裏通り | HOODのブログ

裏通り

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さらに裏寂しいのは歓楽街…いや、恐ろしいくらい寂れていました。
この地方都市の裏張りとでも言うべき、通り全体が荒んでしまいましたね。
こう書くと語弊がありますが、飲食店や歓楽街が人々の寂しさ、人恋しさを埋めてあたのは間違いないと私は思います。
どこかで、人は見知らぬ誰かに会いたいものだ…そんな場所が荒廃したのは、単にバブル崩壊ばかりではなく、他人を結びつける作用や構造が根底から変質、あるいは消滅したのでしょうか。

人気のない歓楽街を散策していたら、目の前にポン引きの爺さんが現れて声をかけられました。本当に、父親くらいのご老人でした。

『遊んでいかないかい…』訛のない言葉が意外です。
ふと、この老人の青年時代を想像したり…裏通りの老ポン引きにしては、どこか愛嬌がありました。
人は何かをして食べてゆきます…法律ギリギリの線という選択も、また生きる上では正解なのかも知れません。