『ロゴスドン』Webの連載「「裏日本」文化論」を更新しました。
第37回
〈オシラ遊び〉
オシラサマのご神体は、多くの場合、桑の木で作られる。桑の木に馬の顔を描き、身体を人間のように作り、最後に「オセンダク」と呼ばれるかわいらしい衣装を着させることが多い(あるいはオシラサマに新しい衣を着させること自体を「オセンダク」と言ったりもする)。そうしてできたご神体は、各家の神棚に大事に祀られる。オシラサマの祭日は「命日」と言われ、旧暦の1月、3月、9月の16日とされている。このときイタコに頼み「祭祀」を行うことも多い。その「祭祀」は、概ね以下のような手順で行われる。
当日はイタコが到着すると、当番がフレて歩き、部落の家々に知らせる。イタコはまず祭壇に祀られているオシラサマに向って座り、神寄せの経文を読み、九字を切る。次にオシラサマを両手に持ってオシラ祭文を語りながら宙に舞わせるが、これをオシラ遊びという。(前田速夫『白の民俗学―白山信仰の謎を追って―』河出書房新社2006年p.93)
続きは下記へ
http://www.nu-su.com/seimei.html