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『ロゴスドン』Webの連載小説「甦った三島由紀夫」を更新しました。

 

第53回

中国人留学生C (その三)


 
C 今日は三島さんに、日本の美についてお聞きしたいと思います。私、来日した年に京都の竜安寺の石庭を見たんですが・・・まず感じたのが、月並みですけど静寂です。そして非常に精神的な深みが無生物の庭という風景に潜んでいる・・・というより何て言うんでしょう?
M 息づいている。
C ああ、そうですね。ともかく凄くスピリチュアルなものが辺りに漂っていて、私に語りかけてくるような気がしました。庭の「こころ」ですかね。とても緊張しました。でも「美」という点では、どう考えてもよくわかりませんでした。それで先生にお聞きしようと。
M 石庭の美を「美」と呼ぶなら、それは日本人の美意識の根本が「死」にあるのであって、石庭は死そのものの不死を形象化したものだと私は思っています。
C すみません、よく分かりません。具体的に言うと・・・?
M 例えば、そして最も完璧な実例として、ギリシア人は美の不死を信じていた。人体を不死の美として石に刻み込んだわけです。それがギリシア彫刻です。しかし日本人は不死の人体美などは信じていない。けれども人間の不死は、魂の拠り所として精神の基盤となるものである。だからそれを表現するには死の空寂を何かに譬えて、例えば石に込めて形象化するしかなかった。それは極めて具体的な或るもの、とも言えましょう。
C ということは、日本人の求める美とは普遍的なものではなくて、一回的なものと考えていいでしょうか。

 

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『ロゴスドン』Webの連載「「裏日本」文化論」を更新しました。

 

第37回

〈オシラ遊び〉


 オシラサマのご神体は、多くの場合、桑の木で作られる。桑の木に馬の顔を描き、身体を人間のように作り、最後に「オセンダク」と呼ばれるかわいらしい衣装を着させることが多い(あるいはオシラサマに新しい衣を着させること自体を「オセンダク」と言ったりもする)。そうしてできたご神体は、各家の神棚に大事に祀られる。オシラサマの祭日は「命日」と言われ、旧暦の1月、3月、9月の16日とされている。このときイタコに頼み「祭祀」を行うことも多い。その「祭祀」は、概ね以下のような手順で行われる。

 

  当日はイタコが到着すると、当番がフレて歩き、部落の家々に知らせる。イタコはまず祭壇に祀られているオシラサマに向って座り、神寄せの経文を読み、九字を切る。次にオシラサマを両手に持ってオシラ祭文を語りながら宙に舞わせるが、これをオシラ遊びという。(前田速夫『白の民俗学―白山信仰の謎を追って―』河出書房新社2006年p.93)

 

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「パラレルワールドとは何か」

締切り:2018年4月23日

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(内容)『ロゴスドン』Webの哲学カフェで、あるテーマに対するみなさまの考え方、哲学などを紹介しています。今回のテーマは「パラレルワールドとは何か」です。テーマに対する回答を題名とし、それに至る経緯、考え方、主張、思想、哲学などを論述してください。

(規定)投稿は電子メールに限ります。(添付ファイルにする場合、ファイル形式はMS Wordのみ可能です。なお、ルビ、下線、太字、絵文字、ローマ数字、修飾英字、省略文字、シンボル、修飾文字、修飾数字等は使用不可です)。テーマ、題名、氏名(ペンネーム可)、住所を明記し、2018年4月23日までに弊社のEメールアドレス(logosdon@nu-su.com)にお送り下さい。文字数は、800字以上1600字以内です。

(賞品)紹介した作品の応募者には500円のクオカードを差し上げます。また、数年後に「哲学カフェ」のコーナーに掲載した作品の中から、当編集部で特に優れていると思われた作品を選出し、『哲学カフェ傑作選 第3集』と題するオンデマンド版の書籍に編纂して発行する予定です。その際、選出作品のご投稿者様には印税をお支払いたします。印税額は、「本体価格の10%×実売部数÷総作品数×貴方の選出作品数」です。毎年3月末日に締め、翌々月末日に1年分をまとめて銀行に振込みます。振込手数料は弊社で負担します。

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