こんにちは、ボタンウサギの縫々王国（ﾇｲﾇｲｵｳｺｸ）ナカノカナです。
ぬいぐるみたちのワタ農園をリアルに作る
あまくさどろっぷす山根さんとの共同企画『ダマスクコットン大作戦』
今期は天草の畑が使えず
ナカノ家のベランダでのプランター栽培に苦戦中。
さて、どうなる事やら…。
・前回の記事はこちら⇒（14）
・最初から読む⇒開幕宣言
さて、時を戻して5月下旬。
一度目は芽が出なかったプランターに
二度目の種まき。
水に浸して、しっかり もみもみして
周りのワタを取って。
今度こそ芽が出ますように〜！
そんな折、福岡の実家の父から
「綿の芽が出たので写真を送ります」と画像が！
おお！！カワイイ〜♡
ぴょこぴょこと芽が出ているの
分かりますか？
いいイメージをもらえて
なんだか上手くいきそうな予感。
私も頑張るぞー！
そして
そして…
6月上旬
ついに芽が出ましたよ〜！
ココと…
ココにも！
まだワタ帽子をかぶっているのが気になるけど
それでも嬉しい！！
早速、天草の山根さんにご報告して
一緒に大喜び！
「たぶん伸びるにつれて帽子は取れるけど
いつまでも被ってたらそっと取ってあげて下さい」
とのこと。
よかった〜！
自然に取れるといいな〜
触るの、折れそうで怖いし（笑）
この日から、毎朝ベランダに出るのが楽しみに。
がんばれ〜！
元気に育つんだぞ〜！
農家ウサギたちも声援をおくります。
ちょびっと成長しましたよ♡
まだ帽子被ってるけど。
でも、そんな日々も長くは続かず…
梅雨の雨が続いたある朝、見てみると
芽がグッタリしていて
水分を含んで、帽子が重たくなっていたようで
慌ててドキドキしながら帽子を外したんだけど
その後、葉っぱが開くことはなく…
二度目の挑戦も失敗に終わってしまいました。
農家ウサギたちもガックリ。
私も空っぽのプランターを見るたびに
悲しくなってしまいます。
今年のダマスクコットン大作戦はこれで終了か…と
ガックリ来ていたところ
メルマガの『ワタ育ててみませんか？』企画に参加してくださった
ワタ育て隊（勝手に命名）メンバーから
インスタに投稿が。
うわ〜！成長してる〜！
嬉しくて泣きそう！！
投稿してくださったのは
ニン材派遣させていただいた
パオラリトモちゃん宅。
そうです、育て隊やウチの実家で
種は育っているんですよね。
まだ終わってはいないのです！！
さて。
気持ちが落ち着いてから
今回の栽培（の失敗）で感じた事などを
山根さんと話しまして。
私が思うに
植物と対するには何かコツがあるはずで
それって“どんな心持ちなのか”が大切な気がしたんです。
前回も書いたけど
植物を育てるのって、子育てと似ているなぁと感じていて。
その子の性格や、親や社会といった周囲の環境も
ひとりとして同じ子はいない訳で
子育ての参考本は、不安を抱えた親の助けにはなるかもだけど
そこに書かれていることに囚われて、我が子自身が見えなくなったらアウトなわけで。
植物もマニュアル通りに育てればいいって訳ではなく
種の状態、土壌、日当たり、お天気など
条件は全く違う。
だからこそ、物言わぬ植物の気持ちを感じとるコツというか、
その心を知りたいなぁと思って。
でもね
私はまだまだ、頭で考えすぎなんですよね。
例えば、実家の畑の写真。
私は「雑草を全部抜かなきゃ育たないかも」って
頭で考えちゃうんですよね〜
でも実際には、抜かなくたってこうして成長してる（いや、褒めてるんですよ！笑）
農家の山根さんいわく
「何も考えずに育てている」って。
ただ、植物に語りかけたりはしているそうで。
「トトロのどんぐりが想い一つでめっさデカくなる、あの感覚が大事」だと感じているのだとか。
おお！
あのシーンは私も大好き。
次はもっと気楽に
人形たちに語りかけるように
植物に語りかけながら育ててみよう。
育て隊や、実家のワタたちの成長も
見守っていきたいし
ダマスクコットン大作戦
ゆるりと続きます。
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