夢鉄 | HOODのブログ

夢鉄

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旧国鉄急行色のキハ22…子供時代に幾度となく利用した磐越東線、東北地方へ入る時に乗った当時の旅行イメージを思い出しました。

幼い頃、山里の中を縫うように走る二両編成の最終列車を見た事があります。山深い闇路を、灯りを引きながら列車が走り去ってゆきました。

子供の私は布団に入り考えます。
あの乗客には、どんな暮らしがあって、なぜ深夜に帰るんだろう…どこかの駅に降りて家路に着く。そこは、家族が待つ暖かい家なのか、あるいは深い闇に包まれた一人きりの家…そんな想像する私の耳に、両親や親戚等が隣の部屋で酒を楽しんでいる声が聞こえる…。
列車中に、女子高校生のお姉さんが見えたけど、こんな夜でも怖くはないのかな。
次第に私は睡魔が強くなり、走り去る列車の汽笛や家族の声が全部溶け込んで、やがて眠りに落ちてゆく。

私は、子供から大人になって社会的な意味付けを覚えて、理屈をこねる…冷ややかな笑いを浮かべて悦にいる。他人の暮らしにも想像が乏しくなる。
時に、一人身を置いて旅に出たい。想像力の回復こそ大切な癒しだと思いました。