築とのこと。私も熱狂した伝説のバンド「BOØWY」が、同会場で1987(昭和62)年にライブをやっていたのは知っていたので、新しくはないだろうと思っていましたが、これほどとは…。しかも大規模アリーナにも拘わらず、敷地に余裕の無いこと。近時は建物周辺の公開スペースに余裕を持たせて、全体として豊かな印象を抱かせる大規模建築物が多いところ、この時代は効率一辺倒で建蔽率一杯に建物を作るのが主流だったのかも知れません。そのおかげで、開場までの時間を潰す場所が無く、仕方なしに会場裏まで歩いて、そこにあった公園のベンチに3人で座りヲタ話をしつつ過ごす事にしました。なお、物販は待機列があり得ないほど長くなっており、そこに並ぼうと言う発想は誰からも出ませんでした。

 

どんな話の流れか忘れましたが、3人とも参戦した初の武道館公演(2021年1月)の話題になり、「よくあの状況(コロナ大流行)で開催したよね。ファン通しでもロクに会話も出来なかったし…」という昔話に。とりとめも無いヲタ話の1つでしたが、この事が公演内で大きな意味を持つのでした。また、会場の古めかしさから、「トイレが和式では」「前席との間隔が狭いかもね」と目の前に見える箱の中への不安も語ったのでした。

 

 

そんなこんなで開場の13時に。じゃあ行きますかと3人で再び入り口に向かい、手荷物検査、チケットチェックを経て会場内へ。コロナ対応の検温や手の消毒と言ったプロセスが無くなったので、随分とすんなり入れた印象です。休日出勤の懸念もあったジーコさんは昼は単番で取っていたので、連番のいとぱんさんと私とはここで別れます。昼の席はステージから遠いHブロックの最後列から2番目。前夜に座席発表を見て、「天空席」を覚悟したのですが、実際に行ってみるとステージからの遠さは感じません。これも一昔前の建築であることが奏功してか、縦の傾斜がキツイ分、キャパの割には横の距離が無いのでした。「コンパクトだな」とも感じました。いや、実際は4周年やイコノイジョイ運動会を開催した「幕張メッセイベントホール」くらいの大きさはあったと思いますよ。ただ、前回コンサートでSSAを経験していた事もあり、この規模では「狭い」と感じるようになったのは、イコラブの成長ぶりを改めて感じるようでちょっと嬉しくもなりました。会場レイアウトを確認すると、メインステージから花道で繋がれたセンステがあり、トロッコが通ると確信させるアリーナ席間の通路がありました。

 

古めかしさに事前に不安に思っていた「箱」の中ですが、そこはリニューアル済み。トイレもウオシュレット付き洋式で、座席間の距離も十分でした。会場内の快適さに安堵しつつ、思いのほかステージが近く見えて、トイレにも行きやすい席に満足していると、不意に「ぬくぬくさん?」との声が。顔を上げて声の主を確認すると、同じアメブロ仲間で6周年のSSAで「初めまして」のご挨拶をした「大仏マーシー」さんでした。同氏とは夜公演が終わった後の「反省会」(飲み会)でご一緒する予定でしたが、聞けば席が私の後ろとの事。別々に申し込みしたのに、こんな偶然ってあると笑い合いました。更に凄い事に、それぞれ取った今晩の宿も一緒。たくさんホテルがある神戸の街で、これまた奇跡的とも言える巡り合わせだったのです。

 

そんな嬉しい「ハプニング」に笑っていると、いよいよ開演の14時が近くなりました。舞香ちゃんの推しタオルを首に巻き、ペンライトの点灯を確かめます。隣のいとぱんさんも、ライブ「正装」のしょこちゃんランニングTシャツに着替え、臨戦態勢が整いました。昨年10月の「6周年」以来のライブ。ここから2024年が始まると思うと、何だか身震いする気持ちでした。

 

舞香ちゃん、りさちーの影ナレを経て、いよいよ「その時」への緊張が高まります。なお、イコラブコンサートが始まる前って、楽曲が会場に流れて、そのボリュームが大きくなるといよいよ開演なのですが、最近は決まって「Want you!Want you!」が流れているのは狙っているのでしょうか?祭りの始まりを察した会場からは、熱気が高まり、早くも立ち上がるファンも見られるほどでした。

 

果たして、流れ始めたお馴染みのメロディ。Overtureです。一気に熱が最高潮に達するワールド記念ホール。何度経験しても、私も一番血が湧き、心躍る瞬間です。これから2時間以上も夢の時間が味わえるのですから。そんな気持ちを言葉で発する事が許されるようになったのが嬉しい限り。「ハイ、ハイ、ハイハイハイハイ!」「うりゃおい、うりゃおい!」「はいせーの」と早くも大きな声を出しつつ、ペンライトを振ります。初手(1曲目)は何だろう?どこからメンバーは現れるのだろう?そんな事を予測するのも初日公演の醍醐味です。

 

Overtureの音楽が止んで、ファンの歓声が飛び交います。「さあ来るぞ…」、一瞬の静寂。私は昨年の「トリガーツアー」と同様に、会場のそこかしこからメンバーが現れる事を予測していました。初手は予測出来なかったものの、湧き曲である事濃厚でしょう。「いつでも来い!こちとら昨年10月以来飢えていたから、今日は全力で受け止めてやる」と謎の対抗心を燃やしていたところ、そんな心を牽制するような大音響で初日の幕が開きました(続く)。