アイドル仕事の繁忙はどこまでが…(本論) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

久しぶりにゆったりとした気持ちで記事更新をしております。仕事が立て込んでいる状態は変わらないものの、深夜や休日に仕事を片付けるべく業務用パソコンにログインすると、全て時間が記録されている事から、後日面倒な事になるので、週末は仕事が事実上出来ません。メールチェックくらいの短時間でしたら不問で済みますが、数時間ログインしていると「何をやっていた?」「事前申請は出していないのか?」(申請したところで「本当に時間内で終わらせられないの?」とグチグチ言われるのがオチ)と本社管理セクションが煩い事。こちらだってやりたくて業務時間外に仕事をしている訳でもなく、適正な人員補充が為されないばかりに負荷が掛かっているのです。「勝手な事言いやがって!」と憤る気持ちもありますが、まあ冷静に考えたら初めから時間外をあてにするのではなく、勤務時間内で業務をなるべく終わらせるのが理想である事は間違いありません。結果として、のんびりと休日を過ごしている訳ですから(休日に仕事が出来ないので、昨日までの平日勤務時間内でフル回転していました)。

 

さて、そんな本日は先日以下記事で頭出しした、アイドル仕事の繁忙について本格的に考えてみたいと思います。

 

 

この日も昼間の仕事に疲れ切って愚痴から始まっていますね(苦笑)。実際、業務時間中に脳をフル回転させて仕事に没頭したため、夜帰宅しても深く考察する余裕がありませんでした。今日は前記のとおりのんびりと休日を過ごしておりますので、アイドルにおける仕事の繁忙のあり方みたいなものを考察してみたいと思います。人気商売のアイドルですから仕事が多いに越したことはありませんが、さりとて生身の人間ですからあまりの多忙や厳しいスケジュールが組まれると心身の疲弊が心配です。仕事の充実と健康維持。この辺りを上手く両立出来ないものでしょうか?

 

大分前ですが、杏ちゃんがSR配信の中で「仕事が忙しい方が安心出来る」と語っていました。当時、グループとして結構厳しいスケジュールが予定されており、それを心配するファンからのコメントに応えたものです。これは本心でしょうね。上記のとおりアイドルは仕事があってこその人気商売。将来に渡って仕事が確約されている訳でもなく、オフの日が連続するようだと不安になってしまいそうです。特に杏ちゃんはイコラブ以前にも広島でグループ活動をしており、当時の苦労から忙しくとも仕事がある事の有難さを実感しているのでしょう。杏ちゃんだけでなくイコノイには加入以前に結構苦労したメンバーも多いことから(ニアジョイは「経験者」は少なめですが)、こうした気持ちが相応に共有されていそうです。恐縮ながら名前を出してしまうと、退潮著しい48グループのメンバーがSR配信などで、仕事が無い不満・不安を語っているのを見ると、これだと心が折れてしまうよなと感じるものです。

 

 

このように人気商売であり、将来が確約されていないアイドルにとっては、忙しいくらいの仕事がある方が好ましいと言えるでしょう。いくらゆっくり休めるとは言っても、仕事が無くてオフ続きだと辛いものがあります。身体は健康でも、心を病んでしまいそうですから。しかしだからと言って、闇雲に仕事を受けてメンバーに有無を言わせず働かせるのも問題であり、そこには一定の歯止めと言うか留意すべき点もありそうです。その点について以下考察してみます。

 

先ずはメンバーの体調管理に留意する事。これが最も大切な点と言えるでしょう。本人は「大丈夫です」と言っても、それは強がりかも知れません。せっかくのオファーを断りたくないと思うほか、グループに迷惑を掛けたくないとの責任感から辛いと言えない可能性もあるのです。本当に大丈夫なのか、身体の健康だけでなく、心も健全な状態にあるのか、しっかりと周りのスタッフがウオッチする事が重要です。48全盛期などは、過酷な舞台裏を敢えて見せるのが流行った時期もありました。全盛期のAKB人気メンバーとなるとそれは忙しく、その合間に開催されたコンサートの裏では、過労や緊張でバタバタと倒れており、それをドキュメンタリー映画等で敢えて見せていたのです。そんな刺激的な映像を「凄い!頑張っているな」とファンも興奮を持って受け止めていたフシがありますが、今やそんな時代ではありません。何事も健康な身体と心が基本です。いくらメンバーが若いと言っても、機械やロボットではありません。頑張りが行き過ぎて、心身を蝕んでいないかをしっかりウオッチ出来る体制が不可欠なのです。

 

続いてメンバーが嫌がるような仕事は押し付けない事。まだ今のイコラブ程度では仕事をえり好み出来る状態にはありません。多少意に沿わない仕事であっても、甘受しなければならない状況もあるでしょう。しかしそれにも限度と言うものがあります。女性アイドルで分かりやすいところで言えば、例えば水着になるような仕事ですね。これは個人にとって捉え方が大きく異なり、過度に下品なものでなければ水着もOKと言うメンバーもいれば、露出は抵抗があり水着は絶対に嫌だと言うメンバーもいる事でしょう。年頃の女の子で、多分にセクシュアルな問題ですから、これを「わがまま言うな」と片付ける事は出来ません。「他メンバーも水着になっているんだから」「女性アイドルだから仕方ないでしょ」とばかりに嫌がる若い女の子を無理やり水着にするのは、現在の価値観で言えば犯罪的とも感じます。これは極端な例ですが、全て希望に沿えないにしても、なるべく本人が意欲を持って取り組める仕事を与える点も大切だと言えます。

 

 

最後に自身やグループの前途に希望が持てるような状況を維持する点です。これを具体的に実現・維持する事は難しいですし、画期的な方策は無いのですが、それでも「この仕事が自分やグループの将来に繋がる」「自分の頑張りが役立つ」と思えればこそ、多少の厳しさも乗り越えられるのです。頑張り過ぎない事は大切ですが、相応にやり抜く事も必要であり、そんな時に支えとなるのが、将来に希望が持てる事です。また名前を出して恐縮ですが、前記した48グループの現状ですと、なかなか明るい将来が見通せず、そんな中で頑張りが効くかと言えば極めて懐疑的にならざるを得ません。仕事が無いと更に病んでしまうので、抜本的な組織・体制改革をしないと詰んでしまうと他人事ながら心配になります。前途に希望が持てる状況を維持するのは難しいですが、グループの目指すべき方向や中長期的なビジョンをメンバーにも細かく説明・共有する事で、将来に対する不安は大分軽減出来るのではないでしょうか?プロデューサー、スタッフとメンバーとの意思疎通や目的意識の共有化がポイントになりそうです。

 

以上、ここまで思いつくままにアイドル仕事における理想の「あり方」を挙げてみました。これをイコラブに当て嵌めると相応に実現出来ており、メンバーが仕事に集中しやすい環境が出来ているのではと思えました。最初の体調管理の徹底ですが、イコラブ単体だけを見ると10人ですから大人数グループと比較してスタッフの目も行き届きやすいと言えましょう。また、選抜制が無くグループ仕事は全員での行動が基本ですから、ちょっとした変化に他のメンバーが気づきやすい環境です。いつも一緒にいればこそ、変化にも敏感になれますからね。こうした状況ですから、頑張り過ぎて心身に異変を来す前にストップを掛けられる可能性が高いのです。

 

そしてメンバーが嫌がる仕事を押し付けない点。これは指原Pが何かのインタビューで答えていましたが、新たなオファーがあった際は必ず当該メンバーに「こういう仕事が来ているけど受けて良い?」と確認している模様です。これは仕事のミスマッチを防ぐ上で非常に大切で、メンバーにしても「どうしても嫌な仕事はやらなくて良いんだ」と安心出来る状況です。事実、イコラブにあって例として挙げた水着仕事も、メンバーによっては受けている一方で、全く受けていないメンバーもいます。しっかり選択の自由が与えられているのでしょう。露出が苦手そうな舞香ちゃんに水着仕事を押し付けていたら、間違いなく今頃グループには居ない(早々に卒業している)でしょう。まあ、そもそも仕事をある程度選択出来る時点で恵まれていると言えそうです。食べていくためには、仕事のえり好みなんて一切出来ない。嫌でキツイ仕事だろうが耐えるしかないという境遇のアイドルグループが大多数なのも、この国のエンタメの一面なのです。

 

 

更に今のイコラブは前途に明るい期待が持てる状況です。これはファンだけでなく、当のメンバーたちも同じで、乗り越えるべきハードルは依然高いものの、絶対その先に行くんだとのモチベーションが高く維持されている事でしょう。こうした状況下ですと、頑張りが効きやすいです。行き過ぎ防止のため周囲からのウオッチは不可欠ですが、明るい将来を信じられると多少の無理は出来るものです。グループの方向性や将来のビジョンもしっかり共有されていると思います。指原Pやスタッフが勝手に道を指定するのではなく、メンバーも交えて行先を都度確認している事で、自信を持って前に進めるのです。もちろん日々の活動において様々な困難や苦悩に直面する事も避けられませんが、目的地がしっかり認識出来ているからこそ、道から外れてしまったり、進む事を止めてしまう事には至らないのでしょう。

 

一番の理想形は、メンバーが心身ともに健康で、忙しくも充実したアイドル活動を続けており、希望に満ちた姿を見られること。ファンとしても、取り組んでいる仕事を応援したり、出演するイベント等には積極的に参加したりして、メンバーに「やりがい」を感じてもらえるような環境作りに協力したいものです。トップ(プロデューサー)、経営陣(スタッフ)、そして株主(ファン)が同じ方向を目指しており、この会社(グループ)をより良くしたいと日々考えている組織に属する社員(メンバー)は働き甲斐を感じられる事間違いなしです。(終)