全てが始まり、運命が動き出した日 | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

相変わらず平日の日中は仕事に追われていますが、今日はメール・資料待ちでちょっと余裕が生まれました。こう言う時に記事を書き上げたく、今回はいきなり本題から入ります。

 

イコラブのメモリアル・デーと言うと、4月29日と9月6日を連想される方が多いと思います。言うまでもなく前者は最終オーディション実施・グループ結成日で、後者はメジャーデビュー日ですね。9月6日のメジャーデビュー日を「周年」と位置づけて、毎年秋にメモリアルコンサートを開催していますが、4月29日も「=LOVE」というグループ名が発表された思い出深い日なのです。

 

これらに比べるとファンの認知は低いのですが、イコラブにはもう1つ「メモリアル」な日があります。それが本日1月30日。今を遡る事7年前の2017年1月30日に、当時HKT48メンバーだった指原莉乃が代々木アニメーションとタッグを組んだ声優アイドルグループをプロデュースする事が公表されたのでした。言わば、イコラブの全てが始まった日。この日(2017年1月30日)に日付が変わった0:00に情報解禁され、同時に以下要項にてオーディション参加者の募集も始まりました。

 

【応募資格】

・満12歳以上の女子(2017年2月28日時点の年齢)

・審査過程において、テレビ・WEB・その他媒体にて出演可能な方

・現在、芸能事務所やモデル事務所に所属していない方

・経験不問

・合格した場合、東京都内を拠点とすることができる

 

【応募期間】

WEB:2017年2月28日(日)23:59まで

 

【審査の流れ】

1次審査(書類審査)

 ※合格通知は、メールにて合格者のみに連絡を致します。

2次審査(自己PR)

 ※合格通知は、当日中に審査会場にて行います。

最終審査(ダンス・歌唱)

 ※合格通知は、当日中に審査会場にて行います。

 合格者は、保護者を含めた面談を当日実施予定です。最終審査には保護者が同伴でご参加ください。

 

 

既に「AKB総選挙」を連覇しており、数多くのテレビ番組に出演していた指原莉乃でしたが、アイドルプロデューサーとしての実力は未知数。それにも拘わらず、公表されるや大きな反響を呼び、程なく代アニのサーバーがダウンするほどでした。そこからオーディションが開始され、3ヶ月後に「=LOVE」というグループが誕生するのでした。

 

 

※公表されてわずか40分後ですから、申込と言うより募集概要を確認するアクセスが集中したと思われます。

 

毎年1月30日には、「今年もこの日が来たな」と意識はしてきましたが、今年は特に感慨を覚えます。既に熱心な指ヲタでしたから、当時この報にも触れた訳ですが、「まあ、アイドルプロデュースと言っても、折りに触れたアドバイスくらいで、事務所〔代アニ〕が主導していくのだろう」程度にしか思っていませんでした。何と言っても当時はバリバリの現役アイドルで、メディア出演で忙しくしていましたからね。まさか6年以上も歴史が続き、女性アイドル界でも有力と言える地位を築くとは思ってもいませんでした。何より自分がこんなに嵌まるとは・・・。

 

今年特に感慨を覚えるのは、そんな気持ちで捉えていたグループが、いよいよ「てっぺん」を窺うようになってきたからこそでしょう。それは成長に対する感慨であると共に、いよいよ仕上げに入ったグループの歴史に感じる一抹の寂しさでもあります。あの日、全てが始まったグループがここまで大きくなりました。それは嬉しい事には違いありませんが、ストーリーの完結を意識してしまう昨今なのです。それを想うと寂しいですね。あの日から始まったイコラブの物語。もちろん今すぐにグループが終わってしまう訳ではありませんが、今の形で大きな夢に向かっていける時期は、それほど長く残されていないのが現実でしょう。

 

しかし、その事を殊更に気にして、寂しさに心を沈めるのは不適切です。確かに始まりの最後には終わりがありますが、それがハッピーエンドであれば、輝かしい歴史としていつまでも記憶には残るのです。そもそも終わりを意識するより、今日まで歩んだ歴史に想いを馳せるべきかも知れません。自分がそうであったように、ここまで長く続き、ここまで大きくなる事を予測した方は少ないと思います。大分綻びが目立ち始めたとは言え、48グループのプレゼンスは未だ大きく、そこを台頭著しい乃木坂46が越えようとしていた時期でしたから、新米プロデューサーと、実績のない事務所が手掛けるグループが割り込む余地はどこにも無いと思えたのです。「声優アイドルグループ」と言うコンセプトもピンと来ませんでしたからね。

 

 

そんな始まりでしたが、プロデューサー、スタッフ、そしてメンバー、更には熱心なファンの力でここまで来たのです。「終わりを意識してしまう」と書きましたが、見方を変えれば、いよいよグループの夢叶う日が見えてきたからこそ、今年は色々な感情が生まれているのです。まあ、区切りの日ですから、感慨と切なさに浸るのも悪くないでしょう。週末に開催されるツアー初日への参戦と恐らくはその場で披露される16thシングルで、「まだまだ終わらないぜ!」と、また応援のボルテージが上がるに決まっていますから(苦笑)。

 

7年前、今のメンバーはどこで、どんな想いで、この報に接したのでしょう?迷う事なく速やかに応募したメンバーも居れば、色々考えて期限近くなって応募したメンバーも居た事でしょう。どんな光景を思い描いていたのでしょう?「声優アイドル」と言いつつ、アイドル活動を主軸にしたいと考えたメンバーも居れば、声優に魅力を感じたメンバーも・・・。ともあれ、運命に引き寄せられるように、それぞれが挑戦する事を決めた時、彼女たちの人生が動き始めたのでした。所定サイトに必要事項を入力して、「応募する」ボタンを押しただけの始まり。それだけの事が、これほど自身の人生を大きく変える事になろうとは・・・。

 

 

勇気を持って、「応募する」ボタンを押したメンバーも居たと思います。7年前、まだ出会う事もなく、日本のそれぞれで生活していたメンバー。あの日の全員に伝えたい想いがあります。

 

大丈夫、その選択間違っていないよ。勇気を出してアイドルを目指してくれてありがとう。(終)