突然断行された

山陰本線京都口普通客車列車大幅削減

(大幅気動車化)

(昭和63年10月1日ダイヤ修正)

~今日のJRの施策・姿勢の端緒?~

〜JRの効率至上主義等の端緒?〜

と国鉄分割民営化失敗論

【国鉄の方が良かった1のブログ】

【国鉄分割民営化失敗論1のブログ】

※今回は個人的見解、私見を多く記載

※今回のブログはかなり荒れるかもしれません

【投稿日 令和6年5月11日】

 

 

 

1 はじめに①

【新たなテーマ「国鉄の方が良かった・国鉄分割民営化失敗論」を新設等】

 今回のブログはかつての山陰本線京都口の話ですが、昭63.10の山陰本線京都口普通客車列車大幅削減が国鉄分割民営化失敗の話につながるのでは?、という内容のため、また下記2以下にて記載した事情等により、新たに「国鉄の方が良かった・国鉄分割民営化失敗論」のテーマを新設の上、このテーマに入れています。

<参考>

※X(旧Twitter)等では、現状では、JRになって良かったという意見が圧倒的に多いのも事実です。そして、「国鉄の方が良かった」「国鉄分割民営化は失敗」と言うと、様々な反対意見が来たり、場合によっては罵詈雑言が来る、とも聞いています。

※反対意見を寄せてもらうのは一向にかまいませんが、誹謗中傷や罵詈雑言については一切受け付けません

ギザギザギザギザ

※国鉄分割民営化・JR各社発足は昭和62年(1987年)4月1日

ギザギザギザギザ

 

 

2 はじめに②

(1)みどりの窓口大量廃止問題(令和6年頃)

 最近、非常に多くのJRの駅でみどりの窓口が大量に廃止されていることがネットニュースやXのポストで問題になっています。次のネットニュースや下記6に引用等しているポスト等もご参照ください

<みどりの窓口関係>

 

 

 

(2)【私見】みどりの窓口大量廃止問題等(令和6年頃)で「国鉄の方が良かった」と非常に強く思うようになるとともに「国鉄分割民営化は失敗」と思うようになった件

 JRのみどりの窓口大量廃止で各駅が大混乱になっているニュース等が最近、特に今年に入ってから、ネットニュースやX(旧Twitter)のポスト(旧ツイート)で非常に目立つような気がします(例:出雲市駅でのみどりの窓口廃止による大行列、JR東におけるみどりの窓口大量廃止による大混乱等)。同時に、JR北海道等の地方路線が大変なことになっている旨のニュース等も目立っており、30年かけてJRの人員が私鉄並みの少ない人員になりこのような事態になった旨のポスト、30年かけてJRが様々なことを改悪してきた旨のポストも見られます。

 私は、「みどりの窓口大量廃止」は利用者の本当のニーズをJRが露骨に無視し効率至上主義や利益第一主義により強行したひどい施策であると思うとともに、今回のみどりの窓口大量廃止は、効率至上主義や利益第一主義のJRが本当にやりたいことを半ば強引にコソコソ&大々的にやっているようにも見えました。また、国鉄であれば、このようなことはしない、とも思いました。⇒私は、「国鉄の方が良かった」とこれまで以上に強く思うようになっただけでなく、「国鉄分割民営化は失敗だった」という考え方に変わりました。

 私の場合、これまでは、「国鉄のままだったら、普通客レが民営化後わずか10年で廃止されるようなことはなかったので、国鉄の方が良かった」と思っていましたが、国鉄分割民営化については「一応成功」と思ってしました。しかし、今回のみどりの窓口大量廃止問題や北海道等の悲惨な状況等をきっかけに、「国鉄の方が良かった」と強く思うとともに「国鉄分割民営化は失敗だった」と強く思うようになりました。

<参考>

<引用>

※うまく映らないため、Xのポストのスクショを引用

 

(国鉄の方が良かった件や国鉄分割民営化失敗論を本格的に取り上げたブログに関しては後日改めて作成予定)

 

(3)【私見】昭63.10に突然断行された「山陰本線京都口普通客車列車大幅削減(大幅気動車化)」(昭和63年10月ダイヤ修正で実施)は、今回(令6頃)のみどりの窓口大量廃止問題等とつながる?

 昭和63年10月1日ダイヤ修正で実施された「山陰本線京都口普通客車列車大幅削減」は、民営化後のJRが突然断行した施策で、「JRがどうしてもやりたいことを強引にコソコソ、突然断行」した事例だと思います。それは、私が中3の時に突然起こった出来事であり、私が体験した「JRがどうしてもやりたいことを強引にコソコソ、突然断行」であり、また「国鉄の方が良かったのではないか」と思った最初の出来事ですが、私にはそれが、現在(令6現在)のみどりの窓口大量廃止問題と重なって見えます。

 つまり、JRが本当にやりたいことを強行して大成功を収めた最初の事例が「山陰本線京都口普通客車列車大幅削減」(昭63.10)であり、この成功?体験が、みどりの窓口大量廃止等利用者ニーズを無視したJRのひどい対応につながったように思えます。昭63.10の「山陰本線京都口普通客車列車大幅削減(大幅気動車化)」は今日のJRのひどい施策や姿勢の先駆け?であったと思わざるを得ません。

 ※この件はあくまで私見で、これについて明記されている資料やデータ等は持ち合わせていません。しかし、私自身の過去の経験(中3以前、昭63以前の経験)と現在のみどりの窓口大量廃止等の状況から、このように思わざるを得ない次第です。

 

(4)今回のブログでは

 そこで、今回のブログでは、突然実施された「山陰本線京都口普通客車列車大幅削減(大幅気動車化)」について改めて取り上げます。また、今回のブログは、「国鉄の方が良かった」「国鉄分割民営化は失敗」についてのブログを今後作成するにあたり必要な内容だと思うので、「国鉄の方が良かった・国鉄分割民営化失敗論」のテーマの最初のブログにしました。

 

 

 

3 昭63.9山陰本線京都口普通客車列車及び昭63.10普通客車列車大幅削減後の状況

 今回のブログを書き進めるにあたり、改めて昭和63年10月山陰線京都口普通客車列車大幅削減の内容を見る必要があるため、それについて自分で作成した資料を掲載します。

(1)昭和63年9月…以前のブログでも掲載した資料に昭和63年10月のことを追加記載した資料を掲載します。

(6.5UP)

※この一覧表の状況は、昭和63年9月29日が最終日。9月30日は旧834レなど、時刻表では客レで運行される旨書かれているが実際には気動車化されていた旧客レがあった。なお、9月30日は普通客レも多数あり、山陰本線京都口は昭和63年9月まで普通客車列車王国、という話になる。

※JR嵯峨野線は山陰本線京都~園部間。昭和63年3月13日にJR嵯峨野線の愛称が使用開始。この件や山陰本線京都口近代化等については次のブログ等もご参照ください

 

 

 

(2)昭和63年10月 旧普通客レの気動車と客レとして残った普通客レの資料を掲載

(6.5UP)

 

 

 

4 昭和63年10月1日の山陰本線京都口普通客車列車大幅削減が突然であった件

※ここでは、改めて、昭和63年10月1日ダイヤ修正により実施された山陰本線京都口普通客車列車大幅削減(大幅気動車化)が突然実施された施策であったことについて記載します。

※参考までに、一般の人が、昭和63年10月1日ダイヤ修正で山陰本線京都口普通客車列車大幅削減が実施されるのを知るのは、最速で、1988年10月号の時刻表が発売される日(昭63.9.20?)です。

※参考までに、JR時刻表(1988年10月号)の山陰本線京都口のページには、旧客レの気動車について、例えば833レの場合、列車番号は833Dと記載のうえで「9月20~30日は833列車で運転」と記載されています。同年9月号にはこのような記載は全くないです。

 

(1)X、YouTube動画より

 他の方のツイートやYouTube動画によると、次の通りです。

 

<引用>(再掲)

※ツイートのリンクをコピーの方法で引用

 

 

<引用>(再掲)

※ツイートのリンクをコピーの方法で引用

 

 

<引用>

「ダイヤ改正でもない(1988年)10月号の時刻表で、突然分かった(山陰本線京都口の)客車列車のDC化」

 

※引用元:旅一郎氏のYouTube動画「山陰本線京都口客車大削減1988」より。

※URLは次の通り

 

 

 

(2)私の場合

(個人的事情)私が昭和63年10月の山陰本線京都口普通客車列車大幅削減(大幅気動車化)について知ったのは、実は10月に入ってからでした。この時は中学生で、中学校から山陰線京都口の列車をいつも見ていたのですが、普通客車列車が走行する時刻になって山陰線を見ると、客レではなく「キハ47+キハ47+キハ58×多数」の気動車が登場し「エー」とびっくり仰天、その日に本屋で時刻表を確認すると気動車の列車番号になっているのを見つけて、この山陰本線京都口普通客車列車大幅削減のことを知りました。

 

 

 

5 一般の方等の反応

 (1)口丹地区における一般の方の反応

(私の経験)昭和63年10月に山陰本線京都口では普通客車列車は大幅に削減されましたが、ダイヤについては変更がなかったため、文句を言う一般人は誰もいませんでした。むしろ、当時、口丹地区の一般の人は山陰本線京都口普通客車列車を何らかの形で嫌っていたためか、あるいは昼間にDD51牽引の客レの姿が見えなくなったためか、あれだけ熱烈にに推進されていた山陰本線電化運動は下火になっていったように見えました。(この時の私自身の経験に基づき記載)

 なお、当時の山陰線京都口普通客車列車が一般の人から何らかの形で嫌われていた件は次のブログをご参照ください。

 

 

 

(2)その他

 口丹地区以外の一般人についても、昭63.10の山陰本線普通客車列車大幅削減について文句を言う人はいなかったです。ただし、客レファンの一部が、この時山陰線京都口の客車列車を追いやったキハ58に憎しみの念を向けた旨の話を聞いたことがあります。 

⇒【私見】昭63.10の山陰本線普通客車列車大幅削減について文句を言う人がいなかったことで、客レを全て廃止しても非難されないとJRが判断し?、その後の急速なJRの客レ廃止や効率至上主義、利益第一主義、超過密ダイヤ等につながった?と思われます。(下記6、7参照)

【私見】平成2年3月園部電化により、山陰本線京都口の普通客車列車(廃止直前は2往復)が全廃になると同時に豊岡以遠の普通客車列車が大幅に削減(大幅に気動車化)されます。昭63.10の山陰線京都口普通客レ大幅削減がこれに大いに貢献していると考えられます。

ギザギザギザギザ

【参考】昭和63年10月1日ダイヤ修正で実施された山陰本線京都口普通客車列車大幅削減(大幅気動車化)では、主に、能登線廃止により七尾で余剰となったキハ58が普通客車列車の置き換えに使用された、とのことです。詳細はkami-kitami氏の次のブログをご参照ください。

<kami-kitami氏のブログ>

 

 

 

 

6 参考までに

 改めて記載します。

(1)みどりの窓口大量廃止問題(令和6年頃) 具体的には次のポスト等をご参照ください。

<引用>

※ツイートのリンクをコピーの方法で引用

 

 

<引用>

※ツイートのリンクをコピーの方法で引用

 

 

<引用>

※ツイートのリンクをコピーの方法で引用

 

 

<引用>

※ツイートのリンクをコピーの方法で引用

 

また、次の記事もご参照ください。

 

 

 【私見】上記のことから、やはり、最近のみどりの窓口大量廃止は、JRの効率至上主義や利益第一主義(人員減も結局効率至上主義や利益第一主義)による利用者ニーズを露骨に無視するJRの施策だと考えられます。

 

(2)国鉄分割民営化が失敗であった件

 国鉄分割民営化が失敗であった件に関しては、他の方のYouTube動画ですが、次の動画で既に論じておられます。

 

 

 

(3)国鉄末期の財政 「国鉄末期は単年度黒字になっていた」件等については、他の方のブログですが、下記のブログ等をご参照ください。

<旅一郎氏のブログ>

 

また、ヤフー知恵袋で検索すると、「1986年は旅客部門では3,663億円の黒字」等の記事がありました。

 

 

 

(4)その他

①北海道 次の記事等もご参照ください。

<週刊『前進』04頁>

 

 

②人員等について…次のポストもご参照ください。

<引用>

※引用リツイートのうえ、ツイートのリンクをコピーの方法で添付

 

<引用>

 

※ツイートのリンクをコピーの方法で添付

 

③国鉄の果たした役割

<引用>

※ツイートのリンクをコピーの方法で引用

 

④再国有化論 極端に少ないのですが、

<引用>

※ツイートのリンクをコピーの方法で引用

 

⑤罵倒する人

「国鉄の方が良かった」とポストして激しく罵倒してきた人がいます

<引用>

※うまく映らないためやむを得ずスクショで引用。また、罵倒ツイートのためスクショで引用

 

⑥突然断行された件に関して

<引用>

※引用リツイートのうえ、スクショを引用

※うまく映らないため、スクショで引用

 

ギザギザ

効率至上主義関係

<引用>(効率至上主義関連)

※うまく映らないためスクショで引用

 

⑧効率至上主義や利益第一主義等による大惨事等

<引用>

(JRの効率至上主義等の結果起こった大惨事)

※スクショを引用

※うまく映らないため、スクショで引用

 

⇒【私見】つまり、日勤教育(これも効率至上主義等を押し付ける対応)や効率至上主義や利益第一主義等が平17の大惨事の原因

 

 

 

7 その後の経過

 平成2年3月の園部電化にて山陰本線京都口普通客車列車は消滅、更に平成9年3月に山陰本線全線から普通客車列車が消滅(JR西から普通客レ完全消滅)、更に平施18年3月には、地元、特に鳥取県が猛反対する中で寝台特急出雲が廃止され(私見 JRが効率至上主義により地元の猛反対を押し切って断行)、山陰本線からDD51牽引客車自体が消滅する、という流れになります。詳細は、過去に投稿した私のブログ等をご参照ください。⇒【私見】この急速な客車列車廃止は、JRが効率至上主義や利益第一主義に走ったことを端的に物語っており、また効率至上主義や利益第一主義に走った結果は平17の大惨事や最近のみどりの窓口大量廃止等だと思います(上記6参照)。

 

 

 

8 まとめ

※【私見】上記1~7にて記載したことから、私は、昭和63年10月の山陰本線京都口普通客車列車(突然実施)が、今日(令6現在)噴出しているJRの様々な問題の原点になるのではないか?と思わざるを得ません。

⇒【私見】昭63.10山陰本線京都口普通客車列車大幅削減でJRの効率至上主義や利益第一主義及び合理化が本格的にはじまり、それは急激な普通客車列車廃止や夜行列車廃止等をもたらし、平17の大惨事を招き、人員削減をもたらし、昨今(R6現在)のみどりの窓口大量廃止という利用者ニーズを露骨に無視した施策等を招いた、といえます(参考、私見:北海道等地方の大変悲惨な状況は、民営化当時実際に懸念されたことが顕在化したもの⇒後日改めてブログ作成)

⇒よって、国鉄分割民営化は失敗だったと思います。

 

 

 

<参考文献>

※旅一郎氏のYouTube動画及びAmebaブログ

※X(旧Twitter)情報

※JR時刻表(1988年8~10月号)(弘済出版社)

※「わずか1年だけの華? 一瞬だけキハ58系が大量増殖した福知山区」(kami-kitami氏のAmebaブログ)等

※ヤフーニュース、ヤフー知恵袋等ネット記事


 

<Pick>

事情により記載省略

 

<参考>

国鉄分割民営化に際しての約束等に関して、後日改めてブログを作成します。

 

※引用箇所については転載等禁止

※誤字脱字等があればその都度訂正します

※本日も最後までご覧いただきありがとうございます。