風邪貰ったかな
早めに就寝すると、深夜に目覚め…。
変な夢を見て、体調が風邪気味なのを実感。どうやら周囲にも風邪が多いようです。
流行…でしょうか。
昔、『六羽のカモメ』というドラマがあって、脚本は倉本聰であったと記憶。
森重久弥や山崎努が主演して、その劇中劇で『テレビよ、さらば』…そんな内容の一人芝居を山崎努が演じます。
話は、この世からテレビがなくなる話で…山積みに捨てられて行くテレビ、飽きられて人々に見捨てゆくメディアへ、痛烈な皮肉と風刺を投げた佳作…いや、奇作ドラマでした。
とにかく、山崎努が凄い名演技で…まだ十代だった私には強烈な印象。
最近…その山崎努がテレビCMで、何と『テレビ製品』を宣伝する謎の男性を演じています。
私には、かってのドラマシーンが強いので妙なズレを感じたんですよ。
本当に『テレビよ、さらば』…そんな時代が来ても不思議はないのに。
私が幼い頃だったら、携帯のワンセグテレビなんて爆発的に話題になったはず…でも、今は使えない迷惑機能の一つですよね。
テレビがなくなるとは誰も思わないでしょうけど…ねぇ。
ある研究者…未完の能
肌寒く、雨が降りそぶる夜になりました。
何となしに、沖縄料理居酒屋で一人飲んでます。
浅学な私ですが、心よりの能研究者多田富雄教授のご冥福をお祈りいたします。
教授の著書は幾つか手元にあります。
実は、多田教授の述べる長崎と被爆に対しての見解に、私は異論を持ったまま新作能『長崎の聖母』を見ておりました。
さりながら、『長崎の聖母』や沖縄戦を能に書き下ろした『沖縄残月記』への情熱や気骨は他に類もなく、異質な材料を組み合わせて古典劇として作り上げた成果は、後代に繋がって欲しいと思います。
昨年の夏、能『沖縄残月記』初演撮影に立ち会えたのが、多田富雄作品との完結となってしまいました。
現代人が抱える諸問題を、能という演劇に問いかけて、新たに作品化した多田作品を見ることが出来なくなったのが、何より残念でなりません。


