本格化する「ボートレース部」からの可能性 | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

今日は「成人の日」ですね。イコラブファンは若い方も多いので、ここをお読みの方で本日成人式を迎えられた方もいらっしゃるかも知れません。20歳おめでとうございます。争いが止まず混沌とする世界情勢、止まらない少子高齢化の流れ、社会の包容力が衰え分断を生みがちな世相等、今の若者は大変な時代を生きていく事になると感じます。私が成人を迎えたのは、平成初頭のバブルが弾けた時代。それでもこの不況は一過性のもので、その先には再び明るい未来が待っていると希望が持てたものでした。今の世って、将来に期待が持ち辛いですよね。

 

ただ、見方を変えると、多様な生き方・働き方が許容される社会にもなったのです。自分が社会に出た1990年代半ばは、一流大学を出て一流企業に定年まで勤めるのが「大正解」とされ、特に男性にはそれが求められたのでした(まだ女性の社会進出は途上でしたから)。「パワハラ」や「働き方改革」などの発想が無い時代。上司や先輩の言う事は理不尽でも絶対服従で、出世を目指して長時間労働(しかもサービス残業)に耐えるしかなかったのです。自分は比較的好きにやらせて貰えましたが、それでも今の時代の価値観からするとおかしな事はいくつでもありました。今は「正解」は1つではなく、個人の考え方や仕事への向き合い方で、様々な働き方が選べますし、転職も容易となりました。テレワークを中心した働き方をしたいと思ったら、そうした企業を探すことも出来るのです。社会全体としては閉塞感が増しつつも、心がけや工夫次第で充実した生き方が可能に。若者の皆さん、将来は貴方たちのものです。

 

オッサンの「説教」はこれくらいにして、本題に入りましょう。一昨日、以下の動画が「イコノイジョイch」にアップされました。

 

 

恒例の「イコラブボートレース部」ですね。今回はさなつんを「部員」に迎えています。これで20歳未満のきあらちゃんを除けば、りさちー、舞香ちゃん、杏ちゃんを残すのみとなりました。この3人もそのうち「入部」するでしょうね。杏ちゃんは負けたらガチで落ち込みそうで、その逆にりさちーは最後まで仕組みが理解出来ず、当てても分かっていなさそう(笑)。舞香ちゃんは外しても表面的には飄々としつつ、裏で悔しがっていそうです。それにしても、この「ボートレース部」シリーズ、いよいよ本格的になってきたと感じます。初めは指原Pと瞳の2人のみの動画で、瞳の大声と負けた時の落ち込みぶりを楽しむだけのコンテンツだったのですが…(笑)。長時間動画にも拘わらず再生回数も多く、ファン需要も高い事が窺えます。これも考えてみれば、冒頭書いたような多様性の許容に繋がります。一昔前でしたら「アイドルがギャンブルなんて…」と言うステレオタイプがありましたが、今や競馬番組にもアイドルが出る時代ですからね。今回はこの「ボートレース部」シリーズの可能性と、他分野への「応用」について考えてみたいと思います。

 

 

今回の舞台も浜名湖競艇。頻繁に訪れるようになり、完全にホーム化してきましたね。しかも今回も続編は「浜名湖競艇」側のチャンネルで公開されるとの事で、競艇場側も完全協力している印象です。もはや「コラボ案件」と言って差し支えないでしょう。今回は現役ボートレーサーとの「女子会」までセットされていますから…(そのうちの1人「川井萌」選手は本日1/8が誕生日でした。22歳おめでとうございます!)。

 

 

この背景を考えると、新たな顧客として女性を取り込みたいとの競艇場側の企図が想像出来ます。ボートレースって、今でもオッサンを中心とした男性ばかりのイメージですからね。私は競艇場に行った事がないので、このシリーズを見るまでは、地味なオッサンだらけで汚く不健全な場所との先入観がありました。これでは若い女性など寄り付く筈も無いのですが、女性ファンも多いイコラブに現代の競艇場内の様子を動画で紹介する事で、イメージ改善を図り、競艇場に来て欲しいと考えているのではないでしょうか。浜名湖競艇の公式HPを見ると、子供が遊べる「キッズパーク」やおむつ替えエリア、更には授乳室や女性専用シートも用意されており、ファミリーや女性も楽しめる工夫を凝らしています。私も「ボートレース部」シリーズを観て、「今の競艇場ってこんな綺麗で、飲食も充実しているんだ」と見方が変わったものでした。そんな中で女性ファンが多いというイコラブファン層に、浜名湖競艇側が目を付けたと思えるのです。

 

※浜名湖競艇の施設案内(公式HPより)

 

今回は競艇場を飛び出し、浜松市内の飲食店で現役ボートレーサーとの「女子会」を開催しています。こうなるとボートレースに留まらず、地域アピールにも繋がります。あのお店美味しそうでしたよね。今度静岡の実家に帰省した際に行きたくなったくらいでした(ウチから浜松は結構遠いですが)。浜名湖や浜松周辺って、観光地も多いのです。浜名湖周辺ですと「舘山寺温泉」や「はままつフラワーパーク」があったり、春~夏は弁天島周辺で潮干狩りも楽しめるのです。子供の頃は家族であさり獲りに出かけたものでした。浜松市内には徳川家康ともゆかりが深い「浜松城」があったり、GWには凧揚げで有名な「浜松まつり」が開催されます。せっかく浜名湖競艇場まで行くのですから、その際にこうした場所やイベントのPR役まで任されると嬉しいですね。ちなみにシソンヌ長谷川さんも浜松出身。「共演」の期待が膨らみます。舞香ちゃんも隣県(愛知)とは言え、浜名湖から近い豊橋エリアの出身です。

 

 

こうした試みを他分野に広げても面白いのではないでしょうか?「競輪部」「競馬部」まで作ってしまうと、さすがにやり過ぎですが(ギャンブルアイドルグループになってしまいます 笑)、例えば株式投資などの経済分野。今年から始まった「新NISA制度」により、個人の株式投資熱も高まっており、その需要を取り込もうと証券会社(ネット証券を含む)が躍起となっています。そんな中で、「何だか難しそう」と敬遠している若い女性も多いのではないでしょうか?そうした層の取り込みを図る「イコラブ需要」が考えられるのです。その場で結果が出るボートレースとは違い、株式投資は長期目線で利益を上げていくものですから、定期的に「今、これくらい儲かっている」「損切してポートフォリオを入れ替える」等の動画を取りつつ、投資を学んでいくのです。投資の専門家をアドバイス役で付けて(ボートレース部で言うところの元ボートレーサー高橋さん)。

 

ただ、最近は小口化されたとは言え、現物株を買うには結構な資金が必要ですので、100万円が与えられたと想定して、それをこの株に〇円、この株に〇円と架空ベースで投資してもいいかも。それで〇万円以上の利益が出たら、〇千円分の商品券プレゼントとすれば、投資企画として成り立ちそうです。あるいは少額投資が可能な投資信託を対象にするとか…。逆にリスクが高く初心者には難しい信用取引などは止めるべきでしょう(インサイダー取引にも留意要)。やり方は色々考えられますが、若い女性向け案件として、経済分野は有望だと思えます。投資の仕組みや考え方を伝えるのは、社会的な意義もありますし。

 

 

以上、今回は更に本格化してきた「イコラブボートレース部」の発展形を考えてみました。アイドルとボートレースって親和性が低そうですが、それだけに思わぬ層にアピール出来るチャンスがあります。そしてこれにヒントを得た他業界からもオファーがあると嬉しいですね。私の働いている業界も専門的な知識が必要なのですが、対企業・公共団体向けの業務で、一般消費者向けではないんですよね。ですからこうした動画には馴染まないのです。くうう、アドバイザー役としてイコラブちゃんと共演したかった…(現実知らずの高望み)。(終)