「一番可愛いイコラブを皆んなに見せたい」:語られたしのぶさんの信念と愛情 | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

休日の今日は我が家で独りぼっち。女房は同じ県内で独り暮らしているお義父さんのところへ行っています。一昨年6月にお義母さんが亡くなって以来、定期的に実家の掃除や片付けに出かけているのです。娘はヲタ活。昨日は名古屋、今日は大阪と泊まり掛け遠征で、昨日朝にキャリーケースを持って出掛けていきました。以前は経費節約のため夜行バスで遠征していたのですが、昨年4月から就職してお財布の余裕が出来たのでしょう。行きも帰りも新幹線を使うとの事でした。自分も今度の週末にはツアー初日公演参戦に神戸遠征。飼い主たちがドタバタする中、愛猫だけがいつもの窓辺でのんびり日向ぼっこしています。

 

※最近の猫様でも…

 

さて、昨日夕方、イコラブ衣装本の重版記念と言うことで、SRでの特別配信がありました。出演はイコラブメンバー全員と、グループ衣装を手掛けるオサレカンパニーの「しのぶさん」。有能デザイナーであるほか、指原Pの信頼も厚く、イコラブメンバーに愛情を持って接して下さっているしのぶさんの生出演と言う事で私もしっかりリアタイ致しました。約1時間の配信でしたが、しのぶさんの「イコラブ愛」を再認識し、オサレカンパニー(しのぶさん)が衣装担当で本当に良かったと改めて感じましたので、今回はそれについて書きたいと思います。

 

 

「Documentary」(episode0)をご覧頂ければ分かる通り、しのぶさんとイコラブの出会いはオーディション時まで遡ります。合格者のプレス向けお披露目前に、指原Pがしのぶさんに髪型を相談している様子も映っており、まさにグループ誕生の時から指原P、そしてメンバーと共に歩んできたのです。AKBそしてHKTメンバー時代からの付き合いでもある、指原Pとしのぶさん。新グループ(イコラブ)をプロデュースするに当たり、衣装はしのぶさんしか考えられなかったと、指原Pは衣装本に掲載されたしのぶさんとの対談で語っています。

 

そこから6年半以上となるメンバーとの付き合い。それだけに気質も知り抜いており、前記事で書いた「自己肯定感の低さ」にも昨晩は言及されていました。「みんな陽キャでは無いじゃん」と語っていたのが笑えました。これに関しては、しのぶさんは昔からずっと言い続けており、「もっと自信を持って」とアドバイスしつつも変わらないだろうなと半ば諦めているのかも知れません。

 

ただ、だからこそ「ステージに立った時は自分に自信が持てるように、それぞれの骨格やキャラクターに合わせた衣装作りを心掛けている」と語られており、単なるビジネスパートナーを越えて、大きな愛情を持って接している事がひしひしと感じられました。配信後半では、「この子にはこの衣装が似合う(ときめく)」と、しのぶさんが各メンバーを対象にこれまでの衣装から1つをセレクトする企画がありましたが、それぞれ「なるぼど確かに…」と思わせてくれ、そんな点でもメンバーを良く見ているなと感じられたのです。

 

 

イコラブの衣装コンセプトについて、「ガーリッシュ」(若々しい女性らしさ)、「アンニュイ」(物憂げ)の2つをキーワードとして挙げられていました。前者の代表作が「Want you!Want you!」衣装で、後者は「ズルズル」や「あのコン」衣装とのこと。女性ファンが多く、ストーリーを応援するファンが多いのもこんなコンセプトが影響しているのかなと思えました。ガーリッシュな衣装は同世代の女性の憧れです。更には同業者がイコラブ衣装を参考にしており、他アイドルがイコラブ衣装を羨ましく思っている状況についても語られていました。後者の「アンニュイ」は「儚さ」にも通ずるものがあります。内気なメンバーたちが肩を寄せ合い紡いでいるストーリー。それがどこか儚く、永遠でないことをが分かっているからこそ、ファンはその物語を見逃すまいと応援に力が入るのではと思えたのでした。

 

イコラブ衣装を作る原動力は問われ、「楽曲」と「ライブパフォーマンス」と答えたしのぶさん。確かに衣装は楽曲の世界観を具現化する有力なツールであり、逆に言えば楽曲のコンセプトが不明確だったり、インスピレーションが湧かないような作品ですと、さすがの優秀デザイナーとてお手上げです。これに関しては指原Pとのコミュニケーションを密にしている事から、イメージが湧きやすく、全てがボツになってしまうような意識の相違は無かったと語られていました。6周年コンサートが終わった翌日には、「7周年はこんな感じで」と、指原Pから早くも次の戦略が語られたエピソードには驚かされました。

 

 

指原Pとの関係で言えば、両者の信頼がイコラブの大きな武器です。いくら有能デザイナーと言えども、今グループは何を目指しているのか、何を表現したいのかが見えなければ、しっかりとした仕事が出来ません。この点で指原Pはしのぶさんに自分の想いや、グループ戦略を緊密に伝えている模様で、ミスマッチが生まれないのです。衣装本での対談では、指原Pが求めている世界観が明確に伝わるので、非常に有難いと語られていました。一方、指原Pにとってもしのぶさんは、単なる衣装担当だけでなく、グループの諸々を相談出来る良き「アドバイザー」的な存在ではないでしょうか?いくら指原Pが有能と言えど、まだ31歳。人生経験が豊富と言い難い若さですから、10歳年上で色々苦労してきたしのぶさんのアドバイスが役立つ場面が多そうです。ニアジョイのオーディションでは、指原Pと並んで座っていましたからね。衣装を越えて、グループ戦略そのものも相談出来る間柄なのでしょう。このような有能プロデューサーと優秀デザイナーが深い信頼で結ばれているのですから、それは強い訳です。しかも双方ともメンバーへの強い愛情がありますからね。

 

 

更には「ライブパフォーマンス」。自身が一番のイコラブファンだから、良いライブを楽しみにしているとし、だからこそMV衣装以上に、ライブ衣装には力が入ると仰っていました。その文脈で語られた「一番可愛いイコラブを皆んなに見せたい」。この言葉には感動しましたね。アイドルの衣装担当として、何より大切な想いであり、何より有難い信念であり、しのぶさんの大きな愛情が、この発言に集約されていると感じました。48グループを始め、多くのアイドルを見てきたしのぶさんが見ても、イコラブメンバーは精鋭揃いだと掛け値なしに言えるのでしょう。それでいながら、いつまでも自信なさげな彼女たち。初めはもどかしくも思ったかも知れませんが、どこかで「それならそのアンニュイなイメージも生かして、私たち(オサレカンパニー)が皆んなを輝かせてあげる」と決心したように思えます。

 

衣装は確かにアイドルにおける大きな要素ではありますが、「主役」ではありません。あくまで主役はアイドルそのもの。その主役たるメンバーを輝かせるためには、この楽曲のこのメンバーではどんな衣装が一番なのか。常にそれを考えて手間を惜しまず生み出された数々の衣装は、着ているアイドルの魅力を極大まで引き出しつつも、衣装だけしか印象に残らないという事にはならないのです。

 

 

そしてしのぶさんも夢見ている「あの場所」。その夢が叶った時、こんな演出をしたい、こんな衣装を作りたいと言った目論見が具体的に語られたのでした。その時「ああ、確かにこの方もイコラブの1ファンなんだ」と感じ入ったのです。私にもずっと夢見ているあの場所での光景があります。それは開演時の妄想なのですが、これを思う度に私は涙が出そうになるのです(実際に出てしまう事も… 笑)。同じように夢が叶った時、こんな光景が見たいとの想いは多くのファンも抱いているのではないでしょうか?昨晩はかなり具体的な形で、しのぶさんからもそれが語られ、我々と同じ側にもおられると思ったのです。

 

こうして事前の予測以上に、イコラブ愛に満ちたしのぶさんの諸々のご発言。配信を見終えた時には、確かな満足感と共に、爽やかな清涼感をも覚えたのでした。それはこのグループが多くの愛で満たされている事を再認識したからでしょうか。メンバー通しの愛、プロデューサーからの愛、ファンからの愛、ファンに向ける愛、そして周りのスタッフからの愛。「My Ideal」、それがイコラブに関する人全ての共通認識と言えましょう。メンバーやファンに不要な負担を与える事なく、正攻法のやり方でここまで来たからには、皆んなで幸せになりたい。そんな想いを抱いて、多くの方が日々イコラブを想い、惜しみない愛情を注ぐのです。

 

茅野しのぶさんも、その1人である事は間違いありません。最強のスタッフにして、最強のファンなのです。(終)