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ある老教授

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昼間、市内の総合病院へ。その待ち時間の長さは例の如し…。
子供時代から、診察待ちは読書と決めており、そんな時間に読んだ随筆に、ロシアの諺が紹介されていました。
『百年生きて、百年学んで、馬鹿のまま死ぬ』

生きる事の大切さを説き、自らの人生に学ぶ。
傲らず誇らず馬鹿に徹する。
結果能力主義では忘れがちな事柄かもしれません。
この『馬鹿のまま死ぬ』というのが素敵です。

私が学生時代に講義を受けた老教授が、十年前くらいに書斎で一人亡くなりました。
近現代文学専門の気むずかしい先生で、私たち学生には期待など無かったかも知れませんが、印象深い講義でした。
武田泰淳などしっかり読まされた記憶もあります。
付和雷同せずに、一途な文学研究者であったのだ思います。

あの教授の風貌を思い出そうとしましたが、確か白髪であったかな…。全く記憶から消えてしまったようです。
学徒出陣経験者で、その経験談も、当時のバブル絶頂期の学生には黴臭い話にしか聞こえなかった…としたら惜しい事です。
新聞で自殺の人数が三万人を越えるペースと記されていました。

急がないで、百年生きて…馬鹿で死ぬ…。
そんな言葉も悪くはない、ふと思いました。

ハーブ

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ペパーミントでしょうか。駅のホーム際に野草として自生しています。結構、実家の近所には自然に見られます。実家でも植えましたが…日が当たらず枯れたようです。

こういうの天然ハーブって呼ぶんでしょうか。

北枕。夢日記。

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枕が変わると寝付きが悪くなる。実家に所用で帰省中だが、やはり自分の部屋で寝ても目が冴える。何か面倒なんでベットの布団も畳んだまま、北枕にして眠っている。
北枕、実は根拠など存在しないと思う。
巷では、よく熟睡できる、金運上がる、とか言われる。それならば誰も苦労はしない。

北枕との因果は知らないが、この数日眠る度に夢を見る。
あまり楽しい夢でない。この明け方、見たものは…以前、母方の祖父母が住んでいた屋敷。その部屋で一人寝ている夢。
私は夢の中でも寝付きが悪い。
荒れ果てた室内、床を鼠が走る。
仕方なく電灯を付ける。風で雨戸が鳴る。仕切りの襖が開いていて、祖父が寝ていた部屋が見える。
誰もいない。
屋敷には私一人。

熟睡できずに浅い夢を見た。
夏なので大きなタオルケットを毛布代わりに寝ている。そのタオルケット毛布は祖父が使っていたものなのだ。
しばらくは、祖父母の家の匂い(煙草であろう)がしていたが、さすがに抜けたはずなのに微かな感触が残っている。