HOODのブログ -599ページ目

聖母カラー

HOODのブログ-CA3A0037.JPG

少年時代の思い出がある街を、暗く紹介してしまいましたが…こんな店も発見。
『男の方お一人での入店はお断りしております』…の但し書き。

これは『女性アクセサリー、下着専門店』のようです。
綺麗な店構えなんで目を引きました。
聖母カラーと呼ぶらしいのですが、赤と青の組み合わせ…マリア像は、この色ですね。
女性下着の店が聖母マリアを意識しているならば、実に興味深い…。
なるほど、男一人では入れないわけです。

不況下ですが、私は個人商店にこそ景気回復と街を復活させる鍵があると思います。

廃墟

HOODのブログ-CA3A0056-0002.JPG

一時期廃墟ブームという写真ジャンルがありました。
ポストバブルの心理を反映したとも考えられるし、時間と共に崩落してゆく砂の城を見るような…そんな心象風景が人々を想像の世界に誘う。
近年、廃墟写真作家同士の訴訟などがあって作品テーマとしては萎みつつあります。

そんな廃墟写真として知られた場所の一つが、この写メです。
これは裏側なんですけどね。私は、この建物正面に向かおうとして『老ポン引き』に声をかけられてしまった訳です。

で…正面から撮影するのを諦めた…ここらあたりが私の限界なのでしょう。
老人の風貌が、昨年舞台でお世話になった老役者の方に少しだけ似ていたのも、私を現実に引き戻して撮影気分を変えてしまったのだ、と思います。

裏通り

HOODのブログ-CA3A0049-0001.jpg

さらに裏寂しいのは歓楽街…いや、恐ろしいくらい寂れていました。
この地方都市の裏張りとでも言うべき、通り全体が荒んでしまいましたね。
こう書くと語弊がありますが、飲食店や歓楽街が人々の寂しさ、人恋しさを埋めてあたのは間違いないと私は思います。
どこかで、人は見知らぬ誰かに会いたいものだ…そんな場所が荒廃したのは、単にバブル崩壊ばかりではなく、他人を結びつける作用や構造が根底から変質、あるいは消滅したのでしょうか。

人気のない歓楽街を散策していたら、目の前にポン引きの爺さんが現れて声をかけられました。本当に、父親くらいのご老人でした。

『遊んでいかないかい…』訛のない言葉が意外です。
ふと、この老人の青年時代を想像したり…裏通りの老ポン引きにしては、どこか愛嬌がありました。
人は何かをして食べてゆきます…法律ギリギリの線という選択も、また生きる上では正解なのかも知れません。