ヌース出版のブログ -14ページ目

ヌース出版のブログ

近刊・新刊・既刊情報等

『ロゴスドン』第26号~第78号まで鷲田小彌太先生に連載して頂いた「わかって楽しい哲学講座」を書籍化。

 

現実の生活に通用する思考の技術満載。

 

弊社初の単独著者による記念すべき書籍です。

 

『生きた哲学の課外授業』

 

(鷲田小彌太 著)

 

定価:1,650円

 

紀伊國屋のWeb書店でご購入頂けます。

 

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784902462043

 

 

2008年7月10日発行

ISBN978-4-902462-04-3 


 コンビニには小物が品数多くあるのがいい。「教養」とは雑学である。私は、哲学は雑学にしくはない、とかなり執拗に言い続けてきたため、クイズ王などに繋がる変なオッサンと思われがちである。それが少しも嫌なことではないのは、私が目指すのが、立花隆のような大仰な雑学、デパートで高級車を売るような真似ではないからだ。ただし、哲学である。コンビニでは日常必要とするものを手軽に買うことができればそれでいい。しかし、私は、雑学だとはいえ、否、雑学だからこそ、コンビニとはなにか、と聞かれたら、類例なく見事な哲学的解答を提供できなければならない。ただし、たいていは、「ごみ!」と答えるのが酔ったときの私の回答だそうだ。(本文より)

 

(目次)

■コンビニ哲学

■ボランティア哲学

■スーパー哲学

■ビックバン哲学
 ・革命の弁証法1
 ・革命の弁証法2
 ・人生のビッグバン1
 ・人生のビッグバン2

■論争哲学
 ・哲学特許
 ・加上の論
 ・理論による階級闘争1
 ・理論による階級闘争2
 ・理論による階級闘争3
 ・論争に勝たない方法

■バブルの哲学
 ・バブルはおいしい
 ・哲学は贅沢だ
 ・哲学の真髄は極端にある1
 ・哲学の真髄は極端にある2
 ・哲学のいのちはバブルだ

■戦争の哲学
 ・PKOとは平和維持活動のことか?
 ・「戦争放棄」が戦争をつくる
 ・良い戦争と悪い戦争の区別は可能か?
 ・なぜ社会主義は戦争に強いのか?
 ・戦争責任  
 ・イラクの国連査察とイラクへの軍事行動

■学校の哲学
 ・学校哲学に「哲学」はない
 ・学校哲学に「哲学」がある
 ・私塾のなかに学校哲学の可能性がある

■仕事の哲学
 ・最初に自分の経験を語ってみよう1
 ・最初に自分の経験を語ってみよう2
 ・マルクスの「仕事」とは?
 ・アルバイトと本業
 ・仕事論の白眉を紹介しよう

■酒の哲学
 ・酒の効用
 ・酒の毒

■食の哲学
 ・「食」問題
 ・「飽食」と「節食」
 ・人間とはその食べるところのものである
 ・最後の晩餐

■旅の哲学
 ・旅行
 ・留学
 ・遊行
 ・旅の人生

■読書の哲学
 ・哲学とは読書である
 ・哲学書を読む
 ・全集を読む
 ・書斎の哲学
 ・読書と人生
 ・生産としての読書
 ・消費としての読書

■家族の哲学
 ・生産の単位
 ・エロスの単位
 ・倫理の単位

■あとがき 

 

文化勲章を受章された川田順造先生には、約20年前に『ロゴスドン 第46号』の特集でインタビューをさせていただきました。その記事全文を『学問の英知に学ぶ 第三巻』の三十八章に収載させていただきました。当書籍は、オンライン書店「ホンヤクラブ」でご購入いただけます。

 

 

 本日、『句集 山桜』(竹森雅山著)がネット書店で販売開始となりました。実は、この著者は私の母の叔父です。母の父親は長男で、著者は末っ子。一番上と一番下は親子くらい歳が違う。戦前・戦中は10人くらいの子供がいる家は珍しくなかった。私の母は、幼少の頃まで著者と一つ屋根の下で暮らしていたのです。著者は母より9歳上で、お兄さんのような存在だったそうです。

 両親や祖母を入れると10人以上の大家族なので、今のような1人1部屋はありえず、著者とその母親とその孫(私の母の弟)の3人が1つの部屋で寝ていたそうです。

 著者はずば抜けて勉強が出来て、当時の中学校を飛び級で進級されたそうです。当時、陸軍士官学校と海軍兵学校は今の東京大学よりも難関だったらしく、著者が「陸軍士官学校に合格したことを知った中学校の校長先生は全校生徒を校庭に集合させ万歳三勝をした」と、私の母の祖母が何度も家族に話していたそうです。

 そういう訳で、私の母にとって著者は自慢の叔父さんなのです。母の結婚式にも著者は出席してくれたそうです。息子(私)の出版社から自慢の叔父さんの本が出せることに母は大変喜んでいます。私も、こういう形で親孝行をすることが出来て本当に良かったと思っています。

 そういう意味でも、『句集 山桜』は、私の中で最も思い入れのある本ということになります。句集としての質の高さはもちろんのこと、冒頭の「軍人を志した一人の若者の終戦記」は当時の誠実で純粋な軍国青年の心情がしみじみと伝わってきます。出来るだけ多くの日本人に読んでいただきたい、非常に貴重な日本の終戦当時の記録です。

 購入して読んでいただければ著者の印税となり白寿のお祝いになりますが、それが難しければ最寄りの図書館にリクエストしてご一読いただければと思います。どうぞよろしく、お願いいたします。

 

(株)ヌース出版

代表取締役

宮本明浩