国鉄の戦後がわかる本。所澤秀樹
昭和40年代後半から国鉄を生で体験してきた感覚でいうと、よくマスコミに言われているような「国鉄は酷かった、JRになって良くなった」というステレオタイプの物言いに違和感があったが、この本を読むと、全てがすっきりした。
「一部の職員が悪事を働くと、マスコミがこぞって、あたかも国鉄職員全員がそうであるかのように叩く。本当にそうなら、何故世界一正確と言われるきめ細かなダイヤで運行できたのだ?それこそが国鉄が凄かった証拠ではないか」
「国鉄末期は単年度黒字になっていた、それでも世論は民営化止むなしとなった。結局、赤字は民営化の口実に過ぎず、黒字となっても、他の理由をつけて民営化したのだろう。なにか大きな力が動いているとしか言えない。」
国鉄を実体験した者の一人として、もう一度言いたい。
国鉄の方が良かった。
昭和40年代後半から国鉄を生で体験してきた感覚でいうと、よくマスコミに言われているような「国鉄は酷かった、JRになって良くなった」というステレオタイプの物言いに違和感があったが、この本を読むと、全てがすっきりした。
「一部の職員が悪事を働くと、マスコミがこぞって、あたかも国鉄職員全員がそうであるかのように叩く。本当にそうなら、何故世界一正確と言われるきめ細かなダイヤで運行できたのだ?それこそが国鉄が凄かった証拠ではないか」
「国鉄末期は単年度黒字になっていた、それでも世論は民営化止むなしとなった。結局、赤字は民営化の口実に過ぎず、黒字となっても、他の理由をつけて民営化したのだろう。なにか大きな力が動いているとしか言えない。」
国鉄を実体験した者の一人として、もう一度言いたい。
国鉄の方が良かった。