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海を見たいのさ

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写真は数年前に撮影した日立市河原子海岸付近。
子供時代、遊び場にした海岸です。
すでに、一度ブログに紹介したかも知れません。

写真の少年と老人が立っているあたりまで、かっては波が打ち寄せる磯が広がっていた所。ウメボシイソギンチャクや磯蟹がいて、悪童の良い遊び相手でした。

この少年は何を見ていたのかな…私の頃は、向こうに見える通称『烏帽子岩』の下まで海がきていました。
ちょうど、白い車があるあたりで、私も突然の大波に引き込まれて溺れかけた事がありました。
海の近くに住んだ子供だったら、誰でも一回はある経験…というか悪童に対する海の洗礼。
子供心にも、見知らぬ大自然の怖さを学んだ一瞬でした。

こうして、海を覚えた悪童等は兄貴面して海岸で遊ぶんですね。
年下の子を海の危険から守るのも大切な役割だし、好きな女の子と海で遊ぶには必要な科目と実習…。
この少年の祖父らしき男性も、そんな悪童の一人だったのかも。

夢鉄

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旧国鉄急行色のキハ22…子供時代に幾度となく利用した磐越東線、東北地方へ入る時に乗った当時の旅行イメージを思い出しました。

幼い頃、山里の中を縫うように走る二両編成の最終列車を見た事があります。山深い闇路を、灯りを引きながら列車が走り去ってゆきました。

子供の私は布団に入り考えます。
あの乗客には、どんな暮らしがあって、なぜ深夜に帰るんだろう…どこかの駅に降りて家路に着く。そこは、家族が待つ暖かい家なのか、あるいは深い闇に包まれた一人きりの家…そんな想像する私の耳に、両親や親戚等が隣の部屋で酒を楽しんでいる声が聞こえる…。
列車中に、女子高校生のお姉さんが見えたけど、こんな夜でも怖くはないのかな。
次第に私は睡魔が強くなり、走り去る列車の汽笛や家族の声が全部溶け込んで、やがて眠りに落ちてゆく。

私は、子供から大人になって社会的な意味付けを覚えて、理屈をこねる…冷ややかな笑いを浮かべて悦にいる。他人の暮らしにも想像が乏しくなる。
時に、一人身を置いて旅に出たい。想像力の回復こそ大切な癒しだと思いました。

撮り鉄になりたひ…。

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本日の新聞記事に、『撮り鉄に注意…』とJR各社が内示を出したとか。最近の撮り鉄風景、使うのは最新のデジタルカメラなんですよね。
枚数気にしないから、作業の制約は少なそうです。
今回の現実逃避行も同様ですが、私がへそ曲がりみたいに下げて歩くのは1960年代の一眼レフカメラ。
『これをリアルタイムで、やりたかったねぇ…我、写ッ…ガシャ』
私は、フィルムが尽きたら撮影は終わりになるんで枚数計算をしながら、天気が良けれはホームベンチで磯辺巻きを摘みながら缶ビールを飲む。
暇そうな駅蕎麦屋のオバさんと話し込む…オバさんには一人娘がいて、福島の方で結婚したとか、実はワタシ、バツイチで孫と酒が楽しみとか…そんな世間話。
以前、旅先の駅蕎麦屋で店のオバサンと話し込んで、慌てて列車に飛び乗ったら…なんと、お代を忘れた!食い逃げは厭なので、仕方なく再度乗り換えて引き返す私。
『別に、お代いらなかったんだよ…無理して戻る事ないんだから…あなたオモシロいお兄さんだねぇ…』と、オバサンは笑っていました。

向こうからは、古いカメラ下げた変わり者に見えたんでしょう。結局、その日は宿に着いたのが真夜中という有様でした。